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日帰り入浴レビュー:東京天然温泉 古代の湯


東京天然温泉 古代の湯 外観

東京天然温泉 古代の湯です。実は10年以上前に、1回だけ行ったことがあったのです。が、おむつの取れない赤ちゃんにビニールのおむつカバーをつけて入浴させている。喫煙所の配置が悪くて煙を被る羽目になる。と、あまりいい印象がなかったので、1回行っただけでもういいやってことになってしまいました。なので、今回は超久しぶりに行ってみました。

東京天然温泉 古代の湯 新小岩駅前の送迎バスのりば看板

最寄り駅は、総武線の新小岩駅です。この辺りは健康ランド激戦区でして、お隣の小岩駅前にあった湯宴ランドが老朽化を理由に閉店、東京健康ランドが閉店してまねきの湯傘下に入ったのが記憶に新しいところです。

新小岩駅からは送迎バスで10分ぐらいです。この写真の看板の建っているビルが、送迎バス乗り場です。

東京天然温泉 古代の湯 新小岩駅前 送迎バス待合所

看板のあるビルには、ご丁寧にバス待合所がありました。

東京天然温泉 古代の湯 新小岩駅前 送迎バス時刻表

送迎バスの時刻表です。なんと、およそ10分に1本という高頻度でやってきます。

東京天然温泉 古代の湯 送迎バス

では、なぜこれだけたくさん送迎バスが出ているのかというと、この施設は日帰り温泉のほか、教習所、ゴルフ練習場、ボーリング場が一体となった施設でして、これらの施設共通の送迎バスだからなのです。ちなみに、送迎バスは新小岩駅のほか、常磐線の亀有駅と金町駅、京成線の青砥駅からも出ています。

東京天然温泉 古代の湯 看板

基本的に、24時間営業です。1階の玄関で靴を抜いて、下駄箱に預けます。下駄箱は100円リターン式です。下駄箱のカギをフロントに預け、入場料を支払って2階に行きます。2階大浴場の前にあるカウンターで、タオルと館内着を受け取ります。帰るときは、2階のカウンターにタオルと館内着を返却して、1階フロントで精算する仕組みです。入館料は、大人2,634円、子供1,296円で、別途入湯税150円が必要です。JAF会員は、500円引きです。深夜1時以降に滞在した場合は、深夜割増料金1,620円がかかります。

大浴場は、内湯が広ーい天然温泉風呂とバイブラバス、桧風呂、歩行浴、寝湯、高温サウナ、中温サウナ、スチームサウナ、水風呂。露天風呂が天然温泉の岩風呂になっています。天然温泉の泉質は、含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉で、塩分濃度が高く、黄色に近い茶色のお湯です。東京周辺では、比較的よく見かける泉質です。キューティー吉本の体感温度的には、天然温泉(内湯・露天風呂とも)が40~41℃、その他が41~42℃ぐらいでした。




東京健康ランド まねきの湯湯宴ランドにあった桧風呂が、ここにもありました。ただし、天然温泉ではありません。また、サウナが3種類あります。高温サウナが約90℃、中温サウナが約80℃でした。高温サウナはサウナストーブが部屋の真ん中あたりにありまして、距離が近いせいか室温よりも暑く感じました。

露天風呂は3段に分かれています。大抵のケースの場合、上に行けば行くほど湯温が高くなるのですが、全部同じ湯温でした。一番上が2人入ったらいっぱいになる小さな湯船で、さながら個室にいるような気分になれます。中段が深めの湯船、下段が広い湯船になっています。しかしながら、外とは高い壁で仕切られて、しかも天井には屋根があるので、開放感はイマイチです。

歩行浴には石が敷いてありまして、歩くと痛かったので入るのをやめました。入っている人はあまりいなくて、限りなくデッドスペースに近い状態になっています。また、寝湯は寝ながら入るには熱すぎると感じました。更に、お風呂に入っている合間に休憩するスペースがなく、申し訳程度に椅子が2~3個置いてあるぐらいで、横になって休憩するスペースがありません。これだけ広い大浴場だったら、横になるスペースを作れそうなものなのですが。

東京天然温泉 古代の湯 玄関

施設は、1階がフロントと駐車場、2階が大浴場、3階が貸切風呂と軽食コーナー、ゲームコーナー、キッズルーム、マッサージルーム、リラックスルーム。4階が宴会場です。

お風呂に入った後、4階の大宴会場に行きました。4階大宴会場が、お食事処になっています。また、各テーブルにカラオケのリクエストシートがありまして、舞台で歌えるようになっています。まさしくThat’s 健康ランド。しかし、歌っている人はいませんでした。

マカロニグラタン 東京天然温泉 古代の湯にて

最初に頼んだのが、マカロニグラタン。648円でした。グラタンを置いている日帰り入浴施設って珍しいのですが、湯宴ランドでいっぺん痛い目に遭っているので、ここはどうなのかと思い、チャレンジしてみました。

で、出てきたのがこれです。楕円形のグラタン皿が泣かせます。マカロニの火加減が絶妙で、適度にコシがあってうまかったですよ。ただし、正しい意味でマカロニグラタンでして、玉ねぎとマカロニ以外に具が入っていなかったのがやや残念です。

ポテトフライ 東京天然温泉 古代の湯にて

次に注文したのが、ポテトフライ。432円でした。皮付きのポテトなのですが、かなりの小ぶり。その代わり、表面のカリッと感が強かったです。しかも、中はホクホク。お味はまずまずでした。

この後は、3階のリラックスルームでお昼寝。足を延ばしてゆっくりできる、リラックスチェアーが並んでいます。すぐお隣に軽食コーナーとテレビがあり、しかも扉で仕切られていないので、物音が気になります。また、備え付けのブランケットが小さすぎて、足まで届きません。「1人1枚でお願いします」と書いてあるのですが、おいおいそれはないだろって感じです。なので、お昼寝には向いていないと感じました。

天然温泉と貸切風呂があるのは、ポイントが高いと感じました。一日ゆっくりできる施設であることは間違いないのですが、お食事処のメニューが充実していないのと、リラックスルームが静かでないため、マイナス点が大きいと感じました。しかしそれ以上に、この施設に行く積極的な理由が見つからないんです。

別に、天然温泉に入りたいんだったら天然温泉平和島とか舞浜ユーラシアに行けばいいわけで、ハードウェア的にこの施設の強みが感じられず。こうなるとソフトウェア的にまた行ってみたいと感じさせる要素が欲しいのですが、それがないんですね。キューティー吉本的には、子供連れだったら東京ランド まねきの湯、一人でゆっくりするんだったら両国湯屋 江戸游に行くかなぁ。

日帰り入浴レビュー:天然温泉 楽天地スパ


東京楽天地 天然温泉楽天地スパは9階にあります

天然温泉 楽天地スパに行ってきました。場所はJR総武線の錦糸町駅前・・・て言うか、駅と交差点を挟んで隣にあります。なので、錦糸町駅のホームからも見えます。東京楽天地の9階にあります。

法典の湯と名前が似てるなぁ。」

・・・・と思った方もいらっしゃるかも知れません。楽天地天然温泉というのは本来ここのことで、楽天地天然温泉が作ったスーパー銭湯が、法典の湯だったというわけです。

東京楽天地 1階エレベータ 天然温泉楽天地スパは、このエレベーターで9階です

楽天地スパへは、エレベーターで9階へ上がります。

営業時間は24時間で、入浴料は2,400円、60分1,250円、深夜割増料金が1,100円です。タオル、館内着、アメニティが付いています。都市型サウナでして、残念ながら男性のみです。

お風呂は内湯のみでして、乾式サウナ、スチームサウナ、水風呂、楽天地天然温泉、高濃度炭酸泉です。キューティー吉本の体感温度的には、楽天地天然温泉が40℃~41℃、高濃度炭酸泉が38℃~39℃ぐらいです。

天然温泉 楽天地スパ 旧:楽天地天然温泉 東京楽天地1階の立て看板

温泉はナトリウム-塩化物泉で、ほとんど黒色と言ってもいいぐらいの茶色です。ツルスベ感が強く、かすかに石油のような匂いがします。大和の湯市原の江戸遊あたりが近い泉質だと思います。都市型サウナなので、メインはサウナなのですが、ここのお湯はほんといいお湯です。

サウナはかなりの広さで、温度は若干高めにしてあります。そのせいか、水風呂も広めに作ってあります。なお、ロウリュウもやっています。また、大浴場からは外が良く見えまして、この辺りだと他に高い建物がなく、空が広く見えます。これで露天風呂があったらサイコーなのですが、それは無理か。お風呂→サウナ→水風呂→軽くお風呂→休憩の順で入ってました。

かりかりチーズ 天然温泉 楽天地スパにて

で、お風呂上がりの呑みです。まずは、生ビールのセット。820円でした。おつまみは、かりかりチーズを選びました。名前の通り、チーズにカリッとした食感の衣をつけて揚げたものです。チームはとろっとろなのかと思ったら、そうでもなかったです。確かに、ビールに合うおつまみです。

ミックスピザ 天然温泉 楽天地スパにて

続いて、ミックスピザ。750円でした。ご覧のとおり、結構な厚さでした。生地は薄目でカリッとした食感。チーズがたっぷりでこの厚さに仕上がっています。ビールやハイボールがよく合います。しかし、一緒に出てきたフォークはいったい何に使うんだろう? あと、ミックスピザと言っておきながら、具がほぼ入っていなくて、これだったらチーズピザでは?

鮭茶漬け 天然温泉 楽天地スパにて

最後に、鮭茶漬けで〆ます。420円でした。しかし、鮭と言っても鮭フレークをかけた感じ。しかも、ずいぶんお茶が少なめ・・・と文句を言いながらも、ぺろりと食べてしまいました。大きさは、お茶碗1杯分よりちょっとご飯多めって感じでした。

この他、リクライニングチェアーと漫画本が置いてある休憩室、ごろ寝用のマットが置いてある仮眠室、マッサージがあります。仮眠室でお昼寝しようと横になっていたら、何やら掛け声が。どうやら壁一枚隔ててフットサルコートがあるみたいで、その物音が仮眠室に入ってくるみたいです。また、毛布は置いてあるのですが、どう見ても短すぎ。なので、寝心地は今一つでした。

天然温泉 楽天地スパ 旧:楽天地天然温泉 入り口

都市型サウナと言っても、中はとってもきれいで快適でした。錦糸町駅は東京駅から総武線快速で3駅目にありまして、しかも24時間開いているので、夜行バスを利用する人で、お風呂に入りたい人にも便利かもしれません。若干お値段は高めですが、館内着が付いているのと、東京のど真ん中であのいいお湯に入れるというメリットがあります。


日帰り入浴レビュー:ファミリー 湯宴ランド小岩


湯宴ランド小岩 正面玄関

今ちょっとマイブームなのが、東京23区内の日帰り入浴施設を回ってみる・・・というわけで、ファミリー 湯宴ランド小岩に行ってみました。

湯宴ランド小岩 JR小岩駅のホームから見えます

場所は、JR小岩駅から歩いて3分のところにあるのですが、実は小岩駅のホームから見えるんです。中野・三鷹方面行きのホームから、北側を眺めるとすぐわかります。ちなみに、この辺りは湯宴ランドの他に、東京天然温泉 古代の湯や、東京健康ランド まねきの湯などもあり、健康ランド激戦区なのですが・・・

湯宴ランド小岩 2016年4月20日限りで閉館の告知ポスター

残念ながら、2016年4月20日で閉店だそうです。告知ポスターの内容をそのまま書きますと・・・

閉館のお知らせ

湯宴ランドは、店舗老朽化にて、お客様に安心・安全・快適な空間をご提供できなくなって参りました。又、春以降、区による駅前再開発事業による影響も有り、

2016年4月20日(水)をもって閉館致します。

長年に渡りご愛顧頂き誠に有難うございました。従業員一同厚く御礼申し上げます。

・・・だそうです。館内には、もう少し詳細な説明書きがあったのですが、それは後程ご説明させていただくとして。上記の理由で、キューティー吉本がここへ行くのは最初で最後ということになってしまいました。

湯宴ランド小岩 7階建てのレジャービルです

湯宴ランドはビルになっていまして、1階がフロントと岩盤浴、2階が女性大浴場、3階が喫茶・軽食と女性レストルーム、4階が大宴会場と男女レストルーム、5階がマッサージと男性レストルーム、6階が男性大浴場、7階が湯宴座です。閉店の日まで、フィナーレ企画で入館料が1,500円になっていました。フロントで下駄箱のカギを渡し、入館料を支払い、脱衣場へ行きます。しかし、このロッカーがかなり年季が入っていまして、横幅が狭い。しかも、ロッカー内の網棚がひん曲がっていまして、よくこれだけ使ったなって感じです。




大浴場は、内湯がスチームサウナ、乾式サウナ、水風呂、白湯、酵素風呂、薬湯、ジェットバス。露天風呂が檜風呂と那須塩原温泉です。特筆すべきは、東京都内だと東京健康ランドまねきの湯にしかないと思っていた総ヒノキのお風呂が、ここ湯宴ランドにもあったという点です。もっとも、4月20日で閉店してしまうので、4月21日以降は「やっぱりまねきの湯にしかないだろう」に戻るのですが。

サウナは結構広いのですが、なぜか型の違うサウナストーブが3台並んでいまして、しかも室内が暑く感じました。なので、早々に退散します。

で、天然温泉じゃないのは仕方ないとして、塗装の剥げや金属部分の錆び、天井や壁の黒ずみがかなり目立ちます。しかも、窓の部分にビニールを張って補修してある箇所が何か所かあったのですが、そこも明らかに傷んでいます。ジェットバスは、パテを盛って何度も補修しているためか、でこぼこ。挙句の果てに、休憩用のプラスチックチェアーも割れている箇所があるという始末。いくら何でもこれはひどいと感じ、早々に退散します。

鯛の薄造り 湯宴ランド小岩にて

では、湯上りに呑みに行こうかと、行ったのが5階の大宴会場。最初に頼んだのが、鯛の薄造り。醤油ではなく、ポン酢でいただきます。しかし、このお刺身がぬるい・・・というか生暖かい。これ、明らかに冷蔵庫に入れてないでしょって感じのお刺身が出てきました。食べていると何だか気持ち悪くて、正直おいしくありませんでした。

エビグラタン 湯宴ランド小岩にて

次に頼んだのが、エビグラタン。これは確かにおいしかったのですが、問題はスプーン。小さいティースプーンが付いていまして、あまりにも小さすぎて食べにくいこと食べにくいこと。グラタンって、普通フォークとスプーンが付いてくると思うんですけど…

その他、大宴会場のステージでは大音量のカラオケ。しかも常連さんと思われる60代~70代のお爺ちゃんお婆ちゃん世代の人たちのド演歌ばかり。「ここは宴会をする場所でしょ?」と言われればそれまでなのですが、いくら何でもこれはないなと感じました。早々に退散したいところだったのですが、注文したお刺身とグラタンがなかなか出て来ず。

この後、レストルームでお昼寝しました。ここにはテレビ付きのリラックスチェアーがあるのですが、横幅がなぜか狭い。で、ずらりと敷いてあるマットでお昼寝するも、あの大宴会場の大ボリュームのカラオケが聞こえてくる有様。「そんなに歌いたかったら、カラオケボックスにでも行きゃいいじゃん」って言いたくなりました。

湯宴ランド小岩 館内のご案内

開業から25年を経過して、老朽化が著しくなり。しかも、区の再開発事業が始まるとここも該当区域になり、心臓部ともいえる機械室の部分を削られることになる(・・・ていうか、削られるんじゃなくて建て替えだろ)ので、これ以上営業を続けるのが難しく、閉館させていただきますとのことでした。

確かに老朽化もひどいと思いましたが、それ以上にひどいと思ったのが陳腐化です。確かに、昭和の時代の健康ランドってこんな感じは当たり前だったのですが、「開業から25年」ということは、とっくに平成の時代なわけで。どう考えてももっと古いと思います。館内の雰囲気も、昨今だと上質で落ち着いた空間が好まれる中、リッチに見せよう贅沢に見せよう的な空間づくりがされていて、時代遅れとしか言いようがありません。岩盤浴をつけるという努力はしているものの、恐らくは大規模なリニューアル工事を一度も行わないまま、今に至っているのでしょう。何より、お風呂以外に子供が喜びそうなところがないのが痛いです。そのお風呂とて、これだと子供が気持ち悪がる可能性があり、連れていく気にはなれません。なので、お客さんはお爺ちゃんお婆ちゃんばかり。これじゃ潰れるわなって感じでした。

まねきの湯傘下でリニューアルが着々と進む東京健康ランドみたく、復活があるのか。そうでなかったらもう行くことはないと思います。


東京の地下鉄(東京メトロ)を乗りこなす5つの心得


東京メトロ銀座線 1000系 前面 表参道駅にて

東京の地下鉄の乗り方ですが、基本的にはJRをはじめとして、他の鉄道会社と同じです。要は切符を買って、改札口を通ればいいというわけです。

東京メトロ千代田線 日比谷駅 東京メトロの自動券売機 ピンクの自動券売機は定期券が買えます

PASMO、Suica、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA、nimocaなどの全国共通交通系ICカード(以下、ICカードと略します)をお持ちでない人は、自動券売機で乗車券を買います。なお、ピンク色のと青色のとがありますが、どっちでも乗車券が買えます。ピンク色の自動券売機だと、定期券が買えます。

東京メトロ有楽町線 新木場駅 自動改札機 ピンクの自動改札機はICカード専用です
次に、自動改札口に乗車券を入れるか、ICカードをタッチします。降りるときも同様、自動改札口に乗車券を入れるか、ICカードをタッチします。これだけです。

敢えて気を付けるポイントがあるとすると、自動改札機の色。まず、ピンク色の自動改札機は、ICカード専用です。乗車券で乗るときは、ピンク色の自動改札機を通ることができません。

東京メトロ有楽町線 有楽町駅 自動改札機 乗り換えのため改札を出るときは、オレンジ色の自動改札機を通ります

また、一旦改札を出て、改札の外の通路を通って、もう一度改札を入らないないと乗り換えできない駅があります(改札外乗り換えと言います)。この場合、普通の自動改札機を通ると乗車券を回収されてしまうため、乗り換えできません。そこで、改札外乗り換えをする場合は、オレンジ色の自動改札機を通ります。なお、オレンジ色の自動改札機を通ると、乗車券が出てきますので、取り忘れないように気を付けてください。

東京メトロ有楽町線 有楽町駅 乗換案内 上に線が引いてあれば、一旦改札を出る必要があります

乗り換えるときに改札を出ないといけないのか、それとも改札を出てはいけないのかどうかの判別ポイントはこれ。路線名の上に線が引いてある場合、改札外乗り換えなので、一旦改札を出る必要があります。オレンジ色の線が引いてある場合は、オレンジ色の自動改札機を通る必要があります。

同様に、背景が黄色い場合も、改札を出ないといけません。ただし、この場合は普通に改札を出る(つまり降りる)のと同じ扱いです。例えば、この駅でJR線に乗り換える場合、東京メトロの乗車券は自動改札機で回収されます。で、JR線の乗車券は改めてJRの駅で買ってくださいということです。

東京メトロ半蔵門線 08系 前面 青山一丁目駅にて

なので、決して難しくはないのですが、問題は乗車券を買うときと乗り換えるとき。

「いや、それがわかんないから東京メトロって乗りたくないんだよ!」

・・・って言われそうなのですが、残念ながら否めません。乗車券を買うとき、運賃は自動券売機の上の路線図から探すのですが、日本・・・いや世界の中でも屈指の複雑さを誇る、東京の地下鉄。路線図は御覧の通り、かなり入り組んでいます。

東京メトロ東西線 大手町駅 運賃表

なぜこんなにややこしいことになったのかと言いますと、東京はもともと皇居を起点として放射線状の道路と、その道路を環状に結ぶ道路の組み合わせでできているからです。地下鉄は大抵の場合、道路の下を掘って作るため、都心に近いところは皇居を避ける形の円形、都心から離れると皇居を起点に放射線状に線路が伸びているというわけです。このため、大阪をはじめ、その他の都市の地下鉄のように、路線を縦横で考えることができず、複雑に入り組んだ形になっているのです。

東京メトロ有楽町線 10000系 前面 新木場駅にて

また、東京の地下鉄は、東京メトロ(正式社名は東京地下鉄株式会社)の路線と、都営地下鉄(正式局名は東京都交通局)の路線の2種類があり、これが更にややこしくしています。なぜこうなったのかというと、東京の地下鉄はもともと私鉄だったからでして、私鉄だった地下鉄が合併して営団地下鉄ができて、東京都が運営する都営地下鉄ができて、営団地下鉄が民営化して東京メトロになって、現在に至るというわけです。




では、この東京の地下鉄を乗りこなす、5つの方法を教えます。

東京メトロ 銀座線 01系 前面 銀座駅にて

1.乗り換え案内サイトの検索結果にはこだわるな

地下鉄に限らず、東京では朝夕のラッシュ時を中心として、まずダイヤ通りには列車は来ません。3分から5分ぐらいは平気で遅れます。特に雨が降った日は、乗降客が多くなる分、更に列車は遅れます。なので、駅探をはじめとする、乗り換え案内サイトの検索結果で出てきた所要時間を信じると、痛い目に遭います。

また、乗り換え案内サイトの検索結果は大抵の場合、所要時間が短い順に表示されます。ところが、東京の地下鉄を乗り換える場合、ルートごとの所要時間は1分~2分ぐらいしか差が出ません。こうなると、どのルートを選んでも大して時間は変わらず、3分~5分ぐらい遅れることを加味すると、所要時間が一番短いルートを選んだからと言って、一番早く着くとは限らないというわけです。

東京メトロ東西線 07系 前面 中野駅にて

2.乗り換え回数の少ないルートを選べ

では、キューティー吉本はどうやってルートを選んでいるのかというと、所要時間が最短でなくても、乗り換え回数がなるべく少なくなるルートを選んでいます。例えば、浦安から六本木一丁目へ行く場合、大抵は・・・

浦安→(東京メトロ東西線)→日本橋→(東京メトロ銀座線)→溜池山王→(東京メトロ南北線)→六本木一丁目

のルートを案内されると思うのですが、これですと日本橋と溜池山王の2回乗り換えとなってしまいます。そこで・・・

浦安→(東京メトロ東西線)→飯田橋→(東京メトロ南北線)→六本木一丁目

のルートを選んでいます。こっちの方が多少時間がかかるのですが、乗り換え回数が少ない分、楽なのです。(東京メトロは原則として、どのルートを通っても運賃は同じ)

また、東京の地下鉄に慣れている人ならともかく、慣れていない人の場合、列車を乗り換えるときに迷子になる可能性がありまして、乗り換え回数を減らすと迷子になる確率も減るというわけです。

東京メトロ 16000系 前面 表参道駅にて

3.鉄道会社が少なくなるルートを選べ

前述のとおり、東京の地下鉄は、東京メトロと都営地下鉄の2種類があります。また、東京都心を走る鉄道会社は他にも、JR東日本東急小田急京王西武東武京成京急と、色々な鉄道会社があります。

キューティー吉本は、これら鉄道会社の数がなるべく少なくなるルートを選んでいます。理由は、運賃を安く抑えるためでして、例えば、東陽町から日比谷へ行く場合、

東陽町→(東京メトロ東西線)→大手町→(都営三田線)→日比谷

ではなく、

東陽町→(東京メトロ東西線)→大手町→(東京メトロ千代田線)→日比谷

のルートを選んでいます。(実は、東京メトロって運賃が安い!)

東京メトロ 日比谷線 03系 前面 銀座駅にて

4.一番近い駅=最速ルートとは限らないと思え

例えば、秋葉原から九段下へ行く場合、順当に行けば

秋葉原→(JR中央総武線各駅停車)→飯田橋→(東京メトロ東西線)→九段下

秋葉原→(東京メトロ日比谷線)→茅場町→(東京メトロ東西線)→九段下

かもしれませんが、秋葉原駅から岩本町駅までは十分歩けるので、キューティー吉本は

岩本町→(都営新宿線)→九段下

のルートを選んでいます。理由は、乗り換え回数を減らしたいからでして、ちょっと歩けば乗り換えなしで行けるのであれば、キューティー吉本は歩くようにしています。

また、JR東京駅の最寄駅は東京駅なのですが、事実上の乗換駅は大手町駅です。

なお、東京の地下鉄の場合、乗換駅と言えど1kmぐらい歩かされるケースがあります。この場合、単純計算でも15分ぐらいかかります。

東京メトロ 千代田線 6000系 前面 北千住駅にて

5.東京メトロが一日乗り放題になる切符は買うべし

東京の電車が乗り放題になる切符というのもありまして、色々な鉄道会社が色々なフリー切符を出しています。東京へ観光に来た場合、キューティー吉本がお勧めしているのが、東京メトロの24時間券です。料金が600円で東京メトロ全線が乗り放題になる切符でして、東京に慣れていない方ですと、「乗り間違えた」「乗り過ごした」なんてことになるケースはありうるわけで、そんな時でも

「まあいいや、どうせ乗り放題なんだし。」

と思えるかどうかはかなり大きいと思います。

東京メトロ 丸の内線 02系 前面 銀座駅にて

要は、「急がば回れ」ということでして、なるべく早く着こうとするのではなく、多少時間がかかってもゆったり行きましょうということです。東京って列車がよく遅れるし、乗り遅れても次の列車はすぐ来るので、焦らずゆっくり行きましょう。また、どうしても遅れたくない場合、プラス10分の余裕を持って行動しましょう。

(注:写真はすべてイメージです)



山手線 京浜東北線 同時に来たらどっちに乗る?


首都圏にお住まいの方ですと、品川東京-田端の間は、山手線と京浜東北線が並走しているのをご存知だと思います。でもって、品川駅を除いて、ホームが隣同士だったりします。そのおかげで、山手線と京浜東北線は階段を上り下りしなくても乗り換えられるのですが。

浜松町駅 京浜東北線と山手線は、同じ方向へ行く列車が同じホームで乗り換えできます

では、ここで皆さんに質問です。京浜東北線の各駅停車と、山手線の各駅停車が同時に来たとします。あなたはどっちに乗りますか? (注:行先が京浜東北線または山手線しかない場合ではなく、例えば東京上野みたく、どっちに乗っても目的地に着くという前提で考えてください。)

「並んでいる人が少ない方。」
「なんとなく車内がすいている方。」

いろいろ意見はあると思いますが、キューティー吉本は山手線に乗るんです。なぜかと言うと、同じ各駅停車でも、山手線の方がちょっとだけ速いんです。

JR山手線 E231系 浜松町駅にて

どっちに乗っても同じ各駅停車である以上、停車駅は同じです。しかし、山手線の電車って、駅と駅の間隔が短いことを前提に、普通よりも加速度の高い電車が走っているんです。なので、ある駅を同時に出発したとしても、山手線の電車の方が京浜東北線の電車より早く目的地に着くというわけなんです。

JR京浜東北線 E233系 浜松町駅にて

ただし、これは京浜東北線が各駅停車だった場合の話です。京浜東北線は日中は快速運転を行っているので、当然ですが各駅に停車する山手線よりも速いんです。なので、ここは快速停車駅だったら京浜東北線、快速が止まらない駅だったら山手線に乗りましょう。