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高尾山ケーブルカーの高尾山駅から歩いて10分ぐらいのところに、高尾山薬王院があります。ま、高尾山に来る人の目的は、大抵これだったりするのですが。最初に見えるのは、四天王門です。
四天王門をくぐった先に、天狗像があります。
天狗像の向かい側に、厄除開運願叶輪潜なる輪っかがあります。お願い事をしながらこの輪っかをくぐった後、その先にある大錫杖なる鐘をお願い事をしながら鳴らすと、願いが叶うと言われています。
で、ここはお寺だと思うのですが、神社みたく手を洗う場所があります。
ここから奥へと進んでいきます。左側が受付、右側が札所です。この先に、本堂への石段と、大本坊があります。
「高尾山頂はこちら」って、高尾山頂へ行くつもりがなかったのでスルーしようと思ったのですが、どうやらこの石段を登ると本堂のようです。石段の上には、仁王門があります。
で、これが大本坊です。どうやらここは入れないみたいです。
で、これが本堂です。寺の建立は天平16年(744年)と言われているのですが、かなり立派ですね。
横から見ると、こんな感じです。この先に、本社への石段があります。
鐘楼と愛染堂です。縁結びの神様だそうです・・・て、ここはお寺のはずなのですが、恐らく神社とお寺の明確な区別があんまりなかったころにできたのでしょう。
薬王院大師堂です。いつ建てられたかは資料が残っていないので不明ですが、恐らく江戸時代中期ごろと言われています。その後、3回の改修を受けまして、今の場所に移されました。
で、本堂の先の石段を登ると、大鳥居があります。こうなると、完全に神社ですね。
これが本社、薬王院飯縄権現堂です。本殿が建てられたのは享保14年(1729年)、拝殿と幣殿が建てられたのが宝暦3年(1753年)だそうです。建てられたときは独立していたそうですが、のちに連結されて権現堂の形式になったそうです。
境内から下を見ると、こんな感じ。本堂と仁王門が見えます。
どうせだったら奥の院もみたい・・・が、「高尾山頂方面」と書いた立て看板がありまして、その先は急な石段が。
これが奥の院、高尾山不動堂です。元々は現本堂の場所にあったそうですが、明治43年に移築したそうです。
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