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浅虫温泉には、ややこじんまりとしてはいるのですが、旅館街がありまして。その中でもひときわ目を引くのが、ホテル南部屋(「みなみべや」ではなく「なんぶや」と読みます)・海扇閣です。
場所は、青い森鉄道線の浅虫温泉駅から歩いて1分、ほぼ駅のすぐ前と言ってもいい所にあります。コンビニは、浅虫水族館方向に10分ほど歩いたところにあります。
浅虫温泉の中でもかなり立派なホテルでして、一体どんなお部屋なのかと思ったら・・・
とっても広い和室でした。全体の広さで言うと、15~16畳ぐらいはあるんじゃないかと思います。
しかも、和室とは別に、窓側に掘りごたつがあります。真冬になったら本当に掘りごたつになるのかどうかは定かではないのですが、掘りごたつが置いてあるお部屋に泊まったのは、これが初めてです。
(注:のちにホテル南部屋・海扇閣さんからメッセージをいただきまして、冬になると掘りごたつになるんだそうです。フィードバックありがとうございました)
掘りごたつの隣には、窓に面してテーブルと椅子が置いてあります。いや、この部屋どんだけ広いんでしょう。
窓側から入り口方向を撮影すると、こんな感じ。押し入れと、ちょっと見づらいのですが貴重品を入れる金庫があります。
こちらが床の間・・・なのですが、およそ床の間の上に寝られるんじゃないかってぐらい広いです。床の間だけで、畳1畳分ぐらいはありそうです。その他、テレビと加湿空気清浄機が置いてあります。
玄関の脇です。写真正面がトイレ、左側が脱衣場とお風呂、右側に冷蔵庫などがあります。
冷蔵庫の上に、電気ポットとコップ、お茶セットがあります。
その下には、冷蔵庫があります。氷水が置いてあるのがありがたいですね。ソフトドリンクやアルコール類などの飲み物は、1階の自動販売機で買えます。
トイレはお風呂と別のお部屋になっています。バスとトイレが別々になっている時点で、優越感を感じます。
お部屋に備え付けのお風呂ですが、まあおまけと思った方がいいでしょう。シャワーは付いていません。
大浴場はホテルの最上階、9階にあります。展望風呂になっていまして、海と湯の島が見えます。ちなみに、シングルルームを除いて、お部屋は海側にあるので、お部屋からも海と湯の島が見えます。
大浴場は、内湯がおよそ20人ぐらいは入れるんじゃないかと思うぐらい広い湯船(こちらがあつ湯)と、15~16人ぐらいは入れそうなやや小さめの湯舟(こちらがぬる湯)。2~3人入ったらいっぱいになってしまいそうな露天風呂があります。露天風呂が極端に小さいのが???なのですが、冬季は寒すぎて入れないからなのかもしれません。
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩-塩化物泉で、お湯は無色透明です。ジーン吉本の体感温度的には、露天風呂が約42℃、あつ湯が約41℃、ぬる湯が約40℃ぐらいでした。
とにかく、無駄に広いというのがジーン吉本の印象でして、これだけ広いんだったらサウナと水風呂をつけられるんじゃないかって思ってしまいます。また、お風呂に入っている合間に休憩できる場所もなく、仕方がないから露天風呂の横辺りで休憩していました。
確かに、立派な大浴場でして、これだけ立派な大浴場に入れるのは嬉しいです。が、ゆっくり・ゆったりするためにお風呂に入っていると考えると、見た目の立派さよりも、サウナを付けるとか、休憩できる場所(椅子を置くでも可)が欲しいと感じました。
夕食は、ハーフバイキング形式になっています。こちらが、前菜の盛り合わせです。前菜にして、リンゴを持ってくるって、さすが青森県ですね。
松茸の土瓶蒸しです。席で温める仕組みになっていました、あったまったら手前のお皿に土瓶を置きます。旅館のお食事で土瓶蒸しが出たのは初めて。土瓶蒸しが大好きなジーン吉本としては、感動的です。
お刺身です。まぐろ、えび、ホタテ、鯛の4種盛りです。青森県に行ったら食べたい、まぐろとホタテが入っているのがポイント高いですね。
メインディッシュとデザートは、バイキング形式です。ホタテの山賊焼き、牛ステーキ、天ぷら、烏賊のお刺身、チーズを取ってきました。ジーン吉本はバイキングだからと言ってがっつり取ってくるなんてことをしないので、お皿が寂しげに見えますが。リンゴの天ぷらは初めて食べました。
20:30に1階ロビーで、津軽三味線の演奏会があります。宿泊者であれば、誰でも見ることができます。残念ながら演奏中の撮影禁止だったので、演奏前のステージを撮ってきました。
朝食はバイキング形式です。旅館の朝食バイキングって、ご飯とみそ汁の組み合わせでないとどうにもならないおかずしかないケースがありまして、ご飯とみそ汁を最初に取ったものの、パンでも全然問題ないってことに後から気づいて、最後にクロワッサンを取りました。結果、主食がご飯とパンという、不思議なことになってしまいました。
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以前、ここのシングルルームに泊まったことがあるのですが、そもそもこの手の旅館でシングルルームがある時点で、すごくありがたいと思います。また、ゴージャスなお宿に泊まってるんじゃないかって思わせる仕組みや演出がいい意味で巧みで、日常を忘れさせる感じです。ここは十分お勧めできると思います。
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