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一畑電車(通称:一畑電鉄、ばたでん)は、松江・出雲を走る私鉄です。電鉄出雲市から川跡・雲州平田を経由して松江しんじ湖温泉を結ぶ北松江線と、出雲大社前から川跡を結ぶ大社線があります。でもって、キューティ吉本的には、松江・出雲方面の観光客へのイチオシだったりします。
電鉄出雲市から出雲大社前へ行く(またはその逆)場合、川跡で乗り換えです。ただし、大抵は川跡駅で出雲大社前行き、電鉄出雲市行き、松江しんじ湖温泉行きの3つの列車が接続しているので、乗り換え時間は気にしなくてもいいです。
写真はデハニ50形です。映画 TRAINSで有名になりましたね。出雲大社前駅に静態保存されています。
こちらが室内です。かなりの長さのロングシートですね。
運転台です。
保存状態はかなり良くて、今にも走りそうな感じですね。
一畑電車の主力の一つ、2100系です。元京王5000系です。京王5000系の本来の姿は扉が3つなのですが、扉が2つに改造されています。これは、無人駅のある一畑電車でワンマン運転をするためと思われます。
2100系の車内です。ロングシートがどーんとあります。運転席の後ろには、運賃箱があります。
1000系です。元東急1000系です。この写真は、ご縁電車しまねっこ号Ⅱと言って、島根県のゆるキャラ しまねっこの電車です。
座席には、しまねっこがちょこんと座っています。
運転台です。ワンハンドルマスコンで、引けばアクセル、押せばブレーキになる仕組みです。
7000系です。デハニ50形以来、実に86年ぶりの新車です。
7000系の車内です。クロスシートとロングシートが互い違いになっています。ちょっと見えにくいですが、運転台の後ろに運賃箱があります。
一畑電車の乗り方です。
出雲大社前・電鉄出雲市・川跡・雲州平田・松江しんじ湖温泉は有人駅です。有人駅では、乗る前に自動券売機で切符を買います。自動券売機は現金のほか、クレジットカードやICカードのタッチ決済、QRコード決済が使えます。(この写真は、出雲大社前駅です)
列車が出発する前に、改札口が開きます。それまでは、改札口手前の待合室で待ちます。(この写真は、松江しんじ湖温泉駅です)
改札口が開いたら、駅員さんに切符を確認してもらってから通ります。(この写真は電鉄出雲市駅です)
有人駅で降りるときは、運賃箱(詳しくは後述)に運賃や切符を入れずに、改札口の駅員さんに運賃や切符を渡します。(この写真は出雲大社前駅です)
出雲大社前・電鉄出雲市・川跡・雲州平田・松江しんじ湖温泉以外の駅は、無人駅です。無人駅では、駅員さんがいません。
無人駅では、乗るときに整理券を取ります。降りるときに、運転席後ろの運賃箱に運賃や切符を入れるか、運転手さんに見せてから降ります。(写真は、1000系です)
無人駅では、前の車両のドアしか開きません。なので、無人駅で降りるときは、前の車両に乗った方がいいです。
一畑電車の謎が、一畑口駅です。北松江線の途中にある駅でして、列車はこの駅でスイッチバックします。
なぜそうなっているのかというと、一畑電車は元々、一畑薬師へ参拝する人を運ぶ鉄道だったのです。だから社名が一畑電車なのです。(出雲大社じゃないんですねー)
それで、昔は一畑口駅の先に一畑駅があったのです。で、一畑電車の線路は、一畑駅から放射線状に伸びる線形になっているんです。
しかし、一畑-一畑口は廃止になりまして、線路は一畑口で行き止まりになってしまいました。なので、一畑口に停車した電車はバックするしかなく、一畑口で進行方向が変わるというわけです。
一畑電車は、宍道湖の北側を走ります。なので、車窓から宍道湖が見えます。
「せっかく島根県に来たんだから、宍道湖を見たい」
・・・と思っている方、安心してください。一畑電車から、たっぷりと宍道湖が見れますよ。
実は、一畑電車って松江・出雲方面の観光に便利だったりします。
まず、出雲大社は、出雲大社前から歩いて行けます。松江市内の観光名所である松江城は、松江しんじ湖温泉から歩いて行けます。また、小泉八雲記念館や武家屋敷は、松江城から歩いて行けます。しかも、松江しんじ湖温泉のすぐ近くが宍道湖で、カラコロ広場もあります。
つまり、松江・出雲の名だたる観光名所は、一畑電車の駅から歩いて行けるので、一畑電車を基準に考えた方が便利なんです。
なので、松江・出雲方面へ観光に行く方は、松江しんじ湖温泉駅駅に近いホテルか、出雲市駅に近いホテルがおススメです。
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ちなみに、松江しんじ湖温泉駅の真横にホテル一畑が、電鉄出雲市駅の真横にツインリーブスホテルがあります。が、お宿代を安く抑えたいキューティ吉本としては、出雲市駅周辺のホテルがおススメですね。出雲市駅って、電鉄出雲市駅の真横ですからね。
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