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今回ジーン吉本がお泊りしたのは、アパホテル品川泉岳寺駅前さんです。場所は、都営浅草線・京浜急行線の泉岳寺駅のほぼ真横にあります。また、JR線の高輪ゲートウェイ駅からも歩いて3分ぐらいです。
泉岳寺駅の周辺は、お隣の品川駅・三田駅と比較して、飲食店の数が極端に少ないです。このため、晩ご飯はどうしても品川駅か、三田・田町駅の周辺に行くことになってしまいます。また、朝ご飯を食べるところもあんまりないので、できれば朝食付きプランにしておいた方がいいです。コンビニは、歩いて1分でデイリーヤマザキに行けます。また、ローソンも徒歩圏内にあります。
なお、この記事の執筆当時、泉岳寺駅・高輪ゲートウェイ駅周辺は絶賛工事中です。この工事が終われば、今よりずっともっと便利になるんでしょうけどね。
さて、このホテル、決して敷地面積が広くないところに、21階建ての建物となっています。このため、極端に細長いビルなんです・・・と、ここで思い出すのがアパホテル 新宿 歌舞伎町タワー。どうも嫌な予感がしていたのですが・・・
予感的中! ここも、廊下が吹き抜け構造になっていました。廊下が吹き抜けになっていると、夏は暑くて冬が寒いんです。特に冬は、部屋の扉を開けた瞬間に寒いという、最悪の構造。ジーン吉本的には、どうにもこの構造は好きになれません。
ジーン吉本が今回お泊りしたのは、シングルルームでした。ジーン吉本の予想通り、アパホテル 新宿 歌舞伎町タワーとほぼ同じ造りでした。
窓の向かいには、でっかい液晶テレビがあります。これもアパホテル 新宿 歌舞伎町タワーと同じ。ただし、加湿空気清浄機がありませんでした。ジーン吉本的には、置いて欲しかったんですけどね。
ベッドです。セミダブルサイズなので、部屋の面積の大半を占める感じです。特徴として、窓側が枕になっています。また、遮光カーテンになっているので、まったくと言っていいほど外から光が入ってきません。ま、ジーン吉本が今回お泊りしたのが低層階で、カーテンを開けても隣のビルの壁しか見えないのですが・・・
枕元です。目覚まし時計とティッシュ、非常灯が置いてあります。ACコンセントがありまして、ここでケータイやスマホを充電できるって嬉しいですね。
その他、明かりとエアコンのスイッチが付いています。エアコンのスイッチはユニットバスの近くについているホテルが多いのですが、このホテルでは見当たらず。一体どこにあるのかと思ったら、枕元にあったんですね。エアコンは集中管理になっているので、冷房・暖房を切り替えることはできません。ただし、室温は部屋ごとに設定できます。
デスクです。横幅が広いので、結構使いやすいです。ただ、幅広ベッドが設置されているために室内のスペースが狭く、デスクで作業すると椅子の後ろががベッドにつっかえるという事態に・・・
デスク上には、電話機とメモ帳、テレビのリモコン、電気ポット、ACコンセントがあります。LANコネクタがあるものの、LANケーブルをつないでもなぜかインターネットにつながりませんでした。備え付けのLANケーブルまであるというのに、一体なぜ??? ただし、無線LANでインターネット接続が可能です。
冷蔵庫の中は空で、スイッチで電源を切ることもできます。冷蔵庫の広さは十分で、500mlペットボトルも余裕でドアポケットに入ります。
引き出しの中には、紙コップと飲み物が置いてありました。ちなみに、ガラスコップもありまして、一体なぜマグカップにしないのか謎ではあります。
もう一つの引き出しには、ドライヤーと部屋着が入っていました。部屋着は病院の診察着のようなタイプで、使い勝手はいまいち。
扉の脇には、ゴミ箱とスリッパがあります。ゴミ箱が燃えるごみ用と燃えないゴミ用があるのは、アパホテルのお決まりのルール。
ゴミ箱の上には、ハンガーがあります。ハンガーの数が多いのは嬉しいですね。
バスルームです。一定の湯量で止まる、自動水栓になっています。洗面台が小さいですが、意外と苦になりませんでした。
バスタブです。アパホテル名物と言いますか、卵型をしています。結局、ジーン吉本はシャワーにしか使いませんでした。
洗面台の横には、アメニティ類が置いてありました。
21階には、大浴場と製氷機、自動販売機、コインランドリーがあります。大浴場は宿泊者専用で、カードキーをタッチしないと扉は開きません。また、タオルの備え付けはないので、タオルは部屋から持っていきます。
脱衣場の中には、脱衣かごが並んでいます。できれば鍵がかかるロッカーにして欲しかったですね。ただし、鍵のかかる貴重品入れがありまして、カードキーなど盗まれたら困るものはここへ入れておくことができます。
大浴場は、およそ5~6人は入れそうな広い内湯と、3人ぐらいでいっぱいになりそうな露天風呂、信楽焼の壺湯が2つあります。麦飯石温泉で、天然温泉ではありません。ジーン吉本の体感温度的には、およそ40~41℃でした。
大浴場に窓はあるものの、すりガラスになっているので外の景色は見えません。ただし、光は入るので、昼は明るいです。また、露天風呂は屋根がなく、空がとってもよく見えます。なので、解放感は十分あります。
サウナと水風呂がないのが残念なところです。また、どういうわけか内湯・露天風呂が極端に浅く、肩まで浸かろうと思ったら、寝湯のようにゴロンと仰向けにならないとダメです。このため、肩まで浸かりたいときは壺湯に行くしかなく(こちらは深さは十分)、結果壺湯が大人気ということになってしまっています。
また、内湯と露天風呂は気泡風呂になっているのですが、夜にお風呂に入っていたら気泡風呂が突如としてストップ。どうやら午後10時以降は気泡が止まるみたいです。
21階には製氷機のほか、アルコールの自動販売機とコインランドリーがあります。製氷機が館内に1つしかないのが困るポイントで、客室フロアの一部にも置いて欲しいですね。
また、21階には、外の景色が眺められる展望テラスがあります。
で、こちらが展望テラスからの景色です。ホテル北側の景色を見ることができまして、東京タワーやNEC本社ビルなどが見えます。ちなみに、写真右端の赤いビルに、ヴィラフォンテーヌグランド東京田町さんがあります。
夜になると、こんな感じ。この辺りは高層ビルが多いので、夜景がとってもきれいです。
1階には、ソフトドリンクの自動販売機と電子レンジがあります。
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アパホテルといえば大浴場付きのホテルというイメージが強いのですが、近隣のアパホテルにはどういうわけか大浴場が付いていません。大浴場が付いているのは、ここだけです。
大浴場が付いている点と、駅のほぼ真横にあるのは嬉しいポイントではあるのですが、泉岳寺駅前はやはり不便であるという点と、吹き抜け構造で夏暑く冬寒いのは大きなマイナスポイントです。また、品川へ行くには朝のラッシュ逆向きなのですが、三田・大門・新橋方向に行くには朝はラッシュにまともに当たる点も考慮に入れる必要があります。
以上の点から考えて、どうしても大浴場付きのホテルに泊まりたい人と、基本的に品川に用事がある人を除いて、おすすめはできないかなと思います。
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