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キューティ吉本が鳥羽でお泊りしたのが、錦浦館さんでした。場所は、鳥羽駅から歩いて2分ほどのところ。JR鳥羽駅の出口を出て、近鉄志摩線沿いの道を賢島方向に歩いたところです。近鉄志摩線の車窓から見えるので、まず場所はわかると思います。
近隣には飲食店が数軒あります。なので、晩ご飯を食べるところはあります。しかし、朝ご飯となるとコンビニ飯ぐらいしか食べるものがないので、できれば朝ご飯は付けた方がいいと思います。コンビニは、近鉄鳥羽駅と、鳥羽市内中心部にファミリーマートがあります。
注意点として、クレジットカードが使えません。このため、クレジットカードを使う方は、宿泊サイトなどで事前に支払わないとダメです。(PayPayは利用可能)
今回お泊りしたのは、和室10畳のお部屋です。とにかく、昭和レトロにたっぷり浸れるお部屋です。
お部屋は海側に窓があるので、景色がいいです。また、近鉄電車が走っているところが見えるので、男の子だと喜ぶかもしれません。
ただし、線路に近いだけに走行音はまともに入ってきまして、しかも列車はカーブを走るので、車輪がレールにきしむ感じの音が聞こえます。ジーン吉本は気になりませんでしたが、音に神経質な方は要注意です。
ちなみに、部屋からはこんな感じで見えます。ちょうど特急しまかぜが鳥羽駅に入線しているところです。
先ほどと反対方向を見ると、こんな感じ。エアコンは新しくしたみたいで、ちゃんと部屋ごとに温度を変えられます。
和室なので、もちろんお布団で寝ます。この押し入れの中に入っています。
小さい方の押し入れに、ハンガーと浴衣、タオルが入っています。
押し入れの隣には、液晶テレビと金庫があります。
で、この旅館。昭和レトロ感たっぷりなんですね。まずは、この冷蔵庫です。かなりの年代物と思われまして・・・
なんと、今どき瓶を抜くと自動的に請求される仕組みなんですね。しかも、飲み物は全部瓶。とはいえ、空きスペースはあるので、500mlのペットボトル数本なら入りました。近所のコンビニで飲み物を買っても大丈夫です。
続いて、お手洗い。部屋のコーナーにある三角形のタンクが、いかにも昭和の時代のトイレですよね。
もっとすごいのがこれ。トイレの換気扇です。「ナショナル」のロゴが泣かせます。ただ、換気扇の掃除が行き届いていなくて、ほこりがたまっているのがいただけない感じです。
続いて、洗面台。お湯と水が別々になっていまして、しかも蛇口の形って、典型的な昭和の時代の洗面台ですよね。
こちらが、お風呂です。昭和の時代って、シャワーが付いているだけでも画期的だったんですよね。
晩ご飯と朝ご飯は、お部屋でいただけます。こちらが、夕食です。
前菜と焼き物、お寿司、茶わん蒸しです・・・と、ここで大問題が発生!
実は晩ご飯のメニューに「伊勢エビのサラダ仕立て」と言うのがあったのですが、ジーン吉本はサラダがダメなのです。そこで、「伊勢エビのサラダ仕立て」の差し替えをお願いしたんですね。
で、どうしても伊勢エビのお刺身が食べたかったので、フロントで
「伊勢エビのお刺身は出てきますか? 出ないんだったら別料金払いますから、追加して欲しいんですけど。」
と聞いたところ、
「伊勢エビのサラダ仕立てがダメって聞いているんですけど、エビがダメなんですか?」
と聞かれ、
「いいえ。サラダがダメなんです。」
と言ったら、
「わかりました。伊勢エビのお刺身、出ますよ。」
と言われたんです。その結果、出てきた晩ご飯がこれ。なんだかよくわからないお魚が入ったサラダが出てきまして、サラダがダメなジーン吉本は食べられず。もう一つ、伊勢エビの塩焼きがあったのですが、焼いてから時間が経っていて、完全に冷めた状態。なので、お味もイマイチでした。
かくして、一番食べたかった伊勢エビが不発に終わり、残念な結果に。
恐らくは、このお宿が気合いを入れたポイントは、伊勢エビではなく、このお造りだったのでしょう。確かにおいしかったです。
また、アワビのバター焼きもありました。
また、和牛のしゃぶしゃぶも出てきました。
ま、「伊勢エビもアワビもお造りも食べたい」と、あれもこれも食べたいと欲張ったのが失敗でした。伊勢エビが食べたいんだったら伊勢海老づくしのコースにするべきだったってことなんでしょうね。
こちらが朝ご飯です。お魚の開きは、火であぶっていただきます。お味噌汁は、お鍋で出てきまして、なるほど。これだったらあらかじめ作っておいて、冷えた状態で持ってくることができるってわけですね。
このお宿には、天然温泉の大浴場があります。注意点として、大浴場への入り口までに階段があるんです。女湯は階段を数段上がったところにあるのですが・・・
男湯は2階にありまして、女湯の入り口からがっつり階段を上ったところにあります。エレベーターがないので階段を上がるしかなく、足の悪い人は大浴場を利用できないので注意が必要です。
大浴場は、シンプルに広~い湯舟が一つ。後は、水風呂が2つです。露天風呂がないのは許すとして、水風呂を2つにする意味が不明で、それだったら水風呂のうちの1つをあつ湯、広い湯船をぬる湯にして欲しいですね。
お湯は榊原温泉を持ってきたものでして、無色透明の単純アルカリ泉です。ジーン吉本の体感温度的には41~42℃と、やや熱めに感じました。
何しろ、お湯と水しかないので、お湯に入って、暑くなったところで水風呂、あとお湯で軽く温めて休憩・・・と繰り返していました。
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やはり晩ご飯は大きなマイナスポイント。エビが入っている献立は伊勢エビのサラダ仕立て以外にもあるので、もしエビがダメなんだったら、
「伊勢エビのサラダ仕立てがダメなんです」
ではなく、
「エビがダメなんです」
っていうはずですよね。しかも、晩ご飯が出る前にフロントに確認しているので、これは完全にアウトです。これ以外に問題なかったので、残念です。
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