三峯神社の境内に、「日帰り入浴できます」なる看板がありました。これまで、温泉があるお寺は見たことありますが、温泉がある神社は初めてです。温泉大好きなジーン吉本ですから、これは行ってみるしかないと思い、案内看板に従って行ってみることにしました。
その先にあったのは興雲閣という、三峯神社の境内にある旅館、というか宿坊、というか宿泊施設です。どうやらここに温泉があるらしく、「日帰り入浴できます」と書いてあったので、恐る恐るフロントで聞いてみましたら、
「できますよ。」
とのこと。しかも、入浴料は大人600円と、この手の施設にしては良心的なお値段。フェイスタオル100円も一緒に買うことにします。シャンプーとボディソープは、備え付けのものがあります。
大浴場「三峯神の湯」は、3階にあります。フロントで入浴料を支払ったら、奥の下駄箱に履物を入れ、エレベーターで3階に上がります。脱衣場には脱衣かごが並んでいます。ただし、無料の貴重品ロッカーがあります。
で、大浴場に入ってみると・・・
なんと、誰もいませんでした！
お湯はナトリウム－塩化物泉で、大滝温泉から引いているそうです。無色透明でわずかにトロっと感があり、入るとお肌がつるつる、すべすべになるお湯です。ジーン吉本の体感温度的には約41℃ぐらい。湯温は普通です。塩化物泉だけあって、なめるとややしょっぱいお湯です。
お風呂はシンプルに内湯1つのみ。およそ5～6人入ったらいっぱいになりそうな大きさです。ジーン吉本の貸切状態でして、ゆったりのんびりと、何度も何度も入ったり上がったりを繰り返していました。確かに、かなりいいお湯です。ここぞまさしくパワースポットかもしれません。なにせ、神社の中にある温泉ですから、ホントご利益がありそうな感じです。
3階には三峯神の湯のほか、飲み物の自動販売機と、長椅子がいっぱい並んでいまして、お風呂から上がったらここで休憩できます。
実はこの興雲閣、三峯神社の建物でして、なんと神社が運営する宿泊施設です。なので、エレベーター1階フロア案内には、「社務所」なんてのも書いてあります。また、館内を巫女さんが平気で歩いていたりします。ま、神社ですから。
確かに、これだけ下界から離れたところですと、宿舎があっても不思議ではないですね。ただし、どう考えても周辺に晩ご飯とか朝ご飯を食べられるところがあるとは思えず、1泊2食付きが必須なんじゃないかと思います。ちなみに、日帰り入浴だけの利用だけでなく、食事だけの利用もできるそうです。
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