日帰り入浴レビュー：アパスパ金沢駅前

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アパホテル金沢駅前には、2階に大浴場があります。しかも、この大浴場はアパスパ金沢駅前と言って、入浴料金を支払えば宿泊客でなくても利用できます。つまり、ただ単にビジネスホテルに大浴場が付いているだけではなく、日帰り入浴施設もあるというわけです。

なお、アパホテル金沢駅前の宿泊客は、無料でアパスパ金沢駅前を利用できます。また、デイユース（つまり日帰り）でアパホテル金沢駅前のお部屋を使用しても、無料でアパスパ金沢駅前を利用できます。なので、長時間利用する方で、お部屋でゆっくりしたい方は、アパホテル金沢駅前のお部屋を日帰りで利用するという手もあります。

場所は、金沢駅の金沢港口（西口）から歩いて１分・・・て言うか、金沢駅のすぐ隣にあります。

金沢駅西口には高速バスの乗り場がありまして。高速バスに乗る前、または高速バスに乗った後、お風呂に入りたい方にとっても重宝します。

営業時間は6:00～0:00で、料金はフェイスタオルとバスタオルのレンタル料金込みで、3時間1,000円です。

エレベーターで2階に行くと、エレベーターを降りたすぐ先がアパスパ金沢駅前のフロントです。自動券売機で入館料を支払い、チケットをフロントに渡します。フロントでタオルとロッカーの鍵を受け取り、靴を脱いで下駄箱に入れます。ロッカーは指定されたロッカーを使います。

アパホテル金沢駅前の宿泊客は、部屋着のままアパスパ金沢駅前を利用できます。部屋からタオルとカードキーを持っていきます（・・・て、カードキーを持っていかないと部屋に戻れないのですが）。フロントにカードキーを見せると、そのまま入れます。ロッカーは、宿泊客専用のものを使います。

お風呂は、広ーい内湯が1つとサウナ、水風呂。内湯の一部がジェットバスになっています。露天風呂は壺湯になっています。また、男湯のみ内湯とガラス窓一つ隔てた隣に広ーい露天風呂があります。女湯に広い露天風呂を作れない理由は、何せ2階なのでここに広い露天風呂を作ってしまうと、ホテルの客室から丸見えになってしまうからだと思われます。

お湯は天然温泉ではありません。内湯がラジウム人工温泉なのですが、ジーン吉本的には違いがわかりませんでした。ジーン吉本の体感温度的には、サウナが約90℃、お風呂が約40℃でした。

まずは、内湯に入ります。ここはとにかく広くて、ざっと20人ぐらいは入れそうな感じです。その昔、ここは黄金風呂と銘打って、天井が金色だったんです。今でも金色なのですが、金色が剥げているのでいただけない感じです。思うに、客室は近年リニューアルしたみたいですが、大浴場はそのままなんだと思います。

続いて、サウナに入ります。ここは7～8人は入れそうな感じです。テレビが付いているのは嬉しいのですが、奥行きがないせいなのか、1段しかありません。ジーン吉本は別に気になりませんでしたが、サウナに入ったら一番上の段に座る癖のある人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。（一番上の段が一番熱いんですね）

水風呂に入った後、3階に行きます。どういうことかというと、男性用の壺湯は3階にあるんです。しかし、これが急階段でして。お年寄りだと上り下りに四苦八苦するかもしれません。ただし、3階露天エリアは開放感がありまして、さすがに屋根はあるものの、風が心地よかったです。（冬だったら寒いかもしれませんが）

続いて、露天風呂に入ります。この露天風呂も結構広くて、頑張れば10人ぐらいは入れそうな気がします。ただ、露天風呂と言っても高い壁がそびえたつ感じのところにありまして、天井の部分しか開いていないんですね。で、天井には屋根があるので、外気は入るものの開放感はないです。

大きさはいわゆるスーパー銭湯を一回り小さくした感じではありますが、よーく考えてみるとここは金沢駅の前でして。繁華街にあるサウナって大抵これぐらいの大きさで、しかも露天風呂は普通ないので。確かに、都市型サウナ施設と考えれば十分よくできていると思います。