もう一つの京阪電車
● 2013/07/02
京阪電車って、2つの顔を持っています。一つ目は、社名の通り、京都と大阪を結ぶ路線ですね。京都でも観光名所が集中する、京都東山を走っているので、京都へ遊びに行ったら間違いなくお世話になると思います。
もう一つが、通称大津線と呼ばれている区間です。京津線といって京都-大津を結ぶ線と、石山坂本線(「いしやまざかほんせん」ではなく、「いしやまさかもとせん」と読みます)といって大津市内を走る線の、2つがあります。
形が普通の電車のように見えますが、これ路面電車なんです。首都圏でいうと、江ノ電みたいな感じですね。
キューティー吉本的お勧めは京津線でして、浜大津駅を出たらいきなり道路の上を走って、道路を抜けたと思ったら逢坂山の急勾配(しかも碓氷峠並み)を上がって降りて、挙句の果てに京都地下鉄東西線に乗り入れるという、過酷なところを走っている電車なんです。・・・ていうか、路面電車が地下鉄に乗り入れてるなんて、全国探してもここぐらいしかないでしょう。
そんな京阪電車大津線の難読駅名が、これ。
「京阪膳所」←これ、なんて読むでしょう。
答えは、「けいはんぜぜ」です。この駅名が読めたら、京都か大津かどっちかに住んでいるって判別ができるんですね。
京都市と大津市は、隣同士です。なので、京都の人が滋賀県まで遊びに行ったり、逆に滋賀県の人が京都へ遊びに行ったするケースって結構あるんです。
ちなみに、都道府県庁所在地同士が接しているのは、京都市・大津市のほかには、山形市・仙台市しかないそうです。