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大月駅から富士急行線に乗ります。河口湖駅までの切符を買って、改札口を通ったら・・・
「次の列車は富士登山電車です。着席券が要りますが、乗りますか?」
・・・と聞かれ、富士登山電車に乗ることにしました。ジーン吉本って、この手のイベント列車って好きではないのですが、なるべく早く河口湖駅に行きたかったんで。
登山電車と言ってもピンと来ないのですが、実は富士急行線って、大月駅から河口湖駅まで行く間に、標高にして500m昇っているんだそうです。
大月駅を出ると、客室乗務員が
「進行方向右側に見えますのが、リニアモーターカーの実験線です。」
・・・みたいな感じで案内して回ります。
富士登山電車に乗るには、通常の乗車券の他に、着席券200円が必要です。
しかしこの富士登山電車、一応快速で通過駅があるのですが、速度があまり速くないので快速のありがたみをあんまり感じなかったりします。景色を堪能できるよう、わざとゆっくり走っているのかと思ったら、そういうわけでもないみたいです。(「富士急行」って会社名なのに、全然「急行」じゃない!)
車内はこんな感じ。木目調の落ち着いた、それでいて遊び心たっぷりの車内です。なので、座席と言っても色んな形の座席があります。
これは、進行方向左側(大月→富士山間)を向いた座席です。なぜ進行方向左側を向いているのかというと、富士山が左側に見えるからです。しかし・・・
「進行方向右側に見えますのが・・・」
「進行方向右側に見えますのが・・・」
「進行方向右側に見えますのが・・・」
・・・と、客室乗務員が案内するのは、富士山のビューポイントを除いて、進行方向右側ばっかり。その度に後ろを振り向く形になり、はっきり言ってこの座席は失敗だったんじゃないかなぁと思います。
その他、グッズ販売や、乗車記念撮影なんかをやりながら、河口湖駅まで行きます。なお、土・日・休日しか走っていないそうです。そりゃあそうですよねぇ。これ完全に観光列車ですから。
この日は残念ながら、富士山は見えませんでした。別の日に撮ったのが、この写真です。大月駅から河口湖行きの列車に乗って、進行方向左側に見えます。ちなみに、下に屋根だけ写っているのが、寝台特急 富士です。
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