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大阪難波・名古屋・京都と伊勢志摩方面を結ぶ近鉄特急、伊勢志摩ライナーです。志摩スペイン村の開業と同じ時期にできまして、当時は近鉄特急のフラッグシップだったのですが、現在では特急しまかぜにフラッグシップの座を明け渡しています。
しかしながら、これでも十分豪華で、1~4号車がレギュラー車両、5号車がサロン席車両、6号車がデラックス車両です。
大阪方面からの停車駅は、大阪難波・大阪上本町・鶴橋・(布施)・(大和高田)・(大和八木)・(榛原)・(名張)・(桔梗が丘)・(伊賀神戸)・(榊原温泉口)・(伊勢中川)・(松阪)・伊勢市・宇治山田・(五十鈴川)・鳥羽・磯部・鵜方・賢島です。
名古屋方面からの停車駅は、名古屋・(桑名)・(四日市)・(白子)・津・(久居)・(伊勢中川)・(松阪)・伊勢市・宇治山田・(五十鈴川)・鳥羽・磯部・鵜方・賢島です。
京都方面からの停車駅は、京都・丹波橋・(高の原)・西大寺・(西ノ京)・大和八木・(榛原)・名張・(榊原温泉口)・伊勢中川・松阪・伊勢市・宇治山田・(五十鈴川)・鳥羽・磯部・鵜方・賢島です。
注:()は止まらない列車あり
レギュラーシートです。これでも十分、重厚感のあるシートです。
シート状面です。シートバックテーブルは付いていません。
足元には、フットレストがあります。
フットレストの間に、ACコンセントがあります。
近鉄特急はシート背面ではなく、ひじ掛けにテーブルを付けるのが伝統になっているみたいでして、伊勢志摩ライナーのレギュラーシートもひじ掛け式テーブルです。
伊勢志摩ライナーは2色ありまして、黄色と赤です。ちなみに、京都-賢島が、民鉄最長距離を走る特急列車です。
近鉄特急には、停車駅の少ない甲特急と、停車駅の多い乙特急があります。大阪難波からの甲特急だと、鶴橋を出ると伊勢市まで止まりません。名古屋からの甲特急だと、名古屋の次が津で、津を出ると伊勢市まで止まりません。このため、間違えて乗ると大変なことになります。
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