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高崎城址のすぐ近くに、中央ぎんざ通りがあります。ここは商店街になっていまして、ご覧の通り立派なアーケードがあります。しかし・・・なのですが、ご覧の通り人影はまばら・・・というかほとんどなしって感じなんです。これ、早朝の写真じゃなくって10:00頃、つまり居酒屋みたく夕方以降に開くお店を除いて、もう開店していても不思議ではない、ていうか普通は開店している時間なんです。
それなのに、歩いている人はキューティー吉本を除いてゼロ。理由はすごく簡単で、開いているお店がないんです。どのお店もことごとくシャッターが下りていて、商店街じゃなくってシャッター街と化してしまっているんです。当然、活気はゼロ。まるで元気がない状態です。それなのに・・・
「元気です! 中央ぎんざ」
って「うそつけーーーーーーーっ!」って言いたくなります。
この写真をよーく見て欲しいのですが、奥の方が通行止めになっているんです。キューティー吉本が通ろうとしたら・・・
「ここは通らないでください」
・・・と、警備員さんに追い出されてしまいました。一体何事かと思ったら・・・
恐らくこないだの大雪が原因なんでしょう。アーケードが雪の重みで潰れて、無残な姿になってました。
手前の方は、屋根が完全になくなって、骨組みだけが残っている状態です。しかも、これは大雪とは関係ないとは思いますが、骨組みも錆が広がっていて、老朽化が進んでいる状態です。写真の奥の方は、両端だけどうにか屋根が残っているものの、真ん中の部分が崩落していて、しかも骨組みがV字型にひしゃげてしまっています。
災害復旧工事って言ったって、崩落したアーケードに新しく屋根を付けるのか、それとも屋根を撤去するのか。いずれにしても、ここって東京の銀座とは裏腹に、お店は昭和の時代から歴史が止まってしまっている感じで、なつかしさも感じる一方で「これじゃお客さんも来ないんじゃないの?」って思ってしまう商店街でした。
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