湯田中温泉と渋温泉は町自体がつながっているので、湯田中渋温泉と呼ばれるケースがあります。湯田中駅から奥が渋温泉、手前が湯田中温泉です。
渋温泉には9つの外湯があり、順番に入るとご利益があるそうです。最初に入るのが一番湯 初湯です。名僧行基が最初に発見したお湯だそうで、胃腸に効くそうです。
二番湯 笹の湯です。笹藪の中から湧き出していたと言われ、湿疹などによく効くと言われています。
三番湯 綿の湯です。この温泉ができたころ、お湯の中に白い湯の花が混じっていて、それが綿に似ているところから名づけられました。子宝の湯ともいわれ、切り傷や皮膚病に効果があると言われています。
四番湯 竹の湯です。念願かなって、地獄谷からお湯を引くのに成功した時、松の湯とともに名づけられたそうです。痛風に効果があるそうです。
五番湯 松の湯です。竹の湯とともにできたそうで(でもなぜか梅の湯はない)、神経痛に効果があるそうです。
六番湯 目洗の湯です。その昔、ここのお湯で目を洗い、眼病を治したことから名づけられました。肌がきれいになることから、美人の湯とも言われています。
七番湯 七操の湯です。最初は温泉が7本の滝となって、湯船に注いでいたそうです。また、7つの病に効く、7回入れば病に効くとも言われています。
八番湯 神明滝の湯です。源泉は裏山の神明山で、昔は滝のような打たせ湯だったそうです。婦人病によく効き、子宝の湯とも言われています。
九番湯 大湯です。渋温泉の中心にありまして、神経痛やリウマチに効くそうです。
しかし、残念ながら各外湯の扉には鍵がかかっていて、普通の人は入ることができません。渋温泉に宿泊した人でないと入れないそうです。やはりここは有料でもいいから、誰でも入れるようにして欲しいですね。
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