日帰り入浴レビュー:箱根湯本温泉 天成園

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箱根湯本 穴子の天ぷら
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ここへ行くのは超久しぶりだったりします。箱根湯本温泉 天成園です。箱根登山鉄道の箱根湯本駅から歩いて15分ぐらい、歩くのが速いジーン吉本が歩いて10分ぐらいのところにあります。

箱根湯本温泉 天成園 建物全景

こちら、元々は温泉旅館だったのですが、万葉倶楽部の傘下に入ってからは日帰り温泉施設併設の温泉旅館となりました。この記事では、日帰り温泉として利用した時の記事を書きたいと思います。

営業時間は10:00~翌9:00です。入館料は、大人2,730円(入湯税50円別)、小学生1,320円、幼児(3歳以上)990円です。深夜0:00~4:59に滞在した場合、深夜割増料金として大人1,650円、小学生9と幼児(3歳以上)990円が加算されます。料金には、レンタルの浴衣とタオルが含まれます。また、シャンプーとボディソープは備え付けのものがあります。

万葉倶楽部の会員は万葉プレミアム倶楽部会員料金で、JAF会員はJAF優待料金が適用されます。ちなみに、ジーン吉本は万葉プレミアム倶楽部会員だったので、2,230円(入湯税50円別)で入れました。もちろん、万葉倶楽部のポイントも加算されました。

玄関を入ったところで靴を脱ぎ、下駄箱へ入れます。次に、日帰り入浴のフロントで下駄箱の鍵を渡し、受付を済ませた後、ロッカーの鍵を受け取ります。続いて、フロントの後ろに浴衣があるので、自分の好きな浴衣と帯を持って行きます。(帯を持って行くのを忘れないように気を付けましょう)

大浴場は、男性が7階、女性が6階です。ただし、2024年3月7日~11月末までは館内改修工事のため、男性が6階、女性が7階です。

脱衣場のロッカーは、鍵に書いてある番号の物を使用します。バスタオルとフェイスタオルは、脱衣場に置いてあるものを使用します。タオルの持ち帰りはできなくなりました。フェイスタオルのくたびれ具合から想像するに、フェイスタオルは天成園で洗って何度も再利用しているみたいです。

帰るときは、フロントで料金を精算すると、下駄箱の鍵がもらえます。支払いは、現金とクレジットカード、一部QRコード払いが使えます。

6階大浴場は、内湯が広ーい湯舟が山側に1つ、川側に1つ。これ以外に、ドライサウナとスチームサウナ、水風呂があります。また、山側(だったかな)の湯舟の一部は、ジェットバスになっています。露天風呂は、屋根の下に小さめの湯舟が1つ、広ーい湯舟が浅めのが1つ、深めのが1つ。それに、屋根付きの石風呂が2つあります。また、浅めの湯舟の一部は寝湯になっています。

お湯はアルカリ性単純温泉で、無色透明のお湯です。石風呂が源泉かけ流しで、それ以外は循環ろ過です。ジーン吉本の体感温度的には、サウナが約90℃、水風呂が約20℃、それ以外が約41℃でした。これだけ色々湯舟があるなら、1つだけぬる湯になっているとか、1つだけ高濃度炭酸泉になっているとかでもいいのでは・・・と思うのですが、石風呂と水風呂を除いて、全部同じお湯みたいです。

まずは、内湯に入ります。湯舟がとにかく広くて、頑張れば15~16人ぐらい近く入れるんじゃないかと思います。こんな広い湯船が、全部で4つもあるんですからね。

続いて、ドライサウナに入ります。ドライサウナはやや小さめ。10人入るときゅうきゅうです。テレビがあるので、テレビを見ながら入っていました。ドライサウナの後、水風呂に入ります。水風呂は冷たさマイルド。やや温めになっています。

水風呂の後、休憩します。露天エリアにととのいイス(公式サイトではこう呼んでいます)がありまして、足を伸ばしてお昼寝できます。露天エリアはとても広くて、しかも壁が低めで景色がよく見えるので、開放感抜群です。さすが、天空大露天風呂と呼んでいるだけのことはあります。

休憩した後、石風呂に入ります。石風呂とは、たらい風呂を大きくした感じの丸いお風呂で、木ではなく石でできています。ここだけ源泉かけ流しらしいのですが、違いの判らないジーン吉本は、他のお風呂との違いがよく分からなかったりします。

この後、ドライサウナ→水風呂→休憩→露天風呂→ドライサウナ→水風呂→休憩→寝湯に入りました。やはりこれだけ湯舟があるなら、湯舟によって湯温を変えて、ぬる湯とかあつ湯とかを作って欲しいです。または、高濃度炭酸泉が欲しいです。

刺身三点盛り合わせ 箱根湯本温泉 天成園にて

2階にお食事処がありまして、ここで飲むことにします。

最初に頼んだのが、お刺身3点盛。マグロ・かんぱち・金目鯛の3種盛りです。お味は良かったのですが、お値段が1,900円とお高かったのと、切り身が小さくて、金目鯛に至っては薄っぺらかったのが少々いただけない感じでした。

穴子の天ぷら 上から撮影 箱根湯本温泉 天成園にて

続いて、穴子の天ぷらを注文。万葉プレミアム倶楽部会員です。なので、注文するときに・・・

「会員証を見せてください」

・・・と言われたのですが、会員証は持ち歩いていなかったので。ロッカーキーを見せて、「入館した時にフロントで見せましたけど、それじゃダメなんですか?」と聞いたら、ちゃんと注文できました。

穴子の天ぷら 横から撮影 箱根湯本温泉 天成園にて

横から見ると、こんな感じ。穴子を丸ごと一本、天ぷらになって出てきました。塩かわさびでいただきます。あと、天丼の丼つゆと思われるものが付いていまして、これに浸けて食べてみたのですが、結局これが何なのかわかりませんでした。

天ぷらは揚げたてで、衣はサクサク、身はフワフワでうまかったですよ。欲を言えば、だしと大根おろしが欲しかったですね。

山盛りフライドポテト 上から撮影 箱根湯本温泉 天成園にて

続いて、山盛りフライドポテトを注文。名前からして大量のポテトフライが来そうだったので、果たして食べきれるか不安だったのですが、大丈夫でした。

山盛りフライドポテト 横から撮影 箱根湯本温泉 天成園にて

入れ物が小さめで、しかも下の方がすぼんでいたため、確かに山盛りではあるのですが、分量はそれほど多くありませんでした。ポテトは至ってフツーでして、ジーン吉本の舌だったらマックフライポテトの方がおいしく感じるかも知れません。(ジーン吉本の舌に問題ありかもしれませんが)

箱根湯本温泉 天成園 ドッグラン

ここは飼い犬と一緒に行けるよう、立体駐車場にわんわんハウスがありまして、ここにワンちゃんを入れるケージがあります。また、ドッグランもあります。ドッグランは、飼い主とワンちゃんが一緒に入退場する必要があります。(つまり、ワンちゃんをドッグランに放置できない)

館内(日帰り温泉で利用できるエリア)は1階がフロントと喫茶、お土産コーナー、ゲームコーナー。2階がお食事処。3階が休憩処とボディケア。6階が貸切風呂。6階と7階が大浴場となっています。飲みの後は、3階の休憩処で休憩します。ここにはリクライナーが置いてありまして、ゆっくりお昼寝できます。これは万葉俱楽部の日帰り温泉施設と同様なのですが、休憩処はやや狭いと感じました。

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箱根湯本温泉 天成園

ジーン吉本的には、ぜひ万葉俱楽部でもやって欲しいことが色々ありました。まずは(これが普通だと思うのですが)、玄関で靴を脱いだら、すぐ傍に下駄箱がある。大抵の万葉倶楽部では、靴を脱いだら靴袋に入れて、脱衣場のロッカーに入れるところが多いのですが、はっきり言って面倒です。次に、お食事処のメニュー。万葉俱楽部のメニューって、なぜか知らないのですがお刺身がないところがあるんですね。しかも、チーズがけフライドポテトはあるのに、普通のフライドポテトがなかったりするんです。

実は箱根湯本の手前、小田原にも万葉の湯 小田原お堀端がありまして。箱根登山鉄道に乗って箱根湯本に行ってまで、天成園に行く価値はあるのですかという疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、ジーン吉本的には行く価値は十分あると思います。まず、天空露天風呂が素晴らしいです。また、いい意味で普通の日帰り温泉施設に近いです。更に(温泉旅館なので当然ですが)、お泊りできる客室がいっぱいあります。この客室、空いていればデイユースもできるそうです。

日常を忘れて、ゆったりのんびり過ごすことができる、素晴らしい施設であることは間違いないです。ジーン吉本的には、十分お勧めできます。

箱根登山鉄道線 箱根湯本駅 駅舎

番外編
箱根登山鉄道の箱根湯本駅です・・・が、小田原箱根湯本間は小田急の列車ばかりが走っていまして。小田急の路線だと勘違いされても仕方がない状態だったりします。

箱根登山鉄道線 30000系 特急ロマンスカー EXE 前面

番外編
小田急の特急ロマンスカー EXEです。やはり箱根に行くなら特急ロマンスカーですね。




ぴえんのイラスト 女性
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