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長崎市内を走る路面電車、長崎電気軌道です。長崎駅をはじめ、長崎新地中華街や浜町といった繁華街や、大浦天主堂やグラバー園、平和公園などの観光地へもサクッと行けるので、長崎市内の観光に便利だったりします。
ちなみに、nimoca・SUGOCA・Suicaなどの交通系ICカード(以下、nimocaと略します)が利用できます。また、1日乗車券を買えば、丸一日乗り放題になります。
路線は全部で4種類ありまして、系統番号と色分け表示がされています。
1系統です。行先表示は青色です。
赤迫から平和公園、長崎駅前、出島、新地中華街、西浜町、観光通、思案橋を経由して、崇福寺に行きます。正直これが一番おいしいところを走っていまして、それ故運転間隔が一番短かったりします。
5系統です。行先表示は緑色です。
蛍茶屋から諏訪神社、市役所、めがね橋、西浜町、新地中華街、大浦天主堂を経由して、石橋へ行きます。長崎駅前を通らないものの、1系統の次においしいところを走っています。
なお、長崎駅前から5系統に乗る場合、1系統に乗って新地中華街で乗り換えるか、3系統に乗って市役所で乗り換えます。この場合、nimocaを利用している場合に限り、乗り継ぎができます。
4系統です。行先表示は黄色です。
蛍茶屋から諏訪神社、市役所、めがね橋、浜町アーケード、観光通、思案橋を経由して、崇福寺に行きます。この系統は、朝と夕方しか走っていません。
この他にも、3系統があります。行先表示は赤色です。(申し訳ありません。写真撮り忘れました)
赤迫から平和公園、長崎駅前、桜町、市役所、諏訪神社を経由して、蛍茶屋へ行きます。
2018年8月1日に、電停名が大幅に変更されました。変更された電停は、以下の通りです。
松山町 → 平和公園
浜口町 → 原爆資料館
築町 → 新地中華街
正覚寺下 → 崇福寺
賑橋 → めがね橋
西浜町(アーケード入口) → 浜町アーケード
公会堂前 → 市民会館
市民病院前 → メディカルセンター
長崎大学前 → 長崎大学
浦上車庫前 → 浦上車庫
大学病院前 → 大学病院
諏訪神社前 → 諏訪神社
大浦天主堂下 → 大浦天主堂
全体的に、○○前や○○下という電停名から、前とか下とかを取った感じが多いです。また、その施設が廃止になったために電停名が変更されたところもあるみたいです。
影響がそれなりにありそうなのが崇福寺(旧:正覚寺下)電停でしょうか。ここは終点ですからね。また、新地中華街、平和公園、原爆資料館、めがね橋の各電停名は、なんでもっと前からそうしなかったんだろうって思ってしまいます。
長崎駅前電停です。その名の通り、長崎駅の最寄り電停です。1系統と3系統が通ります。
長崎駅前の交差点です。1系統は直進、3系統は左折します。
この写真の真ん中に、黄色の矢印があります。黄色の矢印は、路面電車への信号です。(・・・て、運転免許をお持ちの方はご存知ですよね)
前述の通り、1系統が一番おいしいところを走っていまして。国道202号線(大波止通り)と言って、長崎駅前から出島へ行く道路は、ひっきりなしに電車がやってきます。
大波止電停付近で、電車がすれ違います。
何かとお世話になるのが、新地中華街電停と西浜町電停です。理由は、どちらも長崎の繁華街に近いことと、1系統と5系統の乗り継ぎができる(nimocaに限る)からです。
写真は、西浜町電停です。
nimocaを使用する場合、乗るときと降りるときにICカードリーダーにタッチします。長崎電気軌道は全線均一料金(大人140円)なのに、なぜ乗るときと降りるときの両方でタッチするのかと言いますと。nimocaによる乗り継ぎを適用できるかどうかを判定するためだそうです。
西浜町電停の先に交差点があり、更にその先に浜町アーケード電停があります。5系統はこの交差点を直進、1系統は右折します。
ちょうど信号待ちで、電車が停まっていました。
観光通、思案橋の辺りも、1系統しか来ない(4系統は朝夕のみの運転)ものの、電車は頻繁に走っています。
ここは緩やかな坂になっていまして、長崎らしさを感じます。
思案橋電停付近で、電車がすれ違います。こうして見てると、路面電車が走る風景って、なんかいいですよね。
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