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京都の観光名所としてはあまりにも有名すぎる、金閣寺です。足利吉宗が室町時代に建立したお寺です。ま、これは日本史の教科書には間違いなく載っているので、敢えてここで書くまでもないかも知れません。
しかし、ちょっと意外かもしれませんが、京都に住んでいる人に限って、金閣寺って行ったことがあんまりなかったりするんです。なぜかと言いますと、とっても不便なところにあるからです。金閣寺って京都市の北西、西大路鞍馬口にあります。ここは車か市バスでないと行けない上、他に何があるわけでもなく、わざわざ行こうとは思わない場所にあるんです。
また、雪景色の金閣寺を連想する人もいるかも知れませんが、京都に住んでいる人でさえ雪景色の金閣寺を見たことがない人はざらにいます。理由はすごく簡単で、京都って滅多に雪が降らないからです。確かに、京都の冬って底冷えするんですけど、京都で雪が積もるのって、年に1回あるかなしか。なので、雪が積もった金閣寺はおろか、雪景色すら滅多に見れないってわけです。
繰り返しになりますが、金閣寺は電車では行くことができません。車か市バスでないと行けません。最寄りのバス停は、金閣寺道です。金閣寺道バス停からおよそ5分歩くと、金閣寺の入口があります。
拝観料は、大人400円です。受付で400円を支払うと、お札がもらえます。このお札が入場券の代わりになっていまして、入口でお札を見せて通ります。
随分前置きが長くなりましたが、金閣寺です。正しくは、鹿苑寺金閣と言います。近年、金箔を貼り直したらしく、きらびやかな姿を見せています。金閣寺の建物も去ることながら、その周りの庭園がとってもきれいなんですね。
別の角度から見ると、こんな感じです。確かに、紅葉の時期の金閣寺が一番きれいだと思いますけど、その次にきれいなのが緑豊かな夏だと思います。確かに、雪景色の金閣寺もサイコーなんですけど、京都の雪景色なんて滅多に見られなくて。普通に冬だと葉っぱが落ちてしまってますから。
ただし、京都って夏はオフシーズンなのは間違いありません。理由はすごく簡単で、暑いんです。これまた日本史の教科書に乗っているかと思いますが、京都は盆地にあって、しかも東・西・北の三方を山に囲まれているため、夏はとっても暑いんです。ただし、オフシーズンといっても別に観光できないわけではなく、スキー場とか海水浴場とかのオフシーズンほどお客さんは減らないんですけどね。実際、夏の金閣寺もきれいですからね。
ただし、日本人の数は少なく、外国人観光客がかなり多かったです。更に、欧米方面からだけではなく、中国からの観光客も多かったです。このため、英語・中国語・日本語が飛び交うという、「一体ここはどこの国なんだろう?」状態に。
金閣寺はお寺なので、最後はちゃんとお参りしましょう。不思議なのは、お寺なのに鐘がついているという点。もともと日本ではお寺と神社は明確に区別されていたわけではないので、これで鳥居がついていて朱色塗りだったら神社だよねってお寺もあるのは事実です。
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