正しくは、これは神戸の食べ物ではありません。出石そばって言って、兵庫県の北部にある城下町で有名な食べ物です。出石そばって、大抵こうやって食べます。
これは、皿そばといいます。ご覧の通り、お皿に乗っかって出てきます。
「そのまんまじゃねぇかよ」
ただ皿にのって出てくるわけではありません。小さいお皿にちょっとずつ、小分けにして出てきます。ちょうど、わんこそばと同じようなノリですかねぇ。ただし、皿そばは冷たいおそばなんですけどね。
特徴はというと、おそばが太くて平べったいんですよ。しかも、つるっとのど越しのいい感じになってるんです。
出石へ行くと、皿そば屋さんがいっぱいあるんですけどね。神戸にも皿そば屋さんがあります。これは確か、神戸ハーバーランドで食べた皿そばです。一人前は5皿なんですけど、絶対に足りないからってわけで、いきなり10皿頼んでます。
皿そば食べるのに大事なアイテムがこれ。
まずは、卵を割って、解きます。ここへ、とろろを入れるんです。しっかり混ぜたら、そこへおだしを入れます。ここへ、おそばをつけて食べるというわけです。なので、冷たいとろろそばを食べている感じですかねぇ。
ちなみに、大抵の皿そば屋さんには台帳がありまして、皿そば20皿以上食べると記録に残るんです。で、皿そば大食いランキングってのがありまして、皿そば屋さんにはいっぱい食べた人の名前と、何皿食べたかが壁に張ってあったりします。トップランクに入る人って、60皿ぐらい食べるみたいですね。
また、出石では皿そば大食い大会なんてのもあるらしいです。キューティー吉本は出たことないですけどね。
もう一つのこだわりが、このお皿と入れもの。これ、出石焼なんですね。白くて透明感があって、優しい色をしてますね。
出石へ行くには、まず京都か新大阪から、城崎温泉行きの特急に乗ります。で、約3時間ぐらいで豊岡に着きます。
(ちなみに、豊岡は城崎温泉の2つ手前の駅です)
豊岡から、出石行きの全但バスに乗って、終点で降ります。東京からだと軽く6時間以上かかるので、結構ハードルは高めです。城崎温泉に行ったときに、立ち寄る感じですね。
去年山陰本線を完乗した時も、もちろん豊岡ってとおってます。残念ながら、出石は行ってないですけどね。
写真は、城崎温泉駅です。たぶん城崎温泉にも皿そば屋さんはあるかもわかりませんが、城崎温泉に行ったらカニが食べたくなりますね。
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