今年は初詣に、鹿島神宮まで行ってきました。ずっと前から行ってみたかったんですけど、この度、念願かなってようやく行くことができました。
鹿島神宮は、第一代神武天皇が天皇の位についた時に、鹿島の地に使いを派遣して造らせた、と言われています。これが正しいとすると、建立されたのは紀元前というわけで、なるほどありがたい神社ですね。
本来ですと、ここに大鳥居があります。東日本大震災で倒壊したそうでして、果たして再建される日は来るのでしょうか。
境内はかなり広いです。これが、本宮の入口に立っている楼門です。この楼門の手前で、手を洗います。
本宮です。今の本宮は、元和5年に徳川秀忠公が奉納したものです。この写真は、本宮の手前にある、拝殿です。一般人は、ここにお参りします。正月3が日を外したとはいえ、すごい人でした。
折角来たので、本宮から奥へ行ってみます。この鹿島神宮、うっそうと茂る森の中にあります。本宮のすぐ先は、本当に森の中です。
鹿園です。鹿は神様の使いだそうです。春日大社と同じですね。もっとも、春日大社は鹿が野生の状態で放し飼いですが。
奥宮です。徳川家康公が本殿として奉納した建物で、今の本宮が奉納されたときに、ここへ移築されたそうです。
要石です。鳥居の先にあります。囲いの中に窪んだ石があります。一説によると、この下は巨岩だそうで、徳川光圀公が掘っても掘っても正体がわからなかった、と言われています。
御手洗池です。鹿島の古老曰く、御手洗池の水は神代の頃より、干ばつが来ても枯れることなかったそうです。その水は清く、今でも「お茶を立てるときの水に」と、くみにくる人が絶えないそうです。確かに、このお水はとってもきれいですね。
これだけ昔から建っている神社で、しかも境内はこの広さ、更に大木が茂る森の中となると、これはかなりのパワースポットでしょう。いや、行ってよかったです。
場所は、鹿島神宮駅から歩いて4~5分のところにあります。周辺には何か所か駐車場があるのですが、大鳥居に近づけば近づくほどお値段が上がる仕組みになっています。ちなみに、大鳥居のほぼ真横だと800円。御手洗池のほぼ真横だと500円。以降、鹿島神宮から離れれば離れるほどお値段が下がって行って、鹿島神宮駅前だと最安3時間100円なんてところもありました。歩いてたった数分の違いなのに、この極端な値段の違いって一体・・・
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