田沢湖へは、秋田新幹線田沢湖駅からバスで15分ほど、田沢湖畔バス停のすぐ近くにあります。
田沢湖畔バス停のすぐ近くには、田沢湖内を巡る遊覧船乗り場と、ボート乗り場があります。写真の、ちょうど左後ろ辺りです。
田沢湖は典型的なカルデラ湖で、水深が日本一深い湖として知られています。水深が深いだけではなく、海面下の深さ(潜窪)でも日本一なんだそうです。ちなみに、田沢湖の水深は423.4mで、湖底は海面下174mだそうです。
これだけ深い湖だからなのか、かなりきれいな水です。また、キューティー吉本が行った日が、湖面にもやがかかっていまして、幻想的な雰囲気です。
湖畔に散歩道がありますので、ぶらぶら歩いてみるのもいいかもしれません。キューティー吉本が行ったのは夏だったので、涼しくて気持ちよかったですよ。
田沢湖は、その水深の深さからか、恐ろしい伝説もあったりします。かいつまんで紹介しますと…
その昔、ある百姓の一人娘に辰子という、それは美しくて気立てのいい娘がおりました。里の人たちは、この美しさがいつまでも変わらないで欲しいと、大蔵山観音菩薩様に雨の日も風の日も、百日百夜お参りを続けたのでした。
この百日目に、「この山を北に向かい、そこで湧いている泉の水を飲めば願いが成就するだろう」と、神からお告げがあったのです。辰子はその泉の水を求めて、山を北に行きました。途中の小川で岩魚をとり、焼いて食べたところ、急に喉が渇きました。
谷間を降りたところで泉を見つけ、むさぼるように水を飲んだところ、ふと泉に写る自分の顔を見ると、口は裂け、瞬く間に龍の姿になってしまったのでした。この春の日に天地鳴動とともに山が崩れ、泉が湖になったのでした。龍になった辰子は湖の主となり、奥深く沈んでいったと言われています。
…という伝説があるそうです。
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