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今回ジーン吉本が京都でお泊りしたのは、TSUKIMI HOTELさんです。ここは、こじんまりとしていて、でもオシャレなカプセルホテルです。
場所は、京阪電車の祇園四条駅か、阪急電車の京都河原町駅から、歩いておよそ10分ぐらいのところにあります。場所的には、八坂神社や知恩院、清水寺、地主神社といった祇園エリアの観光名所が徒歩圏内です。しかも、京都の繁華街の四条河原町へも十分歩けます。なので、京都へ遊びに行くには限りなくサイコーに近いロケーションです。
コンビニは、歩いて1分のところにローソンがあります。また、前述の通り繁華街に近いので、ご飯を食べるところに困ることはないと思います。
行き方は、四条通を東に進んで、花見小路通りで右に曲がって、後は道なりに進む、がジーン吉本的はお勧めです。ですが、無難な行き方は・・・
まずは京阪電車の祇園四条駅か、阪急電車の京都河原町駅から、東の方向に歩いていきます。突き当りが祇園交差点でして、八坂神社があります。ここを右に曲がります。
右に曲がった通りが、東大路通です。軽い上り坂をしばらく歩くと、東山安井交差点があります。ここを左に曲がります。
ホテルに着いたら、フロントで宿泊者名簿を記入して、チェックインします。ここで、運転免許証・パスポート・健康保険証・マイナンバーカードなどの、身分証明書を提示します。代金を支払って、カードキーを受け取ります。
館内は土足禁止です。履物は、下駄箱に入れます。ただし、チェックイン後も外出はOKです。
靴を下駄箱を入れたら、指定されたフロアへエレベーターで行きます。
フロアーは男女別に分かれています。エレベーターホールの入り口にはカードリーダーが付いていまして、カードキーをタッチしないと中に入れない仕組みになっています。
中に入ると、ロッカールームがあります。ここで、身の回りの物をロッカーに入れます。ロッカーは、部屋番号と同じものを使います。
写真奥に進むとシャワールーム、右の扉の先にカプセルルームとトイレ、物置があります。
こちらが、ロッカーです。鍵は暗証番号式になっています。
ジーン吉本的には、ここが嬉しいポイント。なぜかと言うと、ここを鍵式にしてしまうと、寝ている間ずっとロッカーの鍵を身に着けなければいけないからです。なので、ロッカーの鍵がない仕組みの方が嬉しいんです。
しかし、このロッカーがかなり小さいです。写真の黒い物体が、ジーン吉本のブリーフケースです。旅行鞄としてはコンパクトな部類に入るのですが、それでも横幅いっぱいいっぱいです。なので、キャリーケースや大きいかばんは、まず入らないです。
そこで、カプセルルームの裏に、物置があります。ロッカーに入らない大きい荷物は、ここに置けます。が、カードキーを持っている人でないと入れないとはいえ、大事なものはロッカーの中か、後述のセキュリティボックスに入れるか、フロントに預けた方がいいです。
なお、連泊しているときは、滞在期間中はロッカーや物置に荷物を置いたまま、外へお出かけしても大丈夫です。
大浴場はありません。各階にシャワールームがあります。ここが意見の分かれるポイントでして、
「一日の終わりはどうしてもお風呂に入らないとダメ」
・・・って人だと厳しいですが、
「シャワーで頭や身体を洗えれば十分」
・・・って人であれば問題ありません。このシャワールームのブース、結構広めです。シャンプー・リンス・ボディソープは備え付けの物があります。
こちらが、カプセルルームです。奥には、大きめの空気清浄機が置いてあります。
こちらが、カプセルルームです。中は木目調になっていまして、和モダンな感じになっています。
横幅は、通常のシングルベッドとほぼ同じ広さ。高さは、この中に座るのであれば十分すぎるぐらいあります。ただし、立って歩くことはできないので、室内はほふく前進する感じです。
ちなみに、マットレスを敷く前は、こんな感じになっています。これを見て思ったのですが、1階のパブリックスペースに畳敷きの部屋があって、ここでまったり・ゆったり・ゴロゴロできると嬉しいんですけどね。
カプセルルームには、掛け布団と枕、アメニティ袋が備え付けられています。
アメニティ袋の中身です。バスタオルとフェイスタオル、歯ブラシ、剃刀、耳栓です。
ジーン吉本的には、耳栓が付いているの嬉しいです。ただ、剃刀はあるものの、シェービングクリームの備え付けがないので、できればシェーバーは持参した方がいいと思います。
バスタオルとフェイスタオル、アメニティ袋はレンタル品です。使用後は、シャワールーム前の返却箱に入れます。また、アメニティ袋とカードキーは、チェックアウトの時にフロントに返却します。
注意点として、館内着のレンタルは別料金です。なので、できれば部屋着を持っていきましょう。
スイッチ類です。照明と換気扇のスイッチ、ACコンセント、USBポートがあります。ノートPCを充電して、ケータイ・スマホを充電したらもう一杯なので、これで足りない方は、テーブルタップを持って行った方がいいかも知れません。
なお、スイッチ類の下が棚になっています。ノートPCでも十分に置けますし、寝ている間に充電できます。
なんと、各カプセルルームに1つずつ、セキュリティボックスがあります。お財布やパスポートなど、大事なものはこのセキュリティボックスに入れておくといいでしょう。
セキュリティボックスは暗証番号式です。ですよねぇ、だって鍵式で、「鍵は寝ている間、身に着けてください」って言われたら、いったい何のためのセキュリティボックスだか…
室内には、換気扇があります。換気扇は、スイッチで強・弱を切り替えできます。
注意点として、カプセルルームには時計がありません。なので、目覚まし時計を持って行った方がいいです。ちなみに、ジーン吉本はお泊りするときは、目覚まし時計持参です。
1階がパブリックスペースになっていまして、飲食はここで行います。(カプセルルーム内は飲食禁止)
フロントの横にテーブルがありまして、飲食したり、作業したりするときは、ここが便利かなって感じですね。
テーブルと壁を一枚挟んで裏が、のんびりまったりできるソファー的なスペースになっています。数は少ないのですが、ここの足元にACコンセントがあります。
奥がキッチンスペースになっていまして、冷蔵庫と流し台、IHヒーター、電子レンジ、電気ケトルがあります。
折角だから、カップラーメンとかお茶とかを作るときのために、お湯が入った電気ポットを置いて欲しかったですね。あと、ウォーターサーバーが置いてあれば理想ですが、それは無理か。(館内で水が飲めそうなところが、ここしかないもんで)
また、キッチンスペースには、コーヒーメーカーとオーブントースターがあります。ちなみに、コーヒーは無料で飲んでいいそうです。
更に、ナイフ・フォーク・スプーンや、食器類の備え付けがあります。
ジーン吉本が困ったのが、館内でPCを使いたいと思った時。前述の通りテーブルはあるのですが、ACコンセントがないんです。で、ソファー的なところだと、ACコンセントはあるのですが、テーブルまで手が届かないのです。テレワークスペースを作って欲しいとは言いませんが、せめてコンセントが付いている机かテーブルが欲しいですね。
なお、館内は無線LANが使えまして、スピードは十分でした。
屋上はフリースペースになっています。雨が降っていなければ、ここでゆっくりすることができます。ただし、京都って盆地なので、冬は寒くて夏は暑いんですね。なので、ここでゆっくりまったりできるって、春と秋限定かも知れませんけどね。
ただし、見晴らしはすごくいいです。清水寺や、京都タワーも見えます。
「ああ、京都に来たーーーーーっ!」
・・・って実感できるので、ここに泊まった時には一度見て欲しいですね。なお、1階と屋上のフリースペースは、連泊している方は滞在期間中、昼間でも利用可能です。
屋上スペースには、コインランドリーがあります。ちなみに、コインラインドリーは、TSUKIMI HOTELさんの道路を挟んで向かい側にもあります。
従来、カプセルホテルと言えばサウナとか健康ランドとかの付帯施設で、終電を逃した人が泊まるというイメージだったのですが、ここは旅行者が普通に泊まるイメージのカプセルホテルです。しかも、デザイナーズカプセルホテルと銘打っているだけあって、オシャレなカプセルホテルです。
キッチンスペースが充実していまして、長期滞在にも対応できます。海外のホテルだとキッチンスペースがあって、お鍋や食器類が置いてあるところは結構あるのですが、日本だと珍しいです。
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ジーン吉本の認識としては、宿泊に特化したホテルと思っています。なので、普通のホテルだと常識的に置いてあるものでも、敢えて置かずにお値段をお安くするというコンセプトなのかなと思いました。
なので・・・
- 身分証明書(これは必須)
- 部屋着
- 目覚まし時計
- シェーバー
- ミネラルウォーター
・・・は持って行った方がいいのではないかと思いました。逆を言うと、必要なものは持っていけばいいわけで。「とにかく宿代を安く済ませたい」と思っている人であれば。うってつけなのではないかと思います。
また、京阪電車の祇園四条駅と、阪急電車の京都河原町駅が徒歩圏内というのは、かなり大きなメリットです。周辺に観光名所や飲食店が充実しているだけではなく、阪急電車で嵐山や洛西方面へ、京阪電車で北白川や洛北方面へ、楽にアクセスできます。ジーン吉本的には、ここはお勧めできると感じました。
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