旅の攻略法


ボーイング767-200 羽田空港 国内線第1旅客ターミナルにて

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松本駅から松本城まで歩いて行ってみた



松本城 天守閣 松本城公園側から撮影

松本城へ行くには、バスで行った方が楽です。松本駅または松本バスターミナルから松本城・市役所前バス停で降りれば、すぐ目の前にあります。運賃は、大人200円です。

松本バスターミナル 総合案内 時刻表と運賃表

しかし、ここはひとつ、松本駅から歩いて行きたいと思います。

松本駅前 あがたの森通り 松本市の中心街です

松本駅のお城口(東口)から、まっすぐ伸びている道を歩きます。この辺りが、松本市一番の繁華街です。近くに、松本バスターミナルもあります。

松本 あがたの森通り 国府町交差点 松本城へはここを左折します

歩いたと思ったら、あっけなく国府町交差点に着きました。松本城へは、ここを左に曲がります。

松本 国府町交差点を左折したところ ここは西堀通りです

左に曲がると、ここが松本市の繁華街とは思えない光景が。でも、右を向けばPARCOがあったりして、やっぱりここは繁華街なんだなって思えてしまいます。

松本 西堀通り 中心街に近いというのに住宅地のような感じです

更に進むと歩道が狭くなり、繁華街というよりは住宅街の中を歩く感じになります。「おいおい、これ本当に松本城に通じる道なのかよ」と思いつつ、かまわず直進します。

松本 中央大手橋 この橋を渡って更に直進します

更に進むと、行く手に橋が見えます。中央大手橋という橋らしいです。更に不安がよぎるのですが、かまわず直進します。

松本 西堀通り ここでいよいよ歩道がなくなります

更にその先は・・・というと、ついに歩道がなくなります。しかも、肝心の松本城は、全然見えません。半信半疑になりつつも、直進します。

松本 西堀通り 松本税務署の前です

その先には、松本税務署が見えました。

「これ、本当に松本城に着くのかなぁ・・・」

と、ふと右を見ると・・・

松本 西堀通り 松本税務署の前 右を向くと松本城が見えました

見えました。松本城です。松本城の天守閣って、松本市街地だったらどこでも見えるというわけではなく、松本城のすぐ近くまで行かないと見えないんですね。

松本城公園入口 松本城はすぐ近くに行かないと見えません

松本税務署のある交差点を右に曲がると、松本城公園の入り口に着きました。ここまで、松本駅から歩いておよそ20分でした。

松本城公園 松本市まちめぐり案内

これば、松本市の地図です。松本駅前のあがたの森通りを進んで、西堀通りをずーっと進んできたのがわかるかと思います。



SuicaやPASMOが使えない鉄道会社があるのはなぜ?



JR東日本をはじめとして、首都圏の列車と地下鉄、バスでは、Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA、nimocaなどの全国共通交通系ICカード(以下、Suicaと略します)が使えるのがもはや常識となっています。しかし、都心から離れたところに行くと、未だにSuicaが使えない鉄道会社や、バス会社があります。

秩父鉄道線 秩父駅 Suica、PASMOなどのICカードは使えません

例えば、羽生から熊谷を経由して、三峰口を結ぶ秩父鉄道秩父駅には、Suicaが使えない旨でっかく書いてあります。

上毛電鉄線 中央前橋駅 改札口 Suica、PASMOは使えません

また、中央前橋から赤城を経由して、西桐生を結ぶ上毛電鉄も、Suicaは使えません。このため、中央前橋駅の改札には、自動改札もICカードリーダーもありません。

1.Suicaは、他の電子マネーよりも仕組みが複雑である

「機械ぐらい買えよ。Suicaなんて、いまどきコンビニだって使えるんだからさぁ。」
なんて考えている方もいらっしゃいますが、簡単に設置できるのは物販の場合。物販だと単純に引き落とし金額を入力して、ICカードリーダーにタッチしてもらえばいいだけなので、仕組みが簡単なのです。

ところが、Suicaを電車やバスで使う場合はそうは行きません。乗車駅と経由駅を記録して、下車駅で運賃を算出してから引き落とす、という処理が必要なのです。このため、乗車駅と経由駅には、どこの駅から乗った(または通った)かを、Suicaに記録しています。で、下車駅ではこの情報を元に、最安の運賃を算出して、Suicaの残額から差し引く、しかもそれをタッチした瞬間に行うという、高度な技術が使われているんです。もちろん、システムの導入にはソフトウェア開発費を含め、多額の資金がかかります。

要は、コンビニでSuicaを使っているのと、電車・バスでSuicaを使っているのとでは仕組みが大きく異なり、後者の方がより高度なことをやっているんです。その分お金もかかりまして、中小の私鉄やバスでは導入する資金を捻出できないのです。

2.サイバネ規格に準拠しなければならない

全国には、ICカード乗車券を採用しているにもかかわらず、Suicaが使えない鉄道・バス会社があります。例えば、同じ九州の市電でも、熊本市電はSuicaが使えます。なので、熊本のレトロ電車にもSuicaが使えますと書いてあります。

熊本市交通局 101号 レトロ電車 熊本駅にて撮影

ところが、鹿児島市電はICカード乗車券が使えるのに、Suicaは使えません。このため、鹿児島のレトロ電車には、ICカードリーダーがついているにもかかわらず、Suicaが使えないのです。

鹿児島市交通局 101型 観光電車 車内 鹿児島駅にて

その他、広島電鉄ゆいレールなど、特に地方都市あたりだと、独自のICカード乗車券を採用しているためにSuicaが使えない鉄道会社やバス会社があるんです。

「ICカードが使えるのに、なんでSuicaが使えないんだよ!」

それは、全国共通のICにするためには、日本鉄道サイバネティクス協議会が策定した規格(通称:サイバネ規格)に準拠しなければならないからなのです。サイバネ規格を採用するには、まずはこの協議会に参加しなけばなりません。それには、多額の年会費を支払わなければならないのです。しかも、路線の追加や変更、廃止を行った場合には申請をしなければならない等、結構面倒だったりするのです。

この費用や負担を嫌って、敢えてサイバネ規格に準拠せず、独自規格のICカード乗車券を採用する鉄道会社・バス会社があるんです。

3.約款を変更しなければならない

これは、JR東日本をはじめとして、A駅からB駅に行くときに複数ルートが存在する鉄道会社の場合の話です。Suicaで乗った場合、正確な乗車経路を特定することができません。また、切符を買うときに乗車経路を指定することもできません。このため、「どの経路で乗ったとしても、最短経路を経由したものとみなして運賃を算出する」と約款に記載する必要があるんです。

では、具体的にどうするかというと、大都市近郊区間に含めるということ。実はJRには大都市近郊区間を乗車している場合、実際の乗車経路にかかわらず最短距離を乗車したものとみなして運賃を計算するルールになっていまして、Suicaが使える区間はこのルールを適用できるよう、大都市近郊区間に含める必要があるんです。

このため、東京近郊区間は関東圏を超え、遠く山梨県や長野県まで範囲に入っています。

「長野県って、どこが東京の近くやねん!」

・・・と突っ込みを入れたくなるかと思いますが、これは首都圏でSuicaが利用できる範囲は約款上、東京近郊区間に含める必要があるからなのです。

4.では、Suicaで乗って、Suicaが使えない駅で降りたらどうなる?

上毛鉄道線 赤城駅 改札口 ICカードリーダーは東武鉄道に乗るときしか使ってはいけません

「改札口にICカードリーダーがない時点で、Suicaが使えないとわかるから気づくのでは?」

・・・と思う方もいらっしゃるかと思いますが、さにあらず。前述の通り、ICカードリーダーがついているのにSuicaが使えないケースがあります。

また、Suicaが使える鉄道会社と、Suicaが使えない鉄道会社の共用駅の場合、Suicaが使えない鉄道会社にSuicaで乗ってしまうケースがあります。この写真は、赤城駅。ICカードリーダーが付いていますが、Suicaが使えるのは東武鉄道線に乗った場合のみ、上毛電鉄線ではSuicaは使えません。ここで、上毛鉄道線に乗る人が、誤ってSuicaをタッチして改札口を通過するケースが考えられるのです。

更に、JRでSuicaエリア内からSuicaエリア外に乗る。Suicaが使える鉄道会社と、Suicaが使えない鉄道会社の間で、列車が相互乗り入れしている・・・など、Suicaで乗ったお客が、Suicaが使えない駅で降りるケースは十分に考えられるのです。

東京メトロ有楽町線 新木場駅 自動改札機 ピンクの自動改札機はICカード専用です

では、Suicaで乗って、Suicaが使えない駅で降りた場合、何が起こるのでしょう。

もちろん、Suicaが使えない駅で降りた場合、当然ですが運賃をSuicaで払うことはできません。現金で支払うことになります。しかし、それだけだとSuicaに乗車駅の情報が残ってしまいます。そこで、乗車駅の情報を消してもらわないといけないのです。もちろん、Suicaが使えない駅ではできません。なので、運賃を精算した時に、運賃を支払い済みであることの証明書がもらえます。で、Suicaが使える駅に行ったときに、この証明書とSuicaを駅員さんに渡して、Suicaの乗車駅情報を消してもらうんです。

これは、JRでSuicaエリア内の駅から、Suicaエリア外の駅へ行った場合も同じ。言うまでもなく、とっても面倒くさいです。

野岩鉄道 会津鬼怒川線 特急リバティ会津 前面 川治湯元駅にて

東武特急リバティ会津って、東武鉄道から野岩鉄道を経由して、会津鉄道の会津田島まで行くのですが、Suicaが使えるのは東武鉄道線内のみ。野岩鉄道線と会津鉄道線内ではSuicaが使えません。これ、かなり危険でして、浅草か北千住あたりで特急リバティ会津にSuicaで乗って、新藤原駅から先の駅へ行くと、かなり高額の運賃を請求されるケースがあるんです。しかも現金精算で、Suicaはしばらく使えなくなるというおまけつきです。事実、これを知らずに特急リバティ会津にSuicaで乗って、野岩鉄道の車掌さんから現金で精算するよう言われ

「機械ぐらい買えよ!」

と逆切れしていたおじさんがいました。確かに、東武鉄道の駅で特急券を買う時点で、新藤原から先の駅に行くかどうかはわかるはずなので、東武鉄道の駅で、新藤原以遠の駅への特急券のみを買おうとしたお客さんに

「Suicaは使えませんので、乗車券も買わないといけないのですが、よろしいですか?」

・・・と注意喚起する必要は大いにあるのではないかと思います。




函館駅から北海道新幹線に乗ってみた



JR函館本線 函館駅 駅舎

ついに新幹線が北海道までやってきました・・・が、残念ながら函館駅には新幹線は来ません。なので、函館駅から北海道新幹線に乗るには、在来線で新函館北斗駅まで行かないといけないのです。

JR函館本線 函館駅 改札口

函館駅にはみどりの窓口があるので、当然北海道新幹線の切符も売っています。しかし、問題は一体何分の余裕を見ればいいか・・・です。

JR北海道 733系 はこだてライナー 前面

答えはこれ。はこだてライナーです。実は、北海道新幹線の発着時刻に合わせて、はこだてライナーが走っているので、函館駅を何時にはこだてライナーが出るかを見れば、何時のはやぶさに乗れるかがわかるのです。なので、はこだてライナーの発車時間の後に出るはやぶさの切符を買えばいいわけですね。ちなみに、函館新函館北斗はおよそ20分。乗り換え時間を考えて、大体30分はかかると思ったほうがいいでしょう。

JR北海道 733系 はこだてライナー 側面

新幹線に連絡する列車なんだから、特急? 快速? ・・・と思ったら、なんと普通列車でした。函館新函館北斗間には特急スーパー北斗も走っていますが、所要時間はあんまり変わらないので、お金の無駄だと思います。

JR函館本線 新函館北斗駅 1番線・2番線 主にはこだてライナーと札幌方面行きが発着します

はこだてライナーは1番線、ホームの端っこに着きます。ここから北海道新幹線の乗り換え改札へは、結構歩きます。なので、時間に余裕のある方は、はこだてライナーのなるべく前の車両に乗っておいたほうがいいと思います。

JR北海道新幹線 新函館北斗駅 11番線にある在来線乗り換え口

1番線のすぐ先に、北海道新幹線の乗り換え改札口があります。ここで、新幹線特急券と乗車券を入れて通ります。

JR北海道新幹線 新函館北斗駅 11番線 主に東京方面行きの列車が発着します

で、乗り換え改札口のすぐ先に11番線がありまして、ここから東京方面行きの北海道新幹線はやぶさが発着します。はこだてライナーを降りてから、はやぶさに乗るまでは水平移動。エスカレーターやエレベーターに乗る必要はありませんでした。

JR北海道新幹線 新函館北斗駅 12番線 主に東京からの折り返し列車が使っているみたいです

ただし、新函館北斗に到着した列車は大抵12番線に着きまして、ここはエスカレーターやエレベーターで移動です。

JR北海道新幹線 新函館北斗駅 モバイルSuicaで乗ってきた人のための自動券売機

また、函館市内はSuicaやKitacaなどのICカードが使えません。もしモバイルSuica特急券で新函館北斗まで乗ってきた人は、新函館北斗駅で切符を買う必要があります。





今更人に聞けない新幹線の切符の買い方



JR東海 東海道新幹線 N700系 のぞみ ひかり こだま 前面 東京駅にて

新幹線に乗るためには、当然ではありますが切符を買う必要があります。新幹線の切符は、JRの駅で売っている・・・と言いたいところなのですが、すべての駅で売っているわけではありません。新幹線の切符を売っているのは、みどりの窓口がある駅か、指定席を買うことができる券売機がある駅だけです。ま、早い話が、駅員さんがいる駅で、しかもそこそこ大きい駅ということですね。このほか、JTBなどの旅行会社(もうちょっと難しくいうと「旅行代理店」)でも買うことができます。

新幹線に乗るために、絶対に買わないといけない切符は、次の2種類です。

  • 乗車券
  • 新幹線特急券

乗車券というと随分難しそうに聞こえますが、これが普通の切符というわけですね。新幹線に限らず、どの列車に乗る場合でも、乗車券は買わないとダメです。なお、青春18きっぷ秋の乗り放題パスなどのように、お得な乗車券の中には新幹線に乗れないものもあるので、気を付けてください。

JR北陸新幹線 金沢駅 ゴールデンウィークのせいか列車が3本止まっていました

また、新幹線は特急扱いなので、乗車券とは別に特急券が必要です。列車によっては、乗車券のほかに特別な切符を買わないと乗れない列車というのがありまして、新幹線はこれに該当するというわけです。ただし、新幹線の特急券といっても、いくつか種類があります。

  • 自由席特急券
  • 指定席特急券
  • 立席特急券

新幹線の座席って、大ざっぱに分けて自由席と指定席があります。このうち、自由席に乗る場合は自由席特急券を、指定席に乗る場合は指定席特急券を買う必要があります。では、立席特急券(「りっせきとっきゅうけん」と読みます)は何かというと、例えば全車指定席の列車しか走っていない区間があるなどの理由で、指定席を自由席料金で乗る場合に買う特急券です。(詳しくは、この記事をご覧ください)

立席特急券 こまち号

この他、グリーン車やグランクラス車に乗る場合は、指定席特急券のほかにグリーン券が必要です。また、新潟駅まで上越新幹線で行って、新潟から特急いなほに乗ってあつみ温泉駅に行く、京都駅まで東海道新幹線で行って、京都から特急きのさきに乗って城崎温泉駅に行く、といった具合に、新幹線に乗った後に、新幹線じゃない普通の路線(「在来線」といいます)の特急に乗る場合(またはその逆)、特急券は一緒に買いましょう。この場合、在来線の特急料金が半額になります。

JR山陰本線 京都駅 園部・福知山・城崎温泉方面行きホーム

なお、乗車券と新幹線特急券を買ったからと言って、切符が2枚になるとは限りません。乗車券と新幹線特急券の目的地が同じ場合、切符が1枚になる場合があります。また、

東京駅まで新幹線で。」
新大阪駅まで新幹線で。」

という場合、行き先が東京駅新大阪駅ではなく、「東京都区内有効」「大阪市内有効」となっています。これは、「料金は東京駅までで計算してますけど、東京23区内だったらどこで降りても同じ料金ですよ」「料金は大阪駅までで計算してますけど、大阪市内だったらどこで降りても同じ料金ですよ」という意味です。なぜこうなっているのかというと、「ある特定の都市内の中心駅から201km以上ある駅の場合、中心駅からの距離で運賃を算出する」というルールがあるからです。このルールを適用する都市は他に、札幌仙台横浜名古屋京都神戸広島、北九州、福岡です。

JR九州 九州新幹線 800系 熊本駅にて撮影

原則として、新幹線の特急料金は、新幹線ごとに計算します。例えば、秋田新幹線秋田から大宮に行き、大宮から上越新幹線に乗って新潟へ行った場合(そんな乗り方をする人がいるかどうかは別として)、秋田新幹線秋田大宮の特急料金と、上越新幹線大宮新潟の特急料金を合算します。

例外は、東海道・山陽・九州新幹線です。東海道新幹線と山陽新幹線に乗った場合、通算で計算します。例えば、東京駅から新神戸駅に行った場合、東京-新神戸間の特急料金です。また、山陽新幹線と九州新幹線に乗った場合も、通算で計算します。例えば、広島駅から熊本駅に行った場合、広島の特急料金です。

では、東海道新幹線から山陽新幹線を経由して、九州新幹線に乗った場合はどうするかというと(そんな人がいるかどうかは別として)、東海道・山陽新幹線の特急料金と、九州新幹線の特急料金を合算します。例えば、京都駅から鹿児島中央駅に行った場合、東海道・山陽新幹線の京都博多間の特急料金と、九州新幹線博多鹿児島中央の特急料金を合算します。





キューティー吉本が観光バスに乗らない理由



(注:この記事は、キューティー吉本の独断と偏見で記述しております。このため、事実に基づく記事の正確性につきましては保証いたしかねます)

旅行ブログをやってるぐらいですから、キューティー吉本は旅行好き。それなのに、絶対に乗らない乗り物があります。何かというと、観光バスです。なので、よく旅行のパンフレットなんかで観光バスを利用したバスツアーや、安さをうたい文句にしたツアーバスにも乗りません。

京都市バス 青地に白文字の系統番号だと市内均一料金です 京都駅前バスターミナルにて

世間で運行されているバスは、路線バスと観光バスの2種類があります。路線バスは、バスの走るコースが決まっているバスで、運賃を支払えば誰でも乗れます。高速道路を経由して長距離を走る高速バスや、空港と近隣の都市を結ぶリムジンバスも、路線バスの一種です。

観光バスは、会社や団体が1台のバスを丸ごと借りる形態のバスで、出発地やコース、目的地はバスを借りた人が自由に決めることができます。会社や団体と書きましたが、もう少し具体的に言うと、学校が生徒の修学旅行や遠足のために借りたり、会社が慰安旅行や従業員の送迎に借りたりするケースがあります。この他にも、旅行会社が観光バスを借りて、行き帰りのバスと宿泊先のホテルなどをセットにして、旅行商品としてお客さんを乗せるケースもあります。ツアーバスや貸切バスと呼ばれるケースもあります。

広島空港リムジンバス 広島バスセンターにて

では、なぜキューティー吉本は観光バスに乗らないのかというと・・・それはキューティー吉本が大学生だった時のこと。ある授業で教授に

「観光バスだけは絶対に乗らないように。」

と言われ、その教えを忠実に守っているからなのです。では、なぜ「観光バスに乗るな」という話が授業で出たのか、その授業内容をおさらいしますと・・・

まず、車の運転がうまいかどうかは、ドライビングの技術以上に、道を知っているかどうかが大事である、という話になったのです。その上で、路線バスは決まった経路しか走らないため、運転手は慣れているから大丈夫。しかし、観光バスは走る経路が決まっていないため、運転手は道に慣れているとは限らない。だから、観光バスは事故を起こす可能性が他の乗り物よりも高く、危険だから乗るな、というわけです。

実は、キューティー吉本もある観光地にて、駐車場に止まっている観光バスの運転席を見ると、お客さんがいない間に、必死で地図を見ていた運転手さんを目撃したことがあります。つまり、次にどこを走るかを必死で調べていたわけです。この運転手は完全に綱渡り状態で運転していたというわけで、これじゃ運転に集中できなくても不思議ではないなと感じました。


ここに、もし夜行バスだった場合、運転手がゆっくり休憩できるのはどこ、という問題が加わります。ここでは、大阪から東京へ行く場合を例に考えたいと思います。

路線バスの場合、翌朝東京に着き、お客さんを降ろした後、バスはバス会社の車庫に帰っていきます。また、バス会社によっては、中間地点で東京から来たバスの運転手と交代し、双方の運転手が来た道を引き返す形で戻るようにしている場合もあるらしいです。ところが、観光バスの場合、出発地の大阪まで戻らないと、車庫に戻ることができません。なので、東京ではバスは駐車場に止めるしかありません。運転手も、仮眠はバスの中で取るしかない可能性もあります。これで運転手がゆっくり眠れるはずがなく、これでバスが安全に走れるはずがありません。

高速舞子バス停 徳島からのEDDY号が停車中です

キューティー吉本は、安く済ませようとするのは間違っていることではないと思います。しかし、していいお金の削り方と、してはいけないお金の削り方があるのではないかと思っています。いくら安いからと言って、観光バスツアー、とりわけ夜行観光バスが行程に入っているツアーには参加するべきではないと思います。格安を謳うツアーバスも、同様です。

(注:写真はすべてイメージです。また、写真に出てくるバスはすべて路線バスです)