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熊本駅同様、くまモンがお出迎えしてくれます。水前寺成趣園(こう書いて、「すいぜんじじょうじゅえん」と読む)です。最寄りの電停は、水前寺公園です。入場料は、大人が400円です。
水前寺成就園は寛永13年(1636年)、細川忠利の時に作られたお茶屋さんが始まりです。このお茶屋さん、この地に建立したお寺の名前から、水前寺茶屋と呼ばれていました。
その後、寛文11年(1671年)、孫の細川綱利の時に、現在とほぼ同じ規模の庭園が出来上がりまして、水前寺成就園と名付けられました。
「成就園」という名称は、陶淵明の詩にちなんで名づけられたそうです。特徴として、庭園のど真ん中に湧き水を持っていまして、大きな池になっています。池には鯉の他、珍しい鳥がいました。
水前寺成就園のパノラマ写真です。通称、水前寺公園とも呼ばれます。
園内に、2つの銅像が立っています。左側が細川忠利、右側が細川藤孝です。細川忠利公は加藤家の後を受けて熊本に入城された、細川家初代の藩主です。細川藤孝公は、細川忠利公の祖父です。
また、園内には立派な能楽殿があります。中に入ることはできません。
左側の藁ぶき屋根の建物が、古今伝授の間です。今から400年前は京都御所の中に建っていたのですが、後に長岡天満宮内に移築されまして、水前寺公園に移築されたのは大正元年だそうです。
前回行った時の、水前寺成趣園です。ここでも、桜を見ることができます。
熊本市観光案内図がありました。「九州新幹線(予定)」と書いてあったので、何だろうと思ったら、2008年現在の地図だそうです。
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