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肘折温泉へは、新庄駅から大蔵村営バスで約40分です。運賃は600円ですが、往復すると1,100円に割引になります。往復するときは、運転手さんから往復乗車券を買います。
注意点として、小銭と1,000円札は使えますが、5,000円札や10,000円札といった高額紙幣は使えません。バスに乗る前に両替しておきましょう。また、Suica・PASMOなどの交通系ICカードは使えません。現金のみです。
こちらが、新庄駅のバス乗り場です。
肘折温泉行の大蔵村営バスは、平日が7本、休日が4本です。便数がそれほど多くないので、バスの出発時間は要注意です。
こちらが大蔵村営バスです。マイクロバスですね。肘折温泉の温泉街は道幅が狭いので、普通のバスが入れないのです。
大蔵村営バスの終点が、肘折温泉待合所です。その名の通りバスの待合室と、バス回転場があります。ただし、肘折温泉にはコインロッカーがないので、肘折温泉に泊まる人を除いて、大きな荷物は新庄駅でコインロッカーに預けたほうがいいです。
ちなみに、肘折温泉の温泉街にはバス停が4つありまして、肘折温泉待合所、第一停留所、第二停留所、温泉口です・・・て、
「このバス停の名前、もうちょっとどうにかならなかったの?」
・・・って思うのですが、どうにもならなかったんですね。
肘折温泉待合所バス乗り場の周辺は、こんな感じ。写真左側にバス待合所があります。
肘折温泉待合所バス乗り場からしばらく奥へ行くと、組合2号源泉があります。更に奥へ行くと、源泉公園があります。
組合2号源泉です。やや小さめの公衆浴場ぐらいの大きさはありそうです。
肘折温泉には、日帰り温泉が二つあります。そのうちの一つ、上ノ湯です。この近くに、薬師神社があります。
上ノ湯付近に、第二停留所バス停があります。
「だったらバス停の名前を『上ノ湯』にしたらいいのでは?」
・・・と、突っ込みを入れるのはやめましょう。
肘折郵便局と書いてありますが、営業はしていません。なので、旧肘折郵便局ですね。
旧肘折郵便局の前から、温泉街を撮影しました。
温泉街は道幅が狭く、マイクロバスがぎりぎり通れるぐらいの道幅しかありません。また、バス通りはどこか昭和の雰囲気のする旅館街になっています。
先ほどと逆方向から見ると、こんな感じ。こちらは写真奥が旧肘折郵便局の前です。
温泉街には、旅館の他にも土産物店が立ち並びます。
先ほどの写真の辺りに、第一停留所バス停があります。ま、バス停の名前を「温泉街」にしたくても、バス通り自体が温泉街ですからね。
肘折温泉の温泉街には、土産物店や商店はあるものの、コンビニや自動販売機はないのでご注意ください。
先ほどの写真の先が坂になっていて、坂を上がったあたりに温泉口バス停があります。確かに、ここが肘折温泉の温泉街の入口なんですけどね。
先ほどの商店の横の道を進みます。この道をずぅっと行ったところに、もう一つの日帰り温泉、肘折いでゆ館があります。
先ほどと逆方向を見ると、こんな感じ。写真奥が第一停留所バス停です。
更に先に進みます。
もうちょっとで肘折いでゆ館です。
随分とキレイな橋がありますが、これが肘折希望大橋です。平成24年4月から5月にかけて、大規模な地滑りが発生しまして、崩落した道路を復旧するために作られました。肘折温泉へのバスは、ここを通って温泉街に行きます。
一説によると、本当はまっすぐ降りられる道を作るつもりだったらしいのですが、道を作っている途中で大きな岩が見つかったそうです。この岩を撤去すると温泉が出なくなる可能性がないとは言い切れず、この橋を作ったそうです。
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