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奥日光の見どころの中でもあまりにも有名な、華厳の滝(けごんのたき)です。日光駅からは湯元温泉行きまたは中禅寺温泉行きのバスに乗りまして約60分ほど、中禅寺温泉バスターミナルから歩いて5分ぐらいのところにあります。
中禅寺温泉バスターミナルから下りのいろは坂の方へ歩いて行くと、ご覧のような立て看板が立っています。どうにも滝があるような雰囲気を感じないのですが、この看板に従って右に進みます。ちなみに、展望台といわずに観瀑台(かんぼうだい)と呼ぶみたいです。
しばらく歩くと、滝が落ちる音が聞こえてきます。なるほど、華厳の滝ですね。この写真は、無料で誰でも行ける観瀑台から撮影しました。
エレベーターに乗ると、華厳の滝を真正面から見ることができます。料金は、大人550円です。折角なので、エレベーターに乗ってみることにします。ちなみにこのエレベーター、岩盤をくり抜いてできているそうで、歩いて降りることはできないそうです。(ええ商売しとるのぉ)
エレベーターに乗って、真正面の観瀑台へ降ります。このエレベーターのすごいところは、1階・2階という表示ではなくて、何mという表示になっているところです。上のエレベーター乗り場が0m、観瀑台が100mという表示になっています。
エレベーターを降りると、とんでもなく長ーい通路が。しかも、滝から落ちる水しぶきのせいか、かなり涼しいです。およそウルトラ警備隊の基地の中のような感じです。
観瀑台は2階建てになっています。エレベーターを降りて通路を進むと、2階の観瀑台があります。ご覧の通り、真正面から華厳の滝を見ることができます。しかも、無料の観瀑台からは見えなかった、中段の細い滝も見えます。この細い滝の数々は、十二滝と呼ばれているそうです。
でもって、ここが1階の観瀑台です。ちなみに、観瀑台というのは、滝を見る場所のことなんだそうです。
1階の観瀑台から華厳の滝を見ると、こんな感じです。やはり無料の観瀑台とは迫力が違います。
華厳の滝はその昔、男体山の噴火で生まれた中禅寺湖の湖水が、大尻川となって流れ出し、大岩壁から一気に落下する滝です。高さは97.0m、落口幅は7.0m、滝壺の深さは4.5m、落水量は毎秒1.5トンだそうです。
この滝の流れは、観瀑台直下の涅槃滝(ねはんたき)にかかり、大谷川(だいやがわ)となって鬼怒川に合流しています。
華厳の滝の動画を撮ってきました。よかったら見てくださいね。
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