(注:再訪しました。詳しくはこの記事をご覧ください)
キューティー吉本が行きたかったのは、ここ。長田本庄軒です。神戸三宮のセンタープラザのB1階にあります。
長田本庄軒って、最近では首都圏にもありまして・・・
「なんでわざわざ長田本庄軒なの???」
そうですよね。高松まで行って、はなまるうどんとか、丸亀製麺のうどんを食べて帰ってくるようなもんですよね。いや、そうではありません。
実は、首都圏の長田本庄軒には存在しないメニューがあるんですよ。それが、のれんにも書いてある「ぼっかけ玉子モダン」なんです。これが食べたくて、三宮のセンタープラザに寄ったってわけです。
しかし、ご覧の通りお店には行列ができてまして。まだ晩ご飯には早い時間だったんですけどね。写真には4人ぐらいしか写ってないですけど、実際にはもっと並んでます。キューティー吉本も、食券を買って列に並ぶとします。
これが、長田本庄軒のぼっかけ玉子モダンです。
「あれ~、これってお好み焼きじゃん。長田本庄軒って言ったら焼きそばなんじゃないの???」
はい、確かに。でも、これも焼きそばなんです。お好み焼きじゃないんです。
作り方ですが、まずは普通にぼっかけ焼きそばを作ります。ぼっかけというのは、牛すじの煮込みのことです。なので、ぼっかけ焼きそばというのは、牛すじ煮込みの入った焼きそばということです。余談ですが、首都圏ってスーパーで牛すじ滅多に売ってないから困るー。
ぼっかけ焼きそばを作ったら、卵を解いて、その中にぼっかけ焼きそばを投入します。つまり、ぼっかけ焼きそばを解き卵にからめるわけですね。後は、お好み焼きを焼くのと似た感じで、鉄板で両面焼けば完成です。おはしではなく、こてでいただきます。お好み焼きではないのですが、形と言い、こてで食べるところと言い、お好み焼きを食べている錯覚を覚える一品です。
オムそばと違って卵とからめてあるので、オムそば以上に半熟玉子のトロッと感があって、しかもややピリ辛感があるソースが利いていて、これはうまいですねー。ちなみに、近畿ではお好み焼きと焼きそばでは違うソースを使うケースがよくありまして、焼きそばソースの方がさらっとしていて、それでいてスパイシーな感じになっています。なので、スーパーにも「お好み焼きソース」「焼きそばソース」って感じで売ってます。
話が横道にそれましたが、いやーぼっかけ玉子モダン、東京でもやって欲しいですねー。ネックとなるのは、普通の焼きそばより焼くのに手間がかかるのと、玉子をアルデンテに焼くのに技術力が要る(事実、三宮センタープラザでは若いアルバイト君はいなくて、おばちゃんが手慣れた手つきで焼きそば焼いてます)ってところでしょうね。
よろしかったら、写真素材ダウンロードサイト【写真AC】にもお越しくださいませ。当サイトの写真の一部を配布していまして、商用利用も可能です