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鉄輪温泉の名物、鉄輪むし湯です。別府駅からはバスで30分ほど、鉄輪バスのりばから歩いて5分ぐらいのところにあります。また、地獄めぐりを終えた後に行くのもありです。白池地獄から歩いて10分ぐらいのところにあります。
料金は大人510円です。裸では入れません。Tシャツに短パン姿でも入れますが、入った後は汗だくになるので、レンタルの浴衣を利用することをお勧めします。浴衣レンタルは210円です。
まずは脱衣場で服を脱ぎ、かけ湯で下腹部を洗います。その後、浴衣に着替えてむし湯に入ります。むし湯の中は薬草が敷き詰められていまして、下から温泉の蒸気が沸き上がっています。枕代わりの石が置いてありまして、ここへタオルを敷いて横になります。おすすめは8分だそうで、8分経ったところで教えてくれます。むし湯から出たら、身体や浴衣についた薬草を払ってもらいます。で、浴衣を脱いで温泉で汗を流す、という仕組みです。
むし湯には案内役のおばさんお姉さんがいまして、
「今日はちょっと熱いから、冷ましてから入りましょうね」
・・・と、ジーン吉本が入る前に、むし湯の扉を開けっ放しにしました。すると、熱気とともに湯気が容赦なく出てきます。むし湯の入り口は低く、かがんで入る感じです。ちなみに、写真手前の灰色の建物がむし湯で、左が男湯、右が女湯です。
中に入ると、薬草のいい香りがぷんとします。この薬草も湯気で蒸しあがった状態になっていまして、その上に横になると背中に熱が伝わってきます。おばさんお姉さんが冷ましてくれたので、入った時はそれほど熱くありませんでした。しかし、しばらくするとだんだん熱くなってきまして、足の先が熱く感じるぐらい熱くなってきました。もうそろそろ限界かと思ったところで、8分経過。むし湯を出ることにします。
むし湯を出たら、かなりの汗。なので、お風呂に入ります。およそ4~5人ぐらい入ったらいっぱいになるんじゃないかってぐらいの湯船があります。このお風呂も天然温泉です。ただし、事実上は汗を流すためのお湯って感じですね。ちなみに、お湯は無色透明です。
ちなみに、むし湯の隣に足湯ならぬ足蒸し湯があります。こちらは、無料で入れます。
スチームサウナとも岩盤浴とも違う感じでして、これはかなり珍しいじゃないかって思いまして、入ってみました。あの薬草が心地よくって、入ってよかったと思いました。鉄輪温泉にお越しの際は、ぜひ入ってみてください。ただし、この日は外も天然のむし湯状態だったのですが・・・
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