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南房総の辺りをドライブしていたら、こんな施設を見つけました。お食事処ばんやさんです。場所は、JR保田駅から南方向に歩いて15分ぐらいのところにあります。もちろん駐車場もあります。
実はここ、保田漁協の直営でして、温浴施設併設のお食事処なんですね。
なので、まずはお風呂から行きたいと思います。ここにはばんやの湯と言いまして、宿泊施設併設の日帰り入浴施設があるんです。
営業時間は平日15:00~22:00、休日7:00~22:00で、火曜日が定休日です。入浴料は大人600円、子供300円です。シャンプー・リンスとボディシャンプーは備え付けのものがありますが、タオルは別料金で220円です。なお、支払いは現金とクレジットカードが利用可能です。
下駄箱に靴を入れ、フロントで入浴料を支払います。すると、白いプラスチックのカードがもらえます。
「はて、これは一体何だろう???」
・・・と思いつつ、脱衣場に入ります。
脱衣場のロッカーは、空いているところを適当に使います・・・と、ここでロッカーを開けると、扉に何か付いているのに気づきます。で、ロッカーに貼ってある説明書きを読むと・・・
「カードを横向きに差し込んでください。」
実はフロントで渡された白いプラスチックカードというのがロッカーの鍵でして、これをロッカーの扉に挿入しないと鍵をかけることができない仕組みなんです。個人的には100円リターン式でもいいんじゃねって思うのですが、なるほどこれだったら一人で何個もロッカーを独占できませんもんね。
湯舟は2つ。2~3人ぐらいでいっぱいになりそうな小さな湯舟が普通のお湯、軽く10人は入れそうなでっかい湯船が高濃度炭酸泉です。残念ながら天然温泉ではありません。ジーン吉本の体感温度的には、高濃度炭酸泉が約39℃、普通のお湯が約42℃。やや熱めにしてある感じです。
まずは、高濃度炭酸泉に入ります。高濃度炭酸泉にしては熱めのお湯が災いしているのか、それともお風呂の広さが災いしているのか、炭酸が身体にまとわりつく感じがあんまりしません。ただ、高濃度炭酸泉であることは間違いなく、10分も入ればしっかりと温まります。
少々休憩した後、今度は普通のお湯に入ります。熱めのお湯に入って、温まった気分になりたい方はこちらに入ってください、ということなのでしょう。
お風呂から上がったら、お食事処に行きます。漁協直営店となれば、食べるものと言えば当然お魚でしょう。
しかし、ちょうどお昼時と重なりまして、かなりの広さのお食事処にもかかわらず、結構な人数の人が待っている状態。ジーン吉本は一旦退散します・・・で、お昼時が過ぎて、そろそろ空いてきたと思われる頃合いを見計らって、再度行ってみました。
食事処の営業時間は平日9:30~17:45、休日9:30~19:30で、不定休です。支払いは現金とクレジットカードが使えます。
ここのメニューはお刺身、ミックスフライ、お寿司などが日替わりで、中身がその日にあがった魚によって変わるため、今日はどの魚が出てくるか「本日のネタ」というところに書いてあります。
金目鯛の煮つけとか、伊勢エビのお刺身とか、豪華なメニューもあるのですが、ジーン吉本が頼んだのが刺身6点盛りです。ここにご飯セットを追加して、刺身6点盛定食にします。ご飯は普通盛りを頼んだのですが、それでも結構大きいです。
前述の通り、どのお魚が出てくるかは日によって異なります。今日はワラサ・アジ・マグロ・メダイ・ヒラマサ・タイでした。
まず、切り身が普通のお刺身定食よりもでかいんですね。しかも、新鮮でうまい! さすが保田漁協と言いますか、お昼時にあれだけの人が集まっていたのもうなづけます。
天然温泉ではなく、高濃度炭酸泉も決して珍しいものではないので、この温浴施設のためだけに遠くから行く必要性はないでしょう。ただし、南房総で高濃度炭酸泉に入れる温浴施設はかなり珍しいのは間違いないです。なので、まずは食事を目的にここに来て、ついでにお風呂に入るのはありだと思います。
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