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「特急スペーシアに乗るんだ!」 ・・・と張り切っていたのですが、残念ながら満席。特急きりふりに乗ることにします。 実はこの特急きりふり、浅草-日光を結んでいる特急なのですが、毎日運転しているわけではありません。多客時に運転される、事実上の臨時列車です。なので、スペーシアに乗るよりもこっちに乗る方がハードルが高いのです。しかも、特急料金がスペーシアよりも格安で、浅草-日光の特急料金は1,000円です。(ちなみに、特急スペーシアの特急料金は1,400円)
しかし、この特急きりふり。特急料金が安いだけのことはあります。まず、車内販売がありません。なので、食べ物は、乗る前に買っておく必要があります。飲み物の自動販売機はありますが、品数は少なめなので乗る前に買っておいた方が無難だと思います。ちなみに、浅草-日光は2時間以上かかります。
次に、このシートです。一見すると、普通の特急のシートとあまり変わらないように見えるのですが・・・
いまどきリクライニングができません。個人的にはもう少し背もたれを倒した感じにしてくれたほうがありがたいのですが、恐らくそれだと座席の向きを変えられないのでしょう。
一方で、さすが東武鉄道と言いたいのは、フットレスト。これがあると靴を脱げるので、とっても楽です。ただし、これを使っている人は意外と少数派みたいです。
座席の後ろをぱたんと開くと、かわいらしいテーブルが出てきます。ボトルフォルダーが付いているので、飲み物をこぼす心配もありません。もちろん、これでお弁当も食べられます。ただし、奥行きが足りないので、PCを置くことはできません。
この他にも跳ね上げ式のテーブルがありまして、座席を向い合せにしてもテーブルが使えます。ただし、かなり高い位置についてまして、ここにPCを置いて操作するのはちょっと辛いですね。なので、基本的にPCは膝の上ですね。
確かに、特急スペーシアのほうが快適なのですが、少なくとも区間快速で日光・鬼怒川温泉を目指すよりは全然ましなので、個人的には特急きりふりもありだと思います。しかし、さすが3連休初日の朝だけあって、かなり混み込みでした。しかも、東武動物公園から先、新栃木までどこかつっかえつっかえ走っている感じでした。特急だったら、もうちょっとスピード出して欲しいですね。
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