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やはり福井県に来たんだったら、ここは見て帰らないとダメでしょう。大本山永平寺です。えちぜん鉄道の永平寺口から、バスで15分ほどのところにあります。また、福井駅から高速バスが運行されています。
永平寺は、寛元2年(1244年)に、道元禅師によって開かれた、座禅修行の道場です。最初は京都に道場を作ったのですが、寛元元年に越前の国に移りまして、永平寺を開かれたそうです。曹洞宗の大本山でして、僧侶の育成と檀信徒の信仰の場所となっています。
ジーン吉本の行った時がちょうど新緑の季節でして、中はとってもきれいでした。また、雲水と呼ばれる、修行僧もたくさんいらっしゃるお寺だけありまして、かなり広いです。
通用門です。一般の参拝者は、ここから入ります。通用門の中に自動券売機がありまして、拝観料500円を支払います。
吉祥閣(「きちじょうかく」と読みます)です。参拝者は、まずここへ通されます。靴を脱いで、ビニール袋に入れて持ち歩きます。その後、注意事項が説明されます。で、基本的なルールは・・・
- 場内は左側通行
- 建物の外には出ないこと
- 基本的に写真撮影は可
- フラッシュは使用しないこと
- 修行僧にカメラを向けないこと
- 当然ですが、禁酒禁煙
です。しかし、中は撮影禁止になっているお寺が結構ある中、場内撮影可というのは嬉しいではありませんか。
傘松閣(「さんしょうかく」と読みます)です。ちょっと見えにくいのですが、天井絵が描かれています。156畳もある、かなり広いお部屋でした。
廊下はこんな感じです。土足厳禁なので、履物はビニール袋に入れて持ち歩きます。参拝順路に従って、左に曲がります。写真にありませんが、この近くに東司(「とうす」と読みます)といって、お手洗いがあります。
最初に、僧堂に着きます。ここから中を撮るとこんな感じ。左側が仏殿、正面が庫院、右側が中雀門です。
僧堂から法堂へと進みます。しかし、中は階段になってまして、結構長いです。
階段の途中から、承陽門が見えます。その奥に、承陽殿があります。
承陽殿の途中に、白山水があります。白山連邦に連なる湧き水でして、道元禅師にお供えする水です。
承陽殿から撮影しました。左側が、承陽門です。承陽殿は、道元禅師のお墓でして、曹洞宗の聖地とも言える場所です。
法堂(「はっとう」と読みます)です。ここが一番奥でして、説法や法要が行われます。
法堂の中に入ってみます。中はかなり広く、畳敷きになっています。一般参拝者は、手前から参拝します。
法堂の下に一文字廊という廊下がありまして、ここから法堂を見るとこんな感じです。
瑞雲閣です。大庫院の一部でして、ここが接待所になっているようです。
で、ここが大庫院(「だいくいん」と読みます)です。ここが台所でして、賓客の接待の間などがあります。
仏殿です。その名の通り、中には大仏様がいらっしゃいます。
で、その仏殿の中はこんな感じです。
浴室です。入浴も修行の一つでして、節水に心がける、喋らないなどの心得があるそうです。
山門から中雀門を撮影しました。この山門が、一番古い建物だそうです。
中の写真しかありませんが、祠堂殿です。ここが一般の方々の納骨や供養などの法要が行われる場所です。
順路を進んでいくと、最後に吉祥閣に戻ってきます。これが、永平寺の全景です。山の中にありまして、いかに広いかがお分かりいただけると思います。
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