この記事の写真は、写真ACからダウンロードできます
金沢の観光で強い味方になるのが、城下まち金沢周遊バスです。金沢市内のおいしいところ、観光名所や繁華街をぐるりと一周してくれる、循環バスです。
こちらが、金沢市内一日フリー乗車券の利用範囲です。で、城下まち金沢周遊バスは、この地図で色分けされているところを通ります。もちろん、金沢市内一日フリー乗車券で城下まち金沢周遊バスに乗れます。
右回りですと、金沢駅から橋場町(ひがし茶屋街と主計町茶屋街の最寄りバス停)、兼六園下・金沢城公園、広坂・21世紀美術館、広小路(にし茶屋街の最寄りバス停)、片町、香林坊、南町・尾山神社、武蔵の辻・近江町市場を通って、金沢駅に戻ります。
右回りは日中15分間隔で走っています。左回りは、休日のみの運行です。(その理由は後述)
城下まち金沢周遊バスは、金沢駅バスターミナルの7番乗り場から発着します。
左回りは、近江町市場、香林坊、片町を先に通るのですが、実はここって金沢市の繁華街でして、そもそも多数のバスが走っているので、城下まち金沢周遊バスに乗る必要がないんです。どの乗り場から乗ればいいかは、案内表示に出ています・・・が、これを見るのが面倒くさい人は、金沢駅バスターミナルの10番乗り場に行きましょう。
では、普通の北鉄バスと城下まち金沢周遊バスとの違いはどこかと言いますと。(写真は普通の北鉄バスです)
普通の北鉄バスは、ICa(アイカ)という独自ICカード対応で、ICOCA・PiTaPa・Suicaなどの交通系ICカード(以下、ICOCAと略します)では乗れないのです。なので、運賃箱にはICaのICカードリーダーが付いています。
一方、こちらは城下まち金沢周遊バスの運賃箱です。ICOCAとクレジットカードタッチ決済が使えます。逆に、ICaが使えないんです。なので、運賃箱にはICOCAのICカードリーダーのほか、後付けでクレジットカードのICカードリーダーが付いています。
「なんだよそれー、北鉄バスって使えるカードがバラバラってどういうこと???」
ジーン吉本的にも、文句を言いたい気持ちはとってもよくわかります。
北陸鉄道(つまり電車)は、そもそもICOCAを含め、ICカードが一切使えないんです。なので、電車の運賃箱にはICカードリーダーが付いていなくて、駅にもICカードリーダーがないんです。
ジーン吉本的には、もういい加減に北陸鉄道はICaをやめて、ICOCAにしないとダメなんじゃないかと思います。
金沢市内にはこの他、西日本JRバスが走っていまして、こちらはずっと前からICOCAが使えます。ただ、金沢でICOCAが使えるのは西日本JRバスのみという状態だったのですが・・・
金沢駅もICOCAが使えるようになりまして、IRいしかわ鉄道線もICOCAが使えます。
こうなると、ICOCAとICaの2つを使い分けなければならず、不便なことこの上ない状態なのです。だから、ICaをやめてICOCAにして欲しいんです。
話が脱線してしまいましたが、城下まち金沢周遊バスはひがし茶屋街、主計町茶屋街、兼六園、金沢城公園、にし茶屋街、片町、香林坊、近江町市場という、おいしいところを循環しています。なので、金沢のバス事情に詳しくない方でも、
「とりあえず、金沢市内一日フリー乗車券を買って、城下まち金沢周遊バスに乗る。」
・・・という点を覚えておけば、金沢の観光はどうにかなるのが嬉しいポイントです。金沢市内って、主要な交通機関はバスですからね。
よろしかったら、写真素材ダウンロードサイト【写真AC】にもお越しくださいませ。当サイトの写真の一部を配布していまして、商用利用も可能です