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和歌山電鐵貴志川線は和歌山-貴志を結ぶ路線で、元は南海電鉄貴志川線でした。ところが、利用客の低迷などを受けて、南海電鉄が撤退を表明します。ここで地元住民が存続運動を開始し、事業者を募集した結果、岡山電気軌道が名乗りを上げまして、和歌山電鐵貴志川線として存続することになったのです。
和歌山駅の改札口と自動券売機は、JR線と共通です。注意点として、和歌山電鐵はPiTaPa・ICOCA・Suica・PASMOなどの交通系ICカードが使えません。なので、切符を買ってから乗車しないといけません。また、和歌山-貴志を往復するのであれば、一日乗車券を買った方がお得です。一日乗車券は、大人780円、子供390円です。
しかし、困ったことに一日乗車券は自動券売機で売っていないんです。そこで、改札口で聞いたところ
「9番線の切符売り場で買ってください」
とのことで、改札口を通してくれました。「和歌山電鐵の一日乗車券を買いたいんですけど」と言えば、切符を持っていなくても改札口を通してくれるみたいです。
で、こちらが9番線にある、和歌山電鐵の切符売り場です。一日乗車券はここで売っています。ちなみに、一日乗車券は貴志駅と伊太祈曽駅でも売っています。
一日乗車券の詳細はこちら(和歌山電鐵のサイトで公開されているpdfファイル)。
9番線のホームです。やはり元が南海電鉄だけあって、駅のピクトラム表示も南海電鉄と同じものが使われています。
電車も基本的に南海電鉄時代のものなのですが、遊び心たっぷりに改造されています。編成ごとに名前が付いていまして、これはうめぼし電車です。
運転台です。無人駅があるので、運賃箱と運賃表示器があります。
車内です。純和風といった感じです。よーく見ると、扉の横に整理券発行機が置いてあります。
車内には、たま駅長グッズが飾ってあります。
こちらは、おもちゃ電車です。色がうめぼし電車と似ているのですが、よーく見ると違うのがおわかりいただけますでしょうか。
運転台です。うめぼし電車同様、運賃箱と運賃表示器があります。
車内です。おもちゃ電車だけありまして、車内にがちゃがちゃが置いてあります。
貴志駅の時刻表です。おおむね1時間に2本の間隔で運転しているみたいです。ちなみに、たま駅長がいるのは、貴志駅です。
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