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東武鉄道の特急には、日光線を走るスペーシアときりふり以外に、伊勢崎線を走るりょうもうがあります。日中はおおむね30分に1本、赤城行きと大田行きが交互に走る感じです。ただし、特急とは言ってもスペーシアほど豪華ではありません。車内には自販機はあるものの、車内販売はありません。
ちなみに、「りょうもう」というのは漢字で書くと「両毛」で、群馬県と栃木県のことです。
この特急りょうもう。外観はほとんど同じなのに、シートは何パターンかあるみたいです。行きに乗ったのは、このパターンです。ただ、どのパターンでも、跳ね上げ式テーブルとフットレストはついているみたいです。
シート背面にテーブルがついていません。しかも、物入れがゴムバンド式と質素。「きりふりの方がいいじゃん」という意見もあるかもしれませんが、りょうもうのシートはリクライニング式です。
帰りに乗ったのが、このパターン。行きにのったシートよりもふかふかで、しかもリクライニングシートを倒すと座面が動くというゴージャスなシートです。
物入れも、網になっています。難点は、背面がやや低いのと、リクライニングが3段階しかない点ですか。ただし、ジーン吉本的には、こっちのシートの方が快適と感じました。
停車駅は、浅草、東京スカイツリー、北千住、東武動物公園、館林、足利、太田、藪塚、新桐生、相老、赤城です。一部のりょうもう号は、羽生、加須、久喜にも止まります。ただし、東武動物公園と久喜では、2号車と5号車のドアしか開きません。なぜかと言うと、この2つの駅は上下線ともに乗り降り両方が発生する可能性があり、ホームの駅員さんが特急券を確認するためです。このため、りょうもう号の扉の上には、案内が書いてあります。
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