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今回ジーン吉本がお泊りしたのが、三井ガーデンホテル 汐留イタリア街さんです。場所は、新橋駅、汐留駅、浜松町駅、大門駅から歩いて10分弱ぐらいのところにあります。新橋駅でJR線・東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめに、汐留駅で都営大江戸線とゆりかもめに、浜松町駅でJR線と東京モノレールに、大門駅で都営浅草線と都営大江戸線に乗れます。
4つの駅が徒歩圏内なので、乗れる列車が多いという長所がある半面、どの駅に行くにしても結構な距離を歩かなければならず、立地条件としてはビミョーという短所があります。場所柄、周辺に食べるところは多いので、朝ご飯はホテルでなくても食べられます。コンビニは、隣のビルにナチュラルローソンがあります。また、セブンイレブンやローソンも徒歩数分で行けます。
玄関のドアは、深夜はカードキーがないと開きません。また、エスカレーターも、カードキーをタッチしないとボタンを押すことができません。しかし、このカードキーのセンサーの反応が鈍くて、タッチしてもなかなか反応しません。
ジーン吉本がお泊りしたのは、モデレートクイーン。室内に入るなり、驚愕の事実に気づきます。
「あれ~、デスクがない!」
そうなんです。ベッドとソファ、テーブルはあるのですが、デスクがないんです。この手のホテルには常識的にデスクが置いてあるものだと思っていたジーン吉本は、思わず「嘘だろっ!」
窓側から玄関方向を見ると、こんな感じ。やはりデスクはありません。また、エアコンは集中式になっていまして、室温は各部屋ごとに設定できるものの、冷房・暖房の切り替えはできません。
ベッドです。ほぼ正方形で、広々。縦向きだけでなく、横向きにも寝っ転がれます。
枕元には明かりと目覚まし時計、ACコンセント、照明のスイッチがあります。この目覚まし時計、夜に部屋を真っ暗にすると、何にも見えません。できれば自分で目覚まし時計を持ってきた方がいいと思います。
もう片方の枕元には、明かりと電話、ACコンセントと照明のスイッチがあります。左右両方で小さなテーブルがありまして、枕元でケータイやスマホを充電できるのはありがたいですね。
しかしながら、この部屋にはデスクがないため、お部屋の中で使う小物類を、枕元やキャビネットなど、あっちこっちに分散して置く羽目に。
ベッドの前には、液晶テレビがあります。大浴場やコインランドリーの使用状況を見ることができるのは、便利ですね。ただ、お部屋の広さの割に、テレビがやや小さめです。テレビの周りには、加湿空気清浄機とティッシュがあります。
テーブルとソファーです。テーブルは小さく、ここにノートPCを置いたらいっぱいいっぱいです。しかも、低すぎてキータイプすると疲れること疲れること。はっきり言ってこのテーブル、お仕事には全く向いていません。
しかしながら、このテーブルは飲み物を置くんだったらちょうどいい高さ。しかも、場所を移動できるので、ベッドの脇まで持っていって、テーブルの上にPCやスマホを置いて、ベッドに寝っ転がって動画を見るなんて使い方をすると、超快適だったりします。
ソファーの背もたれは堅め。しかも座面が細いので、見た目ほど快適ではなかったりします。これだけお部屋が広いんだから、もう少し大きめのソファを置いてもよかったのでは?
こちらがお部屋から見える景色です。お部屋によっては、山手線や京浜東北線、東海道線、ゆりかもめがお部屋から見えます。
夜になると、こんな感じ。一番下に、東海道新幹線が走っています。
注意点として、すぐそばをJR線が走っているので、電車が通るたびに音がします。ジーン吉本は気になりませんでしたが、神経質な人だと気になるかもしれません。
窓の横に、クローゼットがあります。中にはハンガーが入っています。
クローゼットの下には、非常灯とセキュリティボックスがあります。
窓のもう一方の横には、キャビネットが置いてあります。キャビネットの上にも物が置けますが、デスクと比べると、やっぱり狭いです。無料でミネラルウォーターが付いているのは嬉しいのですが、缶入りなので蓋をすることができません。缶のにおいも気になるので、欲を言えばペットボトルにして欲しいですね。
キャビネットには、ACコンセント、USBポート、有線LANポートがあります。ここからテーブルに置いたPCまで、電源やLANケーブルを伸ばすとなると、ケーブルの取り回しがトリッキーなことになりまして、使い勝手はいまいちです。
キャビネットの上には、電気ポットとマグカップ、コップと飲み物があります。マグカップとコップが置いてある点と、ドリップ式のコーヒーが置いてある点はポイントが高いといえます。欲を言えば、アイスペールが欲しかったですね。
キャビネットの引き出しには、ランドリーの伝票などが入っています。
キャビネットの下には、冷蔵庫があります。
冷蔵庫の中には、無料のミネラルウォーターが入っています。また、電源スイッチを切ることができます。
バスルームです。洗面台は十分な大きさで、シングルレバー式なので、使いやすいです。
バスタブはやや浅め。肩まで浸かろうと思ったら、今度は膝が出てしまいます。ただし、このホテルには大浴場が付いているので、部屋のバスタブはあまり使わないかもしれません。
洗面台の横には、コップとアメニティ類、ドライヤーがあります。
廊下に出てみると、お掃除ロボットがいました。人や障害物を巧みに除けながら、床を掃除してくれます。
13階には大浴場があります。男女別で、カードキーをタッチしないと扉は開きません。また、タオルの備え付けはないので、部屋から持って行く必要があります。
お風呂は、シンプルに湯舟が一つ。およそ7~8人は入れそうな大きさです。ジーン吉本の体感温度的には、41~42℃。やや熱めにしてあります。深さも十分で、足を伸ばしてしっかりと浸かれます。
天然温泉ではなく、露天風呂やサウナがないのが残念ですが、大浴場があるだけでも嬉しいですね。
13階のエレベーターホールには、電子レンジと喫煙室があります。
13階には他にも、自動販売機と製氷機があります。コインランドリーは12階と11階にあります。
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ズバリ! このホテルをお勧めするのが、観光で来た人。
「渋谷とお台場と銀座と浅草と東京タワーに行きたい。」
と思っている人や、東京に来てからどこに行くか具体的に決めていない人にとっては、徒歩圏内に4つの駅があって便利です。
しかしながら、出張で来た人の場合。営業や就活などであちこちの会社や拠点に行く人ならともかく、1か所しか行く用事がない場合は、駅は一つで十分です。それならば、もっと駅に近いホテルをお勧めします。また、部屋にデスクがないというのは、致命的と言えます。
(注:デスクがある部屋もありますので、予約するときにデスクがある部屋かどうかを確認しましょう)
外観からしてお洒落なホテルで、しかも大浴場があるのはポイントが高いです。また、部屋から電車が見えるので、男の子だと喜ぶでしょう。駅まで少々歩く点だけ目をつぶれば、ジーン吉本的にはお勧めできるホテルだと思っています。