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電車や新幹線に乗るときと比べ、どうも飛行機の方が敷居が高いと感じている方もいらっしゃるかと思います。では、なぜ 飛行機って敷居が高いと感じるのか、ジーン吉本なりに考えた理由は、次の通りです。
- そもそも飛行機に乗るのが怖い
- 空港まで遠いから乗りたくない
- どこでどうやって切符を買えばいいのかわからない
- どうやって乗ればいいのかわからない
ま、1.と2.はともかく、電車や新幹線の方が手軽に乗れるというのは否めない事実だと思います。しかし、飛行機にもメリットはあるんです。
- 飛行機でないと行けない場所や、行けたとしても恐ろしく時間がかかるケースがある
- 手荷物を預けることができる
- 必ず座ることができる
- マイレージをためると、無料航空券がもらえる
例えば、東京から沖縄まで行く場合、飛行機でないと無理でしょう(フェリーで行けるかもしれませんが)。また、東京から札幌まで列車で行った場合、今はなくなりましたが北斗星に乗って16:00頃出発して、翌朝10:00ぐらいに到着と、実に18時間もかかっていたのです。東北新幹線で一番北まで行って、特急に乗り継ぐという手もありますが、飛行機で行けばおおむね1時間30分ぐらいで着きます。これに空港まで行く時間や、乗り継ぎ時間が加算されるとはいえ、やはり飛行機の方が早いです。
この記事では、「飛行機の乗り方がわからない」という方のために、どうすれば飛行機に乗れるのか、解説をしたいと思います。なお、飛行機では切符と言わず、搭乗券と言います。なので、この解説でも、搭乗券と呼びたいと思います。
飛行機に乗るために、絶対にやらないといけないのが以下の2つです。
- 座席を予約する
- 搭乗券を買う(ただし、紙の搭乗券でない可能性あり)
ではどうすればいいのかというと、方法は次のいずれかです。
- 空港で座席を予約し、搭乗券を買う
- 旅行会社で座席を予約し、搭乗券を買う
- 電話予約センターに電話で予約し、飛行機に乗るときに空港で搭乗券を買う
- インターネットで予約し、搭乗券を買う
しかし、これだけあったら「そんなのどれを選んだらいいかわかんないよ」という声が聞こえてきそう。では、どれを選べばいいか。ジーン吉本のお勧めは・・・
- インターネットが使える人は、インターネットで予約する
- インターネットを使う自信のない人は、旅行会社で搭乗券を買う
ジーン吉本の場合、大抵インターネット予約です。で、搭乗券を買うといっても、色々な運賃があります。なぜあんな色んな種類の運賃が存在するのかと言うと、飛行機の搭乗券は旅行会社で買うというパターンが、かなりの割合を占めているという点が関係しています。詳しくは、この記事をご覧ください。
飛行機に乗るためには当然空港に行くわけですが、飛行機に乗り遅れないよう、余裕を持ってお越しください・・・とありますが、一体何分前に空港に着けばいいんでしょう。ジーン吉本は飛行機が飛ぶ60分前を目指して、空港に着くようにしています。
空港に着いてからの流れは、おおむね次の通りです。
- 搭乗券を持っていない人は、搭乗券を購入する
- 手荷物を預けて、チェックインする
- X線検査場を通り、手荷物検査を受ける
- 搭乗口から飛行機に乗る
では、具体的に説明します。まず、なぜジーン吉本は60分前に空港に行くようにしていのるかと言うと、空港に行く方法にはリムジンバスや電車など、方法は色々ですが、渋滞や運転見合わせなどで遅れた場合でも、バス会社や鉄道会社は何の保証もしてくれないからです。なので、電車やバスが遅れたので、飛行機に乗り遅れたからどうにかしてくれと言ってもダメ。自己責任です。
ちなみに、羽田空港の場合、東京都でも一番南の端にあります。場所にもよりますが、品川駅からだと最低20分、東京駅からだと最低30分はかかると思っておいた方がいいと思います。また、羽田空港は、航空会社によってターミナルビルが異なります。間違えた場合のダメージが大きいので、間違えないように気を付けてください。また、各ターミナルビル内も、端っこから端っこまで歩くと20分ぐらいかかります。更に、搭乗口から飛行機までバスというケースもあるので、羽田空港に慣れていない人に取っては、60分前に着いていても飛行機に乗り遅れるケースは考えられます。早めに空港に着いて、時間が余ればゆっくりご飯を食べられるぐらいの余裕を持って、空港に行った方がいいと思います。
空港に着いたら、手荷物を預けてチェックインします。この時に必要なものは、次の通りです。
- 搭乗券を持っている場合は、搭乗券
- インターネット予約をしたマイレージ会員の場合は、マイレージカード
- 上記いずれでもない場合は、空港で搭乗券を購入する
航空会社によっては、手荷物を預けない場合はチェックインが不要というケースがあります。ただし、格安航空会社では必ずチェックインしないといけない場合があります。チェックインが必要かどうかわからない場合、自動チェックイン機が置いてあるので、搭乗券の2次元バーコードか、マイレージカードをかざしてみるとわかります。
手荷物を預ける場合、X線検査を受けてから手荷物を預けます。ただし、羽田空港のように、最近だと手荷物を預かった後でX線検査をする空港もあります。
手荷物を預けたら、X線検査場に行きます。ここで、搭乗券の2次元バーコードか、マイレージカードを、読み取り機にかざします。搭乗券を持っていない場合、ここで乗り場案内が印刷されます。で、機内に持ち込む手荷物をX線検査機にかけ、武器になりうるものや危険物を持っていないか検査します。ここで、PCや携帯電話、ペットボトル、金属類は、カバンやポケットから出して、単体で検査します。
おおむね出発の15前ぐらいから、搭乗が始まります。ちなみに、飛行機の場合は乗車と言わず、搭乗と言います。最初は小さい子供連れや障がい者、上級クラスの人から順に乗ります。また、大きな飛行機の場合、後方座席の人から先に乗るケースがあります。
搭乗口には改札機が置いてありまして、X線検査場でかざしたものと同じものをかざして通ります。なので、搭乗券やマイレージカードは、改札機の前の列に並ぶ前に、カバンから出しておきましょう。
飛行機の扉が閉まってから、着陸するまでの間、携帯電話やスマートフォンなど、電波を発する電子機器は使えません(機内Wi-Fiサービスを利用する場合を除きます)。機内モードに切り替えるか、電源を切って、電波が出ないようにしてください。また、離陸してから安定飛行するまでの間と、着陸態勢に入ってから飛行機が停止するまで、ベルト着用サインが点灯します。この時、座席のリクライニングとテーブルは使えません。なぜこんなルールがあるのかというと、飛行機が離着陸するときは綱渡り状態で、一番事故を起こす可能性が高いからです。
羽田空港もそうなのですが、航空会社によってターミナルビルが異なる空港があります。しかも、ターミナルビルによって電車を降りる駅や、リムジンバスを降りる停留場が異なります。ターミナルビルを間違えないよう、気を付けてください。
(注:写真はすべてイメージです)
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