いわき湯本温泉には、みゆきの湯ともう一つ、日帰り温泉があります。さはこの湯です。ご覧の通り、文化財級とは行かないかもしれませんが、どことなく歴史を感じる建物ですね。
場所は、常磐線湯本駅から歩いて10分ぐらいのとこで、いわき湯本温泉の中心部から近い場所にあります。営業時間は8:00~21:00(定休日あり)で、料金は大人230円、子供90円・・・と、信じられない安さです。ただし、フェイスタオル200円なので、タオルを買ってしまうとみゆきの湯の方が若干安かったりします。なお、備付のシャンプーやボディソープはありません。
下駄箱の横で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。自動券売機でチケットを買い、フロントに渡します。その後、脱衣場へ・・・というシステムなのですが、どこまでが靴を履いたままいける場所で、どこからが靴を脱がないと入れない場所なのか、わかりにくかったりします。なぜかと言うと、床がコンクリートがベースだからで、だからこそ裸足では入れず、スリッパに履き替えるというわけです。
お風呂は、定期的に男女入れ替えているみたいです。今日は、男性が檜のお風呂ですと書いてありました。脱衣場には、脱衣かごのほか、無料のロッカーもあります。
お風呂場に入ると、硫黄の匂いがぷんとします。お湯は、含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で、やや白い色をしています。八角形の大きい湯船が1つ、その横におよそ1人入ったらいっぱいになる小さい湯船があります。
まずは、大きい湯船から入ります。ジーン吉本の体感温度的には、43℃ぐらい。結構な熱さです。2~3分も入れば、十分温まります。ちなみに、混んでいるのはこちらです。続いて、誰一人入ろうとしない、小さい湯船に入ります・・・と、ここで。足を付けた瞬間、なぜ誰も入ろうとしなかったのか、理由がわかりました。このお湯、ジーン吉本の体感温度的には、47℃ぐらい。あの草津温泉 大滝の湯の合わせ湯の一番熱いところより、更に熱いんです。ちなみに、ジーン吉本の持続時間は10秒。確かに、これは誰も入ろうとしないはずです。やむなく、大きいお風呂→休憩を繰り返しました。
檜風呂と言っても、檜の部分は上だけなので、お風呂全体が檜というわけではありません。しかしながら、お風呂の内装が檜なので、かなり風情があります。あの特徴的な外観と相まって、いかにも温泉に来たなって感じになれます。いわき湯本温泉に行ったら、ぜひここは行って欲しいと思います。お勧めです。
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