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東京の観光名所として、あまりにも有名な浅草寺です。念のためではありますが、「あさくさでら」ではなく、「せんそうじ」と読みます。東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武線の浅草駅から、歩いて5分ぐらいのところにあります。
写真は、これまたあまりにも有名な、雷門です。昼間はものすごい人なので、朝早くを狙いました。
雷門から奥に入ると、お土産物屋さんが立ち並びます。仲見世通りですね。朝早い時間なので、どのお店も閉まっています。これが昼になると、あふれんばかりの人が集まります。
仲見世通りの先にあるのが、宝蔵門です。この先が、いよいよ浅草寺の本体です。
正面にあるのが、本堂です。ここでお参りします。しかし、お寺なのにおみくじがあるのは一体なぜ???
本殿向かって右に曲がりますと、浅草神社の先に、二天門があります。慶安2年(1649年)に浅草寺の東門として建てられたと言われています。
五重塔・・・ですが、ただいま絶賛工事中です。なので、残念ながらその姿は見えませんでした。
旧石灯籠です。ここには元々高さ約5mの石灯籠があったのですが、倒壊の恐れがあるとのことで、平成16年(2004年)に撤去されました。今残っているのは、その石灯籠の一部です。
影向堂(ようごうどう)です。元々は本堂の南東にあったそうなのですが、平成6年(1994年)に浅草寺中興開山慈覚大師円仁さまのご生誕1200年を記念して、現在地に再建されたそうです。
六地蔵石灯籠です。伝承によれば、建立は久安2年(1170年)とも、久安6年(1170年)とも、応安元年(1368年)とも言われています。かつては元花川戸町あったそうですが、明治23年(1890年)に移転されたそうです。
左が金龍権現、右が九頭龍権現です。金龍権現は、浅草寺の山号「金龍山」から来ていまして、天より百寸ばかりの金龍が舞い降りて観音様をお守りしたとのことからこの山号がつきました。九頭龍権現は長野県戸隠山の地主神で、昭和33年(1958年)の本堂再建にあたってここにも来たそうです。
お地蔵さんが3体並んでいます。左側から順に、子育地蔵尊、商徳地蔵尊、出世地蔵尊です。
左側の青い昇りが立っているのが久米平内堂、右側が平和地蔵尊です。久米平内というのは人の名前で、江戸時代前期の藩士でした。実像は明らかにされていませんが、剣術に秀でているが故にたくさんの人を殺害し、その供養のために浅草寺の金剛院に住んで禅に打ち込んだとも言われています。
浅草不動尊です。宝蔵門の横辺りにあります。
この後、伝法院に行こう・・・と思ったら、浅草寺本体からはちょっと離れた場所にあります。伝法院通りという、わかりやすい名前の通りを進んだところにあります。
これが伝法院・・・ですが、門が閉まっていました。残念。
伝法院通りを先に進むと、扉の開いた門がありました。何かと思って入ってみると、水子地蔵尊でした。
そのお隣に、鎮護堂があります。鎮護堂は「おたぬきさま」の名前で親しまれ、防災、盗難除、商売繁盛の守護神です。
やはり東京でも有名なお寺だけありまして、とにかく広いです。東京へ観光でお越しの際は、ぜひお越しくださいませ。
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