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ジーン吉本が上諏訪温泉でお泊りしたのは、ホテル鷺乃湯さんでした。場所は、JR中央東線の上諏訪駅から諏訪湖方向に歩いて5分の所。湖岸通りに面していて、片倉館のお隣にあります。
コンビニは、一番近いのがローソン。他にも徒歩3分圏内にセブンイレブンとファミリーマートがあるので、まず困らないでしょう。周辺に飲食店は多いので晩ご飯には困らないものの、朝ご飯が食べられるところが少なめなので、朝食付きのプランにすることをお勧めします。
チェックインすると、まず驚くのが立派な中庭。写真奥がフロントで、手前が客室です。なので、フロントから客室までは、この中庭を眺めながら行く感じです。この中庭を眺めているだけでも、落ち着いた気分になれます。
しかも、中庭には足湯があります。これだけの庭園を見ながら足湯って贅沢。ちなみに、宿泊客しか入ることはできません。
これだけ立派な旅館なのに、シングルルームがあります。上諏訪温泉ってビジネス客もいるので、シングルルームを用意しても十分ニーズがあるんです。カーテンじゃなくて障子なのが旅館らしいですね。
窓側から見ると、こんな感じ。デスクの裏がバスルームになっているという、ちょっと変わった造りです。
ベッドから窓側を見ると、こんな感じ。お部屋の広さに余裕があるので、ゆったりくつろげます。これで寝るだけだとちょっともったいないですね。
ベッドです。セミダブルサイズのベッドで、寝心地はよかったですよ。枕は2種類あって、好きな方を選べます。
枕元には電話とティッシュ、埋め込み式の目覚まし時計と明かりのスイッチがあります。旅館だと目覚まし時計を置いていないケースがあるのですが、これはありがたいですね。一方で、枕元にACコンセントがないので、枕元にケータイやスマホを置いたまま充電できません。どうしてもという方は、テーブルタップを持って行きましょう。
デスク回りです。デスクの横にテレビと冷蔵庫があります。
デスクの上に、お茶と急須、湯のみ、茶菓子、電気ポットの、いわゆる旅館セットが置いてあって、しかも電気ポットはお湯が沸いた状態でスタンバイされているのが、さすが旅館だなって思ってしまいます。しかも、おしぼりもあるという、ありがたい配慮。
氷水がないのですが、その代わりに天然水が置いてあります。欲を言えば、この天然水を冷蔵庫で冷やして欲しかったのですが、それだと天然水の存在に気付かないという可能性もありますね。
電気ポットの裏側には、ACコンセントと有線LANコネクターがあります。インターネットは、有線・無線共に利用可能です。
で、冷蔵庫を開けて驚いたのが、今どき飲み物が入っていて、しかも飲み物を取ったら自動課金されるシステムです。
更に驚いたのが、飲み物のお値段。500mlならまだしも、350mlの缶ビールが540円ってそれはないでしょう。市価より高いのはわかりますが、せいぜい市価の2倍までだと思います(それでも高いと思いますが)。
ジーン吉本も試したのですが、コンビニで飲み物を買ってきても、缶2つぐらいならどうにか冷蔵庫に入りました。これ以上はきついと思います。
バスルームです。温泉宿に泊まっておきながら、お部屋のお風呂を使うってレアケースかも知れません。トイレの蓋に「消毒済」と書いてあるのが泣かせます。
温泉ですが、男女入れ替え制になっていまして、0:00~0:30に入れ替わる仕組みになっています。なので、男女共2種類のお風呂に入れます。どっちのお風呂も、内湯と露天風呂、源泉風呂の3種類がありまして、お風呂の大きさが違うだけと思っていただければと思います。ただ、これだけの大きさのお風呂にして、サウナと水風呂がないのが残念なところです。
泉質は、ややトロっと感のあるナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉です。上諏訪温泉は普通無色透明なのですが、ここは茶色のお湯なんです。聞けば、ここは自家源泉で、お湯の成分が酸化するためにこの色になるとのこと。ジーン吉本が知っている限りでは、上諏訪温泉でこのお湯に入れるのはここだけ。それだけでもここへ泊る価値はあると思います。
ジーン吉本の体感温度的には、内湯が約41℃、露天風呂が約40℃、源泉風呂が約39℃でした。源泉風呂は加温・加水をしていないので、季節によって温度が違うかもしれません。
まず、内湯に入ります。やや熱めにしている感じで、ここでよく温まってから露天風呂へ行きます。寒いシーズンだったので、露天風呂と源泉風呂がちょうどいい感じでぬる湯になっていまして、これだったらいつまでもずっと入れる感じですね。源泉風呂に10分ぐらいゆっくり入った後、露天風呂で入る→出るを何回も繰り返していました。
こちらが、朝ご飯です。重箱に蓋が付いていまして、一瞬松花堂弁当が出てくるのかと思ってしまいました。いわゆる旅館の朝ご飯でして、ご飯と味噌汁はおかわり自由です。その他、おかゆとデザート、お水、オレンジジュース、牛乳、コーヒーがセルフサービスになっています。
で、陶板焼きの蓋を開けると、焼き魚です。ちょっとずれているのはご愛嬌ということで。
もう一つが、豆乳です・・・が、これを温めてお豆腐にしていただきます。典型的な旅館の朝ご飯ではあるのですが、これはかなり贅沢な部類に入ると思います。これで温泉卵があればサイコーなのですが、それは贅沢ということでしょうか。
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上諏訪温泉の中でもランクの高いお宿ではあるのですが、その期待を裏切らない、とってもいいお宿だと思います。お部屋によっては諏訪湖が見えまして、花火大会のメイン会場や、初島が真正面に見えます。しかも、シングルルームもあるので、一人でも気兼ねなくお泊りできます。正直ここはお勧めです。
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