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水上温泉は、JR水上駅から歩いて5分ほどのところにあります。でもって、水上駅を出ると、水上のイメージキャラクター 水上温泉おいでちゃんがお出迎えしてくれます。でも、ここって元はというと、閉店したお店なんじゃ・・・
水上温泉へ向かって歩いていると、いきなり廃屋登場! 恐らく昔は、飲食店か何かだったのでしょう。しかし、築年数は相当なもので、建物自体が朽ち果てています。更に、「ホテル大宮」の看板が、廃墟感をアップさせています。しかし、まさかこれがホテル大宮じゃないですよね?
はい。ホテル大宮は、さっきの廃屋の後ろにあったのでした。しかし、こちらも廃業してからかなりの年月が経っているらしく、建物は朽ち果てていました。中は荒れ放題で、入ると危険ですね。
更に水上温泉方面に歩くと、営業していないお店を発見。2階は住居と思われますが、恐らくは、誰も住んでいないのでしょう。
左側が上越線、右側が利根川です。ここも水上駅の構内です。かなり広くて、留置線が何本も並びます。最盛期には、もっとたくさんの列車が走っていたと思われるのですが、上越新幹線ができて、特急ときがなくなった結果、寂しいことになってしまいました。その後、特急みなかみが走るものの、こちらも廃止されまして、ついに水上駅に来る特急がなくなってしまいました。
利根川を渡った先が、水上温泉の旅館街です。しかし、この廃墟感漂う建物がいきなりどーんと建っているってどういうこと?
一番手前に建っているホテルです。ご覧のとおり、玄関先の塗装ははがれ、階段は雑草が生えて、とても営業しているようには見えません。しかし、「歓迎○○様」「日帰り温泉できます」の看板は、そのままでした。
でも安心してください。そのお隣のホテル聚楽は、ちゃーんと営業しています。ただし、手前にあった建物は荒れ放題だったのは確かで、恐らくもう使われていないのでしょう。
旅館街を更に奥に進みます。以前ジーン吉本が行ったときは廃墟感がハンパなかったのですが、今では新しいお店もいくつかできていまして、やや勢いを取り戻しているみたいです。しかしながら、観光客の姿はなく、人影もまばらでした。
水上温泉は、利根川沿いの渓谷に建つ温泉地です。恐らく昔は、ずっともっとお客さんが多かったのでしょう。上越新幹線の上毛高原駅があるものの、水上温泉まではバスなので、決して便利とは言えないですね。
水上温泉は日帰り入浴を受け入れている旅館やホテルがありまして、しかも日帰り入浴可能な時間帯を書いてくれているのが嬉しいですね。しかしながら、SLみなかみ号に乗ってきたお客さんが水上温泉に行っているのかと言えばビミョー。「せっかく水上温泉まで来たんだから、温泉に入って帰ろう」ということにはなっていないのかも知れません。
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