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犬吠埼周辺の温泉旅館やホテルは、大抵日帰り入浴ができます。その中でも、気軽に利用できる犬吠埼観光ホテルに来てみました。
場所は、銚子駅から銚子電鉄で犬吠駅から歩いておおむね20分、ちばこうバスでホテルニュー大新前バス停から歩いて5分ぐらいです。歩いて5分足らずのところにある、太陽の里からは、東京・浜松町への高速バスが出ています。
日帰り入浴の営業時間は12:00~20:00(21:00退館)で、料金は平日大人1,000円、子供600円。休日大人1,200円、子供800円です。フェイスタオルとバスタオルのレンタルがついています。また、備え付けのシャンプーとリンス、ボディソープがあります。
日帰り入浴とお食事処を利用するには、まず自動券売機で利用券を買います。次に、靴を脱いで、スリッパに履き替えます。フロントで利用券を渡すと、フェイスタオルとバスタオルがもらえます。後は、同じフロアにある大浴場へ行く、というわけです。
脱衣場には、脱衣かごが並んでいます。脱衣場内には、ロッカーがありません。貴重品は、休憩処にあるコインロッカー(100円リターン式)を利用します。脱衣場内に鍵付きのロッカーがあってもよさそうに思うのですが、ここは温泉旅館。宿泊客は基本的に脱衣かごがあれば十分なんですね。
大浴場は、サウナ、内湯、露天風呂、半露天風呂があります・・・と、ここでサウナに入るのが大好きな方ですとお気づきかもしれませんが、水風呂がありません。サウナがあるんだったら水風呂は欲しいところなんですけど、スペースの都合上、水風呂は難しいか。
お風呂はすべて天然温泉です。ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩温泉で、ごくわずかに黄色い色のお湯です。ジーン吉本の体感温度的には、大体40℃ぐらいでした。
サウナの温度は約90℃。しかしながら結構古いタイプのサウナで、頭は熱いのに足元が寒いという。しかも、サウナタイマーはなく、砂時計も壊れて砂が出ませんでした。更に、前述の通り水風呂がないため、仕方なく水シャワーをかぶっていました。
とにかく、露天風呂の景色がサイコーです。お風呂の中の写真が撮れず、ホテルの看板の写真でご容赦ください。何しろ、砂浜に面したところに露天風呂があるので、波が寄せては返す音が心地よく聞こえます。しかも、犬吠埼だけあって、一面の水平線が見えます。いや、地球がまあるいんだと実感できる露天風呂です。
半露天風呂というのは、海側がガラス扉になっていて、扉を開ければ露天風呂っぽくなるお風呂です。こちらも露天風呂同様、波打つ音が心地いいお風呂です。
まずは内湯へ入り、サウナ。水をかぶった後に半露天風呂、しばらく休憩したら露天風呂入ってサウナ・・・とこれを繰り返していました。湯加減もまた心地よく、思わず長湯してしまいました。
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建物の外観がやや古めなので、大丈夫かと思ったのですが、十分許容範囲でした。お値段が太陽の里よりも割安なせいか、観光客じゃなくて地元の人たちが利用しています。しかし、あの絶景露天風呂に入れるだけで、お値段の価値は十分あると思います。ここで食事もしようかと思ったのですが、時間帯が合わず残念でした(お食事処の営業時間は12:00~14:30)。これだけ気兼ねなく日帰り入浴できるホテルも珍しいのではないでしょうか。ここはお勧めできます。
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