今回の東日本大震災で被災したのは、東北の皆さんだけではありません。関東も被災しています。で、首都圏から最も近い被災地というのが千葉県浦安市でして、様子を見に来ました。
ここは、舞浜駅です。言わずと知れた、東京ディズニーランドの最寄駅で、普段の土日だったらかなり人がいるはずなんですが・・・人は少なめです。それもそのはず。東京ディズニーランドは、東日本大震災の影響で、休園中なんです。
それどころか、東京ディズニーランド側の改札を出ると、いきなりこれ。もしかして、震災で壊れたんでしょうかねぇ。
舞浜駅の階段を下りると、バスターミナルがあるのですが、ご覧の通りの状態です。液状化現象のせいだと思うのですが、柱のあるあたりが浮き上がって、アスファルトが波打ってます。
こんな感じで、アスファルトに亀裂や段差が入ったり、舗装そのものが剥がれて土砂がむき出しになっている箇所が、あっちこっちにあります。
東京ディズニーランドは4月15日から営業を再開するらしいですが、舞浜駅の周辺のアスファルトは、直さないのでしょうかねぇ。
そもそもキューティー吉本は、舞浜まで何をしに来たのかと言いますと、東京ディズニーランドの隣に、舞浜ユーラシアという温泉テーマパークがありまして、ここへ行きたかったのです。
舞浜ユーラシアも震災の影響を受けまして、4月8日に営業を再開したのですが・・・工事中でした。やはり舞浜駅同様、液状化現象の影響を受けたみたいです。舗装のやり直しをしていました。
なお、営業を再開したといっても、温浴施設のみで、宿泊施設はまだ工事中で営業していないみたいです。
・・・と、ここで、異様な風景を。ただ真っ暗な写真です。
では、なぜこの写真が異様なのかというと、これ東京ディズニーランドなんです。この時間だと、イルミネーションが点灯して、ファンタジックな感じになっているはずなのですが、営業していないので、イルミネーションも点灯していないという訳です。
本来ですと、この先にお城が見えるはずなんですけどね。
東北地方があんまりにも悲惨な状態なので、報道される機会が少ないのですが、浦安市でも海沿いの埋め立て地では液状化現象が深刻です。何しろ、断水した箇所もあります。また、完全に家が傾いてしまったため、建てたばっかりなのに、取り壊して立て直さなければならなくなった家もあります。
なので、舞浜ユーラシアも、被災者のための特別料金がありました。何しろ、断水したらお風呂に入れないですから。
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