うなぎの末よし うな重

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天文館を歩いていて、ここは行ってみたいと思っていたお店です。うなぎの末よしさんです。場所は、天文館本通りから程近いところにあります。

なぜここへ行ってみたかったのかと言いますと、この辺りに天文館ドームがあったらしいからです。

天文館というと鹿児島の繁華街なのですが、周辺には観測所らしきものはありません。では、なぜ天文館というのかというと、その昔ここには島津家が建てた明時館という建物がありまして、ここで天文観測を行っていたからです。明時館は後に天文館と呼ばれ、それがそのまま地名になったというわけです。

で、この辺りに天文観測用のドームがあったそうで、天文館に来たんだったらここへ行かなきゃな・・・というわけだったのです。

うな重にするかうな丼にするか迷ったのですが、うな重（竹）にしました。やってきたのは、2段ある重箱です。

ふたを開けると、鰻の蒲焼のお出ましです。でも、ご飯が入っていません。

ご飯は下の重に入っていました。つまり、ここはご飯の上に鰻の蒲焼が乗っているのがうな丼、ご飯と鰻の蒲焼が別々になっているのがうな重というわけです。鰻の量が少ないのがうな丼、多いのがうな重というお店もある中で、ジーン吉本的には鰻とご飯が一緒か別々かで区別している方が納得できる感じですね。

もちろんお味はサイコーでした。炭火焼きの鰻がいいですねぇ。ただ、鰻のたれがかかったご飯が食べたくなるんですね。

「だったら、うな丼を頼めばよかったじゃん。」

まあそうなんですけどね。

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