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内房線の車窓からこの建物が見えるたびに
「一体これは何なんだろう？」
・・・と気になっていたのですが、この度やっと訪れることができました。漁師料理かなやさんです。
その名の通り、お魚をたっぷりいただけるお食事処なのですが、天然温泉海辺の湯という日帰り入浴施設と、宿泊施設を併設しています。
場所は、JR内房線の浜金谷駅と竹岡駅のほぼ中間にあります。どちらの駅からも2kmを超える道のりで、歩くと30分以上かかるので、素直に車で行った方がいいでしょう。車だと富津金谷インターから2～3分ぐらいです。
まずは、天然温泉海辺の湯さんから行きます。建物は3階建てで、1階がお土産物の物販店、2階が大浴場と軽食コーナー兼休憩室とキッズコーナー、3階が宿泊施設と大広間になっています。
営業時間は平日10:00～20:30、休日9:00～21:00です。入浴料は平日で大人850円、小学生400円、幼児250円。休日で大人950円、小学生450円、幼児250円です。JAF会員は割引があります。フェイスタオルの販売と、バスタオル・館内着のレンタルは別料金です。リンスインシャンプーとボディソープは備え付けのものがあります。
フロントは2階なので、階段かエレベーターで2階に上がります。まずは履物を脱いで、下駄箱に入れます。下駄箱は100円リターン式です。次に、フロントの前に券売機があるので、入館券を買います。下駄箱の鍵と入館券をフロントに渡して、引き換えにロッカーの鍵を受け取ります。帰るときは、ロッカーの鍵と引き換えに下駄箱の鍵をもらう仕組みです。
大浴場は、内湯がおよそ10人は入れそうなぐらい大きな湯舟に、電気風呂、サウナ、水風呂。それに露天風呂があります。大浴場は海向きになっていて、東京湾が一望できます。内房なので、対岸に神奈川県が見えます。（恐らく横須賀辺りか）
内湯・露天風呂共に天然温泉です。お湯はナトリウム・カルシウム－硫酸塩・炭酸水素塩冷鉱泉で、茶色い色をしています。ジーン吉本の体感温度的には、内湯・露天風呂共に約40℃、サウナが約90℃、水風呂が約20℃ぐらいでした。
まずは、内湯に入ります。内湯もガラス張りなので、海が見えます。茶色いお湯は首都圏の温泉ではよくあるのですが、塩気を感じないお湯です。ただし、湯舟にはしっかり湯の花が付いていまして、なるほどいいお湯です。
続いて、サウナに入ります。ぎゅうぎゅうになるまで入ると8～9人は入れそうなのですが、新型コロナの影響で人数が制限されていました。水風呂に入って、露天エリアで休憩します。長椅子が置いてあったので、ここで休憩します。背もたれがないのでゆっくり座れないのが残念なのですが、椅子に座って休憩できるうえ、休憩しながら海が見れるのでよしとします。
休憩した後で、露天風呂に入ります。さすがに湯舟にどっぷりと浸かると海は見えません。湯舟の中の段差に腰掛けると、ちょうど海が見える感じです。
露天風呂に入った後、サウナ→休憩→露天風呂と入って、内湯をよーく見ると、電気風呂があることに気づきます。ジーン吉本的には、電気風呂がある施設はポイントが高いです。サウナ→休憩の後、電気風呂に入ります。
電気風呂は内湯の湯舟の端っこにありまして（・・・ということは、電気風呂も天然温泉）、2人入れるようになっています。電気風呂の威力は弱め。2つの電極の間に座ると全然効かず。なので、横向きに座って、腰を電極に近づけるとちょうどいい感じになりました。
タオルのレンタルが付いていない施設にしてはやや高いかなと思ったのですが、露天風呂から東京湾の絶景が見れて、しかもいいお湯に入れたので、ジーン吉本的には満足でした。ここだったらわざわざ足を運んででも行く価値ありです。
お風呂を上がった後、お昼ご飯にします。ここでお隣の建物、漁師料理かなやさんに行きます。メニューも色々ありまして、海鮮丼や天丼、お寿司、お刺身、浜焼きもあるのですが、金谷の名物と言えばアジフライでしょう・・・ところが、アジフライが残念ながら売り切れ。そこで、大アジフライ定食を頼んだのですが・・・
なんと、鯵がお頭付きで出てきました。しかも、船盛りに載って出てきました。ジーン吉本も、お頭付きのアジフライを見たのは初めてです。
こちらが、アジフライです。大アジフライの名の通り、かなりデカいです。普通の一口カツよりも、更に一回り大きい感じです。恐らく鯵自体が普通の鰺よりもデカいのでしょう。
アジフライはお好みで普通のソースかタルタルソース、辛子を付けていただきます。衣がサクサク、中はフワフワで絶品！ さすが金谷と言いますか、アジフライがこれだけおいしいとは思ってもみませんでした。
ぼんやりと海を見ていたら、船が見えました。
久里浜－金谷を結ぶ、東京湾フェリーでした。金谷港に向けて航行中です。
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