休日おでかけパス

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最近JR東日本は、休日おでかけパスなる切符を売ってまして、土曜・休日に限り利用可能で、首都圏のJRが1日乗り放題になるそうです。しかも、特急券やグリーン券を買えば、新幹線や特急列車、普通車グリーン席も乗れるんだそうです(ただし、東海道新幹線は乗れません)。お値段は、大人2,600円 子供1,300円。

JR東日本 休日おでかけパス

「へぇ~、青春18きっぷの1日分にちょこっとプラスのお値段じゃん。お得だねぇ!」

・・・と言いたいところなのですが、これがかなりビミョーなんですよ。なぜかと言うと、この切符で電車に乗れる範囲、つまりフリーエリアが狭いんです。どれぐらい狭いかというと・・・

中央線     大月駅まで
東海道線    小田原駅まで
宇都宮線    自治医大駅まで
高崎線     神保原駅まで
総武線・成田線 成田駅まで
横須賀線    久里浜駅まで
常磐線     土浦駅まで
内房線     君津駅まで
外房線     茂原駅まで

・・・と、この切符で乗れる範囲はここまで。なので、どこか遠出をするといっても範囲が限られてきます。なので、奥多摩とか鎌倉とか小田原とか成田とか木更津とかには行けるんですけど、熱海とか勝浦とか高崎とか水戸とかには行けないんですよ。しかも、東京駅からこれらの駅へ行った場合、普通に運賃を払うと・・・

大月駅まで    1,450円
小田原駅まで   1,450円
自治医大駅まで  1,620円
神保原駅まで   1,450円
成田駅まで    1,110円
久里浜駅まで   1,210円
土浦駅まで    1,110円
君津駅まで    1,450円
茂原駅まで    1,280円

・・・と、お得どころか、往復しても赤字になってしまうケースが結構あるんです(片道1,300円が損益分岐点)。なので、山手線のあたりから往復してもメリットを感じられないのです。同じ理由で、都心のど真ん中あたりまでならJRの定期券で行けるって人も、やっぱりメリットがないです。

休日おでかけパス

では、この切符でお得になる人はどういう人かというと、ズバリ定期券を持っていない人で、熊谷から鎌倉へ遊びに行く、みたいに山手線を超えて反対側へ遊びに行く人ですね。または、途中下車を何度もする人ですね。

また、箱根方面へ行かれる方は、小田原まで休日おでかけパスで行って、小田原から先の箱根登山鉄道線は普通に運賃を払うという手もあります。同様に、富士山を見に行きたい方は、大月まで休日おでかけパスで行って、大月から先の富士急行線は普通に運賃を払うという手もあります。そう考えると、お得感を感じやすいのは東海道線か中央線かどっちかなのかも知れませんね。

しかし、キューティー吉本的にはやっぱりビミョーですね。せめてフリーエリアを、宇都宮線は宇都宮まで、東海道線は熱海まで、常磐線は水戸まで、外房線は勝浦までにして欲しいですね。または、パワフルちばフリーきっぷみたく、1都県丸ごとフリーってことにして欲しいですね。神奈川県まるごとフリーとか。あー、でも埼玉県まるごとフリーってビミョーだなー。いっそ、埼玉県・群馬県まるごとフリーとか。




ぴえんのイラスト 女性
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