念願かなって、ようなく訪れることができました。秩父温泉 満願の湯です。
場所は奥長瀞。電車で行くには、秩父鉄道の皆野駅から日野沢行きの皆野町営バスに乗ります。最寄りのバス停は秩父温泉前でして、皆野駅からはおよそ15分ぐらいだそうです。で、満願の湯は、このバス停から歩いてすぐのところにあります・・・ていうか、この写真左上の、赤いところが満願の湯です。
しかし、問題はバスの便数。この時刻表を見ると、一見結構走ってそうに見えるのですが、よーく見ると、黒文字が平日、赤文字が土・休日なんですね。で、土・休日にはバスが5本しか走っていなくて、運が悪いと2時間も待たされるんです。で、いっぺん満願の湯行きを断念したことがありまして、今回は車でリベンジです。ちなみに、駐車場は十分広いです。
営業時間は10:00~21:00です。入館料は、平日が大人1日800円、17:00以降600円。土・日・祝祭日が3時間900円。1日1,000円です。また、タオルセットのレンタルが250円です。
「どうせ100円しか違わないんだったら、1日料金の1,000円払おうよ。」
と思いたくなるかもしれませんが、ここで宴会をやるつもりの人を除いて、3時間料金で十分です。なお、シャンプーとボディソープは、備え付けのものがあります。下駄箱は100円リターン式なのですが、脱衣所は脱衣かごが並んでいまして、ロッカーは有料で200円です。もんだいはこっちでして、1日入館料1,00円を払い、タオルレンタル250円を払い、ロッカー200円払ったら、これで1,450円です。正直これは割高で、これだけの料金を払うんだったら他にいい施設があると思います。
しかし、天然温泉とうたっておきながら、温泉分析書がどこにも見当たりません(ジーン吉本が見落としているだけだったらごめんなさい)。本当に温泉なのかと疑ってしまうのですが、温泉なんだそうです。お湯は無色透明で無味無臭、ごくわずかにぬるっと感があり、土の香りがするお湯です。お湯は全体的に熱めにしてありまして、ジーン吉本の体感温度的には42℃~43℃ぐらいでした。
大浴場が2つありまして、毎週水曜日に男女入れ替わる仕組みになっています。ジーン吉本が行った時は、露天風呂が黄金の湯だった方が女性、露天風呂が宝登の湯・産の湯だった方が男性でした。この他、内湯にはでっかい湯船が1つとサウナ、水風呂があります。気泡風呂ができるようになっているみたいですが、装置が故障しているのか止まっていました。
珍しいのは、水風呂も温泉水を使っていまして、カルキ臭がなくやわらかい感じのお水でした。ただし、しっかり冷えているわけではないので、サウナで火照った身体を冷やすのにはあんまり向いていないかもしれません。また、露天風呂が川沿いにありまして、満願の滝も見えます。これ、マイナスイオン効果が期待できるんじゃないかと思います。しかし、サウナはいまいちで、上と下の温度差が激しく、下の段は寒いぐらいなのに、上の段は熱くてしょうがない感じでした。しかも、狭いです。
施設は、1階にフロントと大浴場とお土産物コーナー、2階に個室休憩室があります。しかし、なぜかお食事処が1階と2階にあり、大広間と書かれている部屋には全部メニューが置いてありました。
「食事をしない人は、使わないでください。」
と言わんばかりでして、まともに休憩できるスペースは限りなくゼロに近い感じでした。
お湯が熱過ぎてゆっくり入れず、サウナも混みまくっていて入れず、挙句の果てにまともに休憩できるスペースも見当たらず、とてもゆっくりできる感じではないと思い、早々に立ち去ることにしました。泉質ではすぐ近くの梵の湯の方が絶対いいと思いますし、「必ず願いが満つる」パワースポット的な温泉に行きたいんだったら三峯神社の方が絶対いいと思います。どうにもこの施設は商売の匂いしか感じず、ジーン吉本的には次はないと思います。
↓お得な前売りクーポンをじゃらん遊び・体験で見る方は、ここをクリック
秩父温泉 満願の湯
よろしかったら、写真素材ダウンロードサイト【写真AC】にもお越しくださいませ。当サイトの写真の一部を配布していまして、商用利用も可能です