この記事の写真は、写真ACからダウンロードできます
秩父市のもう一つの中心駅と言ってもいい、秩父鉄道の秩父駅です。西武秩父駅とはだいぶ離れたところにありまして、西武秩父駅との乗り換え駅は隣の御花畑駅です。本来の秩父駅はこっちでして、西武鉄道が秩父まで乗り入れる際、本当だったらこの駅まで乗り入れたかったらしいのですが、無理だということで。仕方なく御花畑駅での乗り換えということになったらしいです。（それでも駅名に「秩父」と入れたくて、駅名を「西武秩父駅」にしたんじゃないかと思えなくもない）
秩父鉄道にしては珍しく、駅舎はかなり現代的で、立派なビルです。1階にはお土産物屋さんと立ち食いそば屋さん、2階にはレストランも入っています。3階よりも上が地場産業センターみたいです。
駅前には立派なロータリーがありまして、バスとタクシー乗り場があります。また、お土産物屋さんに立ち寄るためなのか、観光バスも止まります。
改札口も、秩父鉄道にしては現代的・・・なのですが。裏が茶色い切符を売っているのに、自動改札がありません。また、秩父鉄道ではSuicaやPASMOが使えないので、カードリーダーもついていません。更に、これが一番信じられないのですが、改札内にトイレがないそうです。（それぐらい作ろうよー）
なお、さすがに自動券売機はあります。また、普段は駅員さんが真ん中（「ホームにトイレありません」の看板のあたり）に立って、切符の確認と回収をしています。
改札を抜けるといったん階段を降りて、地下道を通った後、再び階段を昇ります。これまた、秩父鉄道としては現代的なのですが、首都圏の鉄道会社だったらここにエレベーターか、車いす昇降機あたりがつきそうな感じですね。
で、左側に行くと「寄居 熊谷方面」、右側に行くと「御花畑 三峰口方面」と書いてあるのですが・・・
ホームは一つしかないので、どっちの階段を上がっても同じだったりします。この写真は、御花畑・三峰口方向を映しているのですが、三峰口行きの列車は右側に止まります。逆に、熊谷・羽生方面行の列車が左に止まります。なので、なぜかここは列車が右側通行になっています。
熊谷駅や三峰口駅同様、駅構内はかなり広いです。どうやらここが、車庫機能の一部を担っているみたいです。また、秩父鉄道は私鉄では珍しく貨物列車がありまして、この秩父駅にも止まっていました。
よろしかったら、写真素材ダウンロードサイト【写真AC】にもお越しくださいませ。当サイトの写真の一部を配布していまして、商用利用も可能です
