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わたらせ渓谷鉄道の水沼駅です。前回のリベンジを果たすべく、やって参りました。では、何のリベンジがしたかったのかを説明する前に、水沼駅ってどんな駅なのかを説明しますと・・・この駅、水沼駅温泉センターといって、温泉があるんです。駅に温泉がある駅といえば、上諏訪駅や湯西川温泉駅もそうですね。
これが、駅舎です。運賃は車内で精算する仕組みになっているため、改札がありません。なので、わたらせ渓谷鉄道に乗っていない人でも、駅の入場券なしで温泉を利用できます。しかも、駅前には十分広い駐車場もあるので、列車ではなく車で行くこともできます。そのせいか、地元の人達も良く利用していて、鉄道利用者よりも明らかにお客さんが多かったりします。ちなみに、今止まっているのは間藤方面行きの列車です。
駅舎から跨線橋を渡ると、水沼駅温泉センターがある桐生方面行ホームです。
水沼駅温泉センターの営業時間は、10:30~20:00(ただし冬季は短縮)です。料金は、大人600円、子供・身障者400円です。わ鉄フリー切符をお持ちの方、20名以上の団体の方、JAF会員の方等は2割引です。なので、大人480円という、破格の安さで入浴できるんです。ただし、タオルは持参してください。
で、前回来たときは、かっぱ露天風呂に入ることができず、今回はリベンジしようと思ったのですが…
が~ん! 機械トラブルのため、利用できないそうです。果たして、直す気があるのかどうかが怪しいのですが、ま、大人600円なんだし。
下駄箱は100円リターン式なのですが、脱衣場のロッカーは有料で100円です。しかも、数はあんまりなく、入口の部分に固まっています。たしかに、脱衣かごはある。しかも、脱衣かごを置く棚の方が、ロッカーよりも圧倒的に広い。でも、「盗難が発生しても責任持てません」と言われてしまうとロッカーを使わざるを得ず。結局、みんな入口のロッカーの周りで着替えるという、何ともせせこましいことになっています。やはりもう少しロッカーの数を増やして欲しいと思います。
お湯は無色透明で、含二酸化炭素・ナトリウム・カルシウム・塩化物・炭酸水素冷鉱線です。神経痛や五十肩、うちみ、慢性消化器病、冷え性、高血圧、動脈硬化、病後回復に効果があるそうです。床には湯の花がついていまして、温泉成分は濃いんだと思います。ただし、さらりとしたお湯なので、言われなければ温泉とわからないかも知れません。
かっぱ露天風呂じゃない方のお風呂は、内湯と露天風呂、サウナと水風呂があります。内湯は結構広いものの、露天風呂とサウナはやや狭めです。また、かっぱ露天風呂が利用できないのでそうなってしまうのかもしれませんが、利用客の数の割に狭い気がします。なお、内湯は渡良瀬川沿いがガラス張りで、露天風呂は渡良瀬川沿いの景色が見えるようになっているのですが、川までは距離があるので、景色はあんまり楽しめません。
ここはサウナと水風呂も、屋外にあります。まずは内湯に入り、サウナ→水風呂→露天風呂の順に何回も入っていました。内湯と露天風呂はほぼ同じ湯温で、冬だと外が寒い分、露天風呂の方が若干ぬるく感じます。また、冬の水風呂はとんでもなく冷たいです。
館内には、お食事処わたらせ庵(大広間)、テーブルが並んだ中広間、個室、売店があります。また、団体客が貸し切っていない時は、中広間を利用することができます。更に、合宿処 天の川と言って、合宿施設もあるみたいです。なので、館内はかなり広いです。それなのに、なぜかお昼寝できるスペースがないです。ま、大人600円だから仕方がないか。でも、これだけスペースがあったらお昼寝するところぐらい確保できるはず。
泣かせることに、瓶詰のコカ・コーラがあります。更に泣かせることに、HI-Cもあります。つい懐かしくなって、買ってしまいました。130円です。いや、コカ・コーラを飲んだって、一体何十年ぶりでしょう。おいしかったです。
全体的に、ここはお勧めできると思いますが、やはり露天風呂が狭いのが欠点でして、早くかっぱ露天風呂を直してほしいと思います。
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水沼駅温泉センター
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