神戸って、どことなくレトロな感じがするんですよね。で、そのレトロムードたっぷりの看板がこれ。確か、神戸の元町駅で撮ったものです。
いや、この看板。何が泣かせるって、まず「水曜」の「曜」の時。日玉って字ですね。いまどき「曜日」の「曜」ってこの字は使わないですよね。なにせ、漢字変換できなかったですからね。
（キューティー吉本が字を見つけられなかったから？ いや、でもキューティー吉本の電子辞書でも見つからなかったんです）
次に、「催物ご案内」って、手書きじゃなくて、わざわざプラスチックをくりぬいて作った感じの文字。昔はこういう文字をいっぱい作っていて、活字を拾う見たく文字を張り合わせたほうが手間がかからなかったんでしょう。もちろん、今だったらプリンタで印刷したほうが楽でしょうね。
最後に、そもそもこの案内表示がプラスチック板をはめ込む方式になっている。しかも、色や書体がばらばらってところですね。だってぇ、もともと作ってあった板をはめ込むわけだしぃ。背景とか文字とか同じ色、同じ背景色のがあるとは限らないんだしぃ。でも、なんかこのバラバラ感がむしろいい味出していると思いますねぇ。
でも、考えようによっては、電気代は全くかからないわけで。電光式や液晶ディスプレイ方式の案内表示板が増えている中、節電という観点では合理的なのかもしれませんねぇ。
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