この記事の写真は、写真ACからダウンロードできます
新幹線に乗る場合、当然ですが切符を買う必要があります。(切符の買い方は、この記事をご覧ください)
また、指定席特急券を買った場合は、乗り遅れないように注意しましょう。(乗り遅れた場合はどうなるか、詳しくはこの記事をご覧ください。)
新幹線に乗る場合も、乗り方が大きく3つあります。
- 新幹線改札口から、直接新幹線乗り場へ行く
- 在来線の改札口を一旦通って、新幹線乗り換え改札口から新幹線乗り場へ行く
- 在来線で新幹線の停車駅まで行って、新幹線乗り換え改札口から新幹線乗り場へ行く
まずは一つ目のパターンです。新幹線改札口だと、改札の外から直接新幹線のホームに行くことができます。東海道・山陽新幹線の新幹線改札口は、こんな感じです。
「東海道・山陽新幹線のりば」とでかでかと書いてありますが、正確にいうとここは乗り場ではありません。東海道新幹線と山陽新幹線に乗るための、新幹線改札口です。
東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線の新幹線改札口は、こんな感じです。JR東日本だけあって、イメージが緑色ですね。
九州新幹線の新幹線改札口は、こんな感じです。看板だけでなく、自動改札機も白で統一されています。
北海道新幹線の新幹線改札口です。写真左側が新幹線改札口、写真右側がこの後で説明する在来線乗り換え口です。
例えば新神戸駅や白石蔵王駅のように、新幹線しかない駅の場合、当たり前ですが直接新幹線に乗れる改札口しかありません。また、在来線との乗換駅になっている場合、例えば大曲駅のように、新幹線に乗る人でも一旦在来線の改札を通らないといけないパターンもあります。
続いて、在来線から新幹線に乗り換えるパターンです。この場合、在来線と新幹線の乗り換え改札口を通ります。
これは、東京駅の東海道・山陽新幹線への乗り換え改札口です。在来線から東海道・山陽新幹線に乗る場合、または東海道・山陽新幹線から在来線に乗り換える場合は、この改札口を通ります。
ちなみに、東京駅には東北、秋田、山形、上越、北陸、北海道新幹線の新幹線改札口はありません。なので、東京駅で東北、秋田、山形、上越、北陸、北海道新幹線に乗る場合、どこでもいいから在来線の改札口から入って、乗り換え改札口から新幹線に乗ります。
逆に、新幹線から在来線に乗り換える場合、必ず乗り換え改札口を通ります。新幹線改札口(出口)を通ると切符が回収され、在来線に乗れなくなってしまうので気を付けてください。これは、東京駅も同じ。山手線、京浜東北線、東海道線、総武快速線、横須賀線、京葉線、武蔵野線に乗り換える場合は、乗り換え改札口を通ってください。逆を言うと、JR以外の路線に乗り換える場合、例えば東京駅で東京メトロに乗り換える、名古屋駅で名鉄線・近鉄線に乗り換える、新大阪駅で大阪メトロ線に乗り換える場合は、新幹線改札口を出ても大丈夫です(この場合、乗り換え改札口を出た後、在来線の改札口を出てもOKです)。
自動改札機には、特急券と乗車券を、2枚重ねて入れます。この時の注意点として(くどいようですが)、新幹線から在来線に乗り換える場合、必ず乗り換え改札口を出ること。新幹線改札口を出ると、その時点で切符を全部回収されてしまうの注意してください。逆に、乗り換え改札口を出ると、新幹線特急券だけ回収され、乗車券は出てきます。この乗車券を取り忘れないように注意してください。(取り忘れると、在来線の改札口から出られない)
昔々、乗り換え改札口が自動改札じゃなくて、駅員さんが改札していた頃の話ですが、「この改札口では、乗車券を確認の上、特急券を回収します」とずっと放送が流れていました。これだったら間違えにくかったと思うんですけど、今ではその放送が流れていない上、自動改札なので、難易度はずっと上がっているのかなって感じですね。
最近の傾向として、新幹線の自動改札機にもICカードの読み取り装置がついていますが、これはスマートEXやEX予約、新幹線eチケット、タッチでGo! 新幹線といった、ICカードで新幹線に乗れるサービスへの申し込みが必要。普通のSuicaだけでは通過できないので注意してください。なお、新幹線の乗り換え駅までSuicaで乗ってきたときは、先に特急券と乗車券を自動改札機に入れ、次にSuicaをタッチすれば自動改札機を通れます。
新幹線同士を乗り換える場合、改札口を通る必要はありません。そのまま乗り換えます。例外は、東京駅です。
これが、日本全国東京駅にしかない、連絡乗り換え口といって新幹線同士の乗り換え改札口です。これは、東海道・山陽・九州新幹線と、東北・上越・山形・秋田・北陸・北海道新幹線を乗り換える(またはその逆)場合に通ります。なぜそうなっているのかというと、JR東海の新幹線と、JR東日本の新幹線はホームが別々で、レールもつながっていないためです。ただし、この場合の乗車券は通しで、新幹線特急料金はJR東海分とJR東日本分を別々に計算します。
よろしかったら、写真素材ダウンロードサイト【写真AC】にもお越しくださいませ。当サイトの写真の一部を配布していまして、商用利用も可能です