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金沢でおいしいものの一つが、金沢おでんです。金沢おでんが食べられるお店は金沢市内に色々あるのですが、ジーン吉本は金沢駅にある金沢百番街、あんとの中で探しました。
季節料理 おでん 黒百合を見つけたのですが、時刻はすでに20:00を回っていまして、
「多分だめかも」
・・・と思いつつ、恐る恐るお店に入ってみます。すると、
「ラストオーダーは21:30ですが、よろしいですか?」
・・・というわけで、入ることができました。
店内に入ると、大きなおでん鍋が3つぐらいありまして、おでんが美味しそうに炊けています。
ジーン吉本が最初に頼んだのは、もちろん金沢おでんです。で、金沢おでんを食べると決めてはいたものの、何を頼むかは決めてなくて。そもそも、金沢おでんで有名なおでん種は何なのかもわからなかったのです。
そこで、金沢おでんの盛り合わせか何かを頼もうと思ったのですが、すべて単品での注文でした。結果、玉子・じゃがいも・こんにゃく・ちくわ・竹の子・ごぼう天という、おでんとしては何とも当たり障りのない頼み方に。
ジーン吉本のお隣に座っていた方も同じ状態になっていまして、
「金沢おでんの盛り合わせはないんですか?」
・・・とスタッフに聞いていました。金沢駅の中という場所柄、金沢にあまり詳しくない観光客が行く可能性は十分考えられるわけで。そうすると金沢おでんを食べたいと思っても、どのおでん種を頼めばいいかがわからない可能性は十分考えられるわけで。やはりここは、金沢のおでんでよくある種の盛り合わせを、メニューに加えて欲しいですね。
ここのおでんは、種が串刺しになって出てきまして、何ともお上品な感じです。お味はというと、何ともお上品な薄味。濃い味付けのおでんに慣れてしまっている方もいらっしゃるかもしれませんが、ジーン吉本は、こういう薄味のあっさりしたおでんが好きですね。
続いて、ジーン吉本が気になったのは、川魚。金沢って海のお魚を勝手にイメージしていたのですが、川魚もあるんですね。
ジーン吉本が頼んだのは、岩魚の洗い。洗いというのは、川魚のお刺身のことです。ジーン吉本はどちらかというと白身のお魚の方が好きでして、川魚も淡白で好きなのですが。川魚があまり好きではないという方の話を聞いてみると、
「川魚は泥臭い臭いがするからイヤで・・・」
・・・らしいのですが、この岩魚の洗いは泥臭さは全くなく、淡白なお味が絶品でした。
もう一つ気になっていたのが、どじょうの柳川風。夏にスタミナをつけるのにいいらしく、そもそもどじょうが出てくるお店はあんまりないので、頼んでみました。
柳川鍋と言えば、ごぼうを敷き詰めた上にお魚を乗せて、出汁を入れた後に玉子とじにするのですが。この柳川風鍋はごぼうがあんまり入っていなくて、その代わりにどじょうが丸ごといっぱい入っているんですね。なので、このお鍋のメイン、どじょうがたっぷり食べられる柳川鍋に。
どじょうを食べたことがない方が気になると思われるのは、どじょうって泥の中に潜っているので泥臭くないですか・・・という点かと思いますが、全然大丈夫でした。次に気になると思われるのは、どじょうを丸のままで食べると骨っぽくないですか・・・という点。確かに小骨はあるのですが、ジーン吉本的には気になりませんでした。お魚の小骨が大嫌いなジーン吉本が大丈夫なので、多分大抵の方は大丈夫だと思います。
どじょうがたっぷりと食べられて、しかも絶品。いや、うまかったです。
〆に頼んだのは、雑炊。てっちりとかかにすきとかを頼んで、最後にご飯を入れて雑炊にする・・・はよくあるのですが、雑炊を単体で頼めるって珍しくないですか・・・というわけで頼んでみました。
頼んでみると、お茶碗よりは大きめ、丼よりは小さめの入れ物が出てきました。具になめこが入っていまして、玉子とじにして刻み海苔がかかっています。
こちらも優しいお味で、お酒を飲んだ後のお腹に優しそうな感じです。いや、うまかったです。
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