兼六園

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金沢 兼六園 徽軫灯籠、内橋亭と霞ヶ池
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金沢 兼六園 桂坂口

金沢で一番の観光名所、兼六園です。偕楽園、後楽園と並んで、日本三名園の一つです。それ故、かなり広い庭園となっています。

北鉄バス 兼六園下・金沢城バス停

場所は、金沢駅から北鉄バスか西日本JRバスに乗って、兼六園下・金沢城バス停で降りてすぐのところにあります。ただし、近江町市場香林坊のあたりからであれば、頑張れば歩けます。

北鉄バス 兼六園下・金沢城バス停と石川橋

写真後ろに見えるのが、石川橋です。向かって左側が兼六園、右側が金沢城です。つまり、兼六園と金沢城は百万石通りを挟んで隣同士なのです。このため、兼六園と金沢城は併せて行きたいですね。

写真手前が兼六園下・金沢城バス停です。金沢駅から金沢周遊バス(左回り)に乗ると、ここに着きます。

金沢 兼六園 桂坂口への坂

兼六園下・金沢城バス停を降りたら、この坂道を上ります。

金沢 兼六園 桂坂口

坂を上ったところに、事務所があります。ここが桂坂口で、事務所で入園料を支払います。

開園時間は3月1日~10月15日が7:00~18:00、10月16日~2月末日が8:00~17:00です。入園料は大人(18歳以上)320円、小人(6歳以上18歳未満)100円です。現金やクレジットカード、電子マネーが使えます。

金沢 兼六園 桂の木

桂の木です。桂坂という名前は、この機にちなんで名づけられました。

兼六園は元々、金沢城の別邸でした。延宝4年(1676年)に、加賀藩5代藩主、前田綱紀が蓮池亭を造り、その庭を蓮池庭と呼んだのが始まりです。ここが兼六園として、初めて一般に公開されたのが明治7年(1874年)です。

金沢 兼六園 徽軫灯籠、虹橋と霞ヶ池

桂坂口から兼六園に入ると、いきなり兼六園最大の見どころがあります。徽軫灯籠(ことじとうろう)です。琴の糸を支えている琴柱の形をしていることから、徽軫灯籠と呼ばれています。その手前にある石造りの橋が虹橋で、琴橋とも呼ばれています。

金沢 兼六園 徽軫灯籠、内橋亭と霞ヶ池

徽軫灯籠から奥に広がる池が、霞ヶ池です。天保8年(1837年)に掘られた池で、広さは5,800㎡あります。

金沢 兼六園 霞ヶ池、蓬莱島と内橋亭

写真左側、霞ヶ池の中の島は蓬莱島と言います。形が亀の甲に似ているため、亀甲島とも言います。池のほとりにある茶店が、内橋亭です。

金沢 兼六園 内橋亭

内橋亭をアップにしてみました。内橋亭は、かつて蓮池庭内にあった四亭のうちの一つで、霞ヶ池の西南岸に設けられた水亭です。現在でも、ちゃんと茶店として営業しています。

金沢 兼六園 霞ヶ池と蓬莱島

こちらは角度を変えて、霞ヶ池と蓬莱島を撮影しました。

金沢 兼六園 唐崎松

唐崎松です。琵琶湖の松の名所である、唐崎から種を取り寄せた松だそうです。

金沢 兼六園 雁行橋

唐崎松が並んでいる辺りに、なにやら飛び石のようなものが見えます。雁行橋です。

金沢 兼六園 塩釜桜

この辺りは、桜の木が植えられているようです。これは、塩釜桜です。

金沢 兼六園 花見橋

花見橋です。桜が植えられている辺りにある橋です。

金沢 兼六園 梅林

梅林です。昭和43年(1968年)に、全国の梅の木を集めて造成されました。なので、ここは比較的新しいですね。

金沢 兼六園 銅像の台座石

写真手前にある大きな石が、銅像の台座石です。

この石は、明治紀念之標(めいじきねんのひょう)に乗っている、日本武尊(やまとたけるのみこと)の銅像の台座に使っていた医師でした。平成3年(1991年)に銅像を大修理したものの、台座石は傷みが激しく修復できなかったため、新しい台座に変えたそうです。それで、古いほうの台座石をここに残したそうです。石をよく見ると、大きな亀裂が入っていますよね。

金沢 兼六園 時雨亭

林に囲まれている辺りに、建物が見えます。時雨亭です。

時雨亭は、加賀藩5代藩主、前田綱紀が兼六園を作った頃からあった建物でした。廃藩の後に撤去されましたが、平成12年(2000年)に新しい庭園の完成とともに復元したものです。

金沢 兼六園 時雨亭

時雨亭の縁側の辺りを撮影しました。時雨亭は中を見学したり、お茶を頂いたりすることもできます。

金沢 兼六園 栄螺山

内橋亭の真横辺りに、何やらこんもりとしたところがあります。栄螺山(さざえやま)です。

栄螺山は、加賀藩13代藩主、前田斉泰が霞ヶ池を掘り広げたときの土を利用してつくった山です。確か前回行ったときはここを上ることができたのですが、能登地震の影響なのか、立入禁止になっていました。

金沢 兼六園 霞ヶ池と蓬莱島

内橋亭の辺りから霞ヶ池を見ると、こんな感じです。蓬莱島が右側に見えますよね。

金沢 兼六園 夕顔亭

夕顔亭です。安永3年(1774年)に建てられました。蓮池庭にあった四亭の一つです。小さめではあるものの、伯牙断琴の手水鉢(はくがだんきんのちょうずばち)が見える縁側がありまして、見事な茶室です。

金沢 兼六園 夕顔亭と伯牙断琴の手水鉢

縁側と伯牙断琴の手水鉢の辺りを撮影しました。写真真ん中からやや右側の、筒状の石が伯牙断琴の手水鉢です。

伯牙断琴の手水鉢は、自らの琴の音を最も理解した友人の死を嘆き、一生琴を演奏しないと誓った名手、伯牙の姿が浮き彫りにされている手水鉢です。

金沢 兼六園 瓢池と海石塔

瓢池(ひさごいけ)です。写真右側にある灯篭のようなものが、海石塔(かいせきとう)です。この海石塔がどうやって作られたかは、諸説あります。

金沢 兼六園 瓢池

瓢池はその昔、蓮池庭(れんちてい)と呼ばれていまして、兼六園はこの周辺から作られていったと言われています。上から見ると瓢箪のように見えることから、瓢池と呼ばれています。

金沢 兼六園 真弓坂口

瓢池のすぐ近くにあるのが、真弓坂口です。北鉄バスか西日本JRバスの広坂・21世紀美術館バス停から兼六園に行く場合、ここで入園料を払います。また、この坂を下りたあたりが近江町市場香林坊です。




ぴえんのイラスト 女性
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